プロジェリアという難病
早く寝ようと思っていたものの、そういえばニュース見てなかったかとフジテレビにチャンネルを合わせてみた。するととても小さな少女が家の庭に張ったテントに入って、友達とキャンプのルールを作成している場面が写っていた。彼女の名前はアシュリー。そのときたしか12歳。中学生になったら・・・という不安と希望を友達と語り合っているところだった。12歳というと日本で言う小学校6年生か中学校の1年生くらい。わたしは小柄だったので、中学に入学当初、138cmでクラスで一番チビだった。でもアシュリーはそれより格段に小さい。6,7歳の子供と変わらないだろう。何より、腕や足、それに頭髪がほとんどない頭に浮き上がる血管や張りのない皮膚の様子が彼女の難病を一目瞭然にしていた。プロジェリアというのは800万人にひとり発症し、普通の人の10倍の早さで老いていく難病で、その患者の平均寿命は13歳と言われているそうだ。子供の頃、自分の身内の死に直面することはありがちな事実だ。けれど彼女はともに同じ病と闘ってきたとても大事な友人を亡くす。年頃の少女にとっては乗り越えるのが厳しすぎる現実に直面しながらも懸命に生きる姿・自分を重ね合わせて下半身が動かなくなったペットの世話をするアシュリーの姿に少し打ちのめされた気分になった。肉体的にはわたしたちよりも劣っている彼女の精神面は、もしかしたらわたしよりもずっと健康なのではないか、とさえ思ったのだ。いろんな意味で自分に反省。明日が出勤でブルー、と書こうと思っていた自分がなんだかあほらしくなってきた。今を懸命に生きるというのは大事なことなんだ。月並みな言い方しかできませんが、彼女が1分でも納得できる人生を長く生きられることを願います。***「暑さ寒さも彼岸まで」とはよく言ったものです。今日は朝からびゅーびゅーと強風が吹きつける一日でしたが、昼間はそれなりに気温が高かったと思います。が、夕方からぐっと冷え込みました。部屋の中でも生足だしていては寒いくらい。秋の訪れですね。実家の納屋周りにもちゃんと彼岸花が咲いていました。えらいねぇ。いつもきちんと暦どおりで。***てなことを言ってると今週末には月末もやってきます。本当に月日の過ぎるのは早い。万博もとうとう閉幕。姪はちゃんと帰ってこれたでしょうか?明日メールしてみよっと。