ロシア軍がウクライナへの本格侵攻を開始したことで、国際状況が流動的になるとして、先物市場に有事に対応する動きも見られましたが、それ程大きくは動か無い様で、金価格は1900ドル/オンス台前半、原油価格も90ドル/バレル台前半で治まっている様です。
短期的な情勢のみならず、国際連携に基づく長期的な展望から考えて、ロシアの思惑通りにウクライナ掌握が上手く行かないと判断しているのでしょうか?
2月24日のニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物相場は、ロシアのウクライナ侵攻を受けて買われて続伸、4月物の清算値は1926.30ドル/オンス。
投資家のリスク回避姿勢が台頭し、米株式は大幅安となり、安全資産とされる金に買いが集まり、相場は一時1976ドル台まで急伸、利益確定の売りが出て、上げ幅を縮小した
同日のニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場は、エネルギー商品の供給逼迫懸念が増大し、続伸した。米国産標準油WTIの4月物の清算値は92.81ドル/バレル、5月物は90.94ドル/バレルだった。
ロシアは世界第3位の産油国で、石油輸出では世界2位。ウクライナや黒海を経由して運ばれるロシア産原油(最大日量100万バレル)の供給が混乱し、市場の逼迫状況に拍車がかかるとの懸念が膨らみ、相場は早朝に一時100.54ドルまで上昇した。100ドルの大台は2014年7月末以来、約7年7ヶ月ぶり。
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Last updated
2022.02.25 08:27:54
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