カテゴリ:実験・研究
いつぞやかの日記にも書きましたが、僕の所属している研究チームに10月から韓国人のポスドクの方が来られています。 研究テーマとなる対象疾患が僕と同じなので、必然的に毎日のように相談を受けたり、discussionをしたりするのですが、当然会話はすべて英語です。 おかげさまで、僕自身の英語力も日に日に上がっているような気がしております。 そんな中、本日一緒にマウスへの移植実験を行ったのですが、その際、術前に毛ぞりをするための「バリカン」についての話題になりました。 英語では”hair clipper”となるのですが、何でも韓国でもこの器械のことを"バリカン"と言うらしく、彼女自身は”バリカン”は日本語だと思っていた、と。 すごく気になったので、早速ウィキペディアで調べてみました。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%83%AA%E3%82%AB%E3%83%B3 その語源は長らく不明だったらしいですが、1883年(明治16年)にフランス駐在の外交官であった長田桂太郎によって日本に初めて持ち込まれた物が、フランスのBarriquand et Marre(バリカン・エ・マール製作所)製だったことにちなむと確認した、と。 なるほど、要はフランス語なのですね。 そして、その後にあった下記の記載を見て複雑な感情を抱いてしまいました。 ”旧日本領である韓国でも「バリカン」と呼ばれている。” お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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