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2022年05月20日
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カテゴリ:カテゴリ未分類
自分より年の若い元同僚の訃報を聞くのは、衝撃だ。

まして、一つ違い、密度の濃い上下関係だったこともあって、辛い。

退職からわずか2年での訃報だ。

極秘の闘病生活で、それも辛かった。

4月に、ふとしたことから事実を知り、病状を聞いた時は、もう死を待つばかりだった。

再発した癌の末期で、奥さんも、治療の苦しみから解放してあげたいと思っていたようだった。

原発部位は大腸だったが、取り切れない病巣があったのか、リンパ郭清が不十分だったのか。

初めて一緒に仕事をしたときは38歳だった。やんちゃ盛りの頃だった。3年間。

次に一緒に仕事をしたときはもう50代半ば。2年間。

いつも彼が直属の上司だった。席も間近だったし、あれこれあった。

「まかせた」「たのむで」「あかんて」「わかった」このくらいの言葉で、仕事ができた。

私は「はい」「すんません」「おわりました」くらいの返事だった気がする。


色々と波乱万丈な人生を送り、

結果的に、前の婚姻中に好きだった女性と再婚して、看取ってもらったようだ。

その間のことが有り過ぎて、奥さんはひっそりと家族葬にしたのかもしれない。

公表していたら、すごい弔問があって、奥さんが耐えられなかったように思う。

でも、公人としての立場で色々な人の世話をしていたので、

退職後ではあったが、公表してほしかった。

そんな気持ちを持ちながら、最小限度の世話になり迷惑をかけた若い衆(かつての)に声をかけた。

昨日の通夜の読経の後を見計らって、ちょっとだけ弔問したらしい。


看病に専念するために、再婚していた奥さんが公職を去ってから、わずか45日ほどだ。

とは言え、コロナ禍では、入院先への付き添いも見舞いも難しかったことを思えば、

ちょっと、一段落した時期で、良かったのかもしれない。

前の奥さんとの子等はもう成人していて、今の奥さんとの間に子は無い。

しかし、胃瘻で特養に入って寝た切りのお母さんが遺されている。


前に、同僚が白血病で10年闘病して、センター試験の直前、在職死した時、

今回亡くなった元同僚が、自宅に、死の床を見舞っていた。

もう、在宅で、寝たきり、死を待つばかりの時だった。思い出される。

それから10年ほどで、彼の訃報に接するなんて、思いもしなかった。

だって、その間に2度目の職場でのチームを組んでいたのだし。。。

60歳、退職直後に死ぬなよな。

一度も年金をもらわずに。

退職して無職になっている奥さんは遺族年金をもらうらしい。

遺産の分割とか、円滑に進むようにせめて祈っている。


今週は、色々あって、気が滅入る週末だ。


来週忙しくなるから、週末切り替えて、月曜日を迎えたい。





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最終更新日  2022年05月20日 22時51分52秒
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