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わたしのNOT TOO LATE チェロ日記

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2006年07月04日
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カテゴリ:カテゴリ未分類
 弓に張ってある馬の尻尾を顕微鏡で見たことはないが、人間の毛髪と同じように表面はたんぱく質の層によりうろこ状になっていると推測できる。
 これによる引っかかりで弦を振動させるように感じるが、実際は毛替えのあと、松脂を塗る前に弾いてみても音が出ないことから、そうでないことはすぐに分かる。
 結局は松脂の粘りつきで弦を振動させているわけだ。
静止状態の弦に弓を置いて弾きはじめるときには、まず弓が弦に接着し弓の動きにあるところまで一緒についていったあと、張力が接着力に勝るようになった時点で接着がはがれ、弦は元の位置にもどる過程で最初の振動を得ることになる。

弦に接触したまま動いている弓は、弦の振動を減衰させる作用も同時に有しているはずなのだが、揺れて戻ってきた弦が再度弓と接着し、また離れ、ということを繰り返すことで弦は弓と接触しながらも振動を続けているはずである。
規則正しい弦の振動、すなわち美しい音は、この接着と離脱がきわめて規則正しく行なわれるときに発生するのだろうと推測するのだが、そのような状況を生み出すためには弓の運びだけでなく、毛とそれに塗ってある松脂のコンディションもさぞかし大切なのだと想像する。

それにしては普段の弓の管理は、松脂のつけ方を含めていかにもいい加減であるように思う。これが理想的な状態に近づけば、私の出す音も格段にきれいになる可能性もあるのではないか?
たとえばスキーでは、雪のコンディションに応じて専門家(waxマン)がワックスを工夫し、ピカピカの滑走面を仕上げて試合に臨む。
弦楽器の弓にも本当はそういう専門家(マツヤニ屋さん、Rosinマン、老人?)が居てくれてもいいような気がする。
もっとも私が知らないだけで、超一流の演奏家はそういうスタッフを抱えているのかもしれないが・・・。






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最終更新日  2006年07月05日 01時31分34秒
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