テーマ:政治について(20228)
カテゴリ:Politics
旧ソ連(ロシア)は、第2次世界大戦で1000万人の死者を出しながらも、ドイツ侵略を打破して戦勝を治め、戦後の国際連合では、米英と並んで常任理事国となって平和守護者となりました。
仏国と中国は同じく常任理事国なのですが、仏国はドイツに占領され、中国は日本に蹂躙されていますので、戦勝国とは言えないのですが・・ しかしながら、ソ連崩壊後のロシアは豊富な石油、天然ガス、石炭、貴金属資源を有し、世界有数の穀物生産・輸出国でもあるのですが、経済の大きさの指標となる国内総生産(GDP)で世界第10位、購買力平価換算では世界第6位と低落することになりました。 プーチンの野望は、旧ソ連を復活して、米国に並ぶ国力を獲得することにあり、ソ連下で共和国であったウクライナは、先ず手始めに自国領土に組み入れる必要があり、その後はバルト3国、フィンランドを属国化される予定だったのでしょう! 特にNATO加盟を目論んだウクライナは許すことなく、数日で蹂躙する積りだったのですが、ウクライナは米欧およびNATOから大量の武器支援を受け、強力な抵抗に直面することになりました。 これで、ロシアは侵略者の汚名を着せられることになり、戦局は予断を許さないことになり、国内的には情報統制もあって高い支持率を誇っていますが、結局は侵略は成功せず、撤退することになりそうです。 ロシアによるウクライナ侵略の開始から1年となった24日に中国が双方に譲歩を通じた停戦の実現を求める文書を発表したことについて、露外務省は同日、「ロシアは政治的・外交的手段での軍事作戦の目的達成にオープンだ」とし、その為には米欧諸国によるウクライナへの兵器供与の停止や、ロシアが一方的に併合を宣言したウクライナ4州などの「帰属変更」をウクライナが認めることが前提となると主張した。 いずれもウクライナには容認できない内容で、ロシアは事実上、中国が提案した譲歩に応じず、軍事作戦を続ける方針を示した形。 双方は現在、戦場で勝利して相手に譲歩を迫る構えで、戦局の大勢が決しない限り、停戦交渉は開始されないとの観測が強い。 一方、ウクライナのシュミハリ首相は24日、北大西洋条約機構(NATO)加盟国のポーランドからドイツ製主力戦車「レオパルト2」4両が引き渡されたと発表した。米欧が供与を決定した主力戦車の実際の引き渡しは初めて。 ポーランドのモラウィエツキ首相は同日、ウクライナの首都キーウを訪問し、ゼレンスキー大統領と会談、「ロシアに勝利するまで支援を続ける」と表明した。 ウクライナは、独製の旧式主力戦車「レオパルト1」を含め、150~300両規模の戦車が米欧から供与されると想定。複数の戦車大隊を編成し、将来的な反攻の原動力とする構想を示している。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023.02.25 12:28:24
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