カテゴリ:美術・博物・展示
今日は、午前中は、ベランダの掃除をしたり、テレビを見たりして過ごし、午後は、尼崎総合文化センター美術ホールで開催されている「尼崎アートフェスティバル2014」を見に行った。その後、同じ会場にある「白髪一雄記念室」で開催されている「白髪一雄と具体展2」を見た。
尼崎アートフェスティバル2014」は、関西を中心に活躍する作家76人の作品を展示したもので、今年3回目となるそうだ。絵画、彫刻をはじめいろいろなジャンルのアート作品が目白押しで、楽しい催しになっていた。各作者が自分でコメントを書いているので、見どころがよくわかりいい展覧会になっていた。針金の造形、絵から飛び出す彫刻、生きた植物(苔)を用いたものなどがいいと思った。 従来の水彩、油彩、パステル画以外に、最近ではパソコンで描きインクジェットプリンターでプリントした作品も多く見かけられた。 画像は、パンフレット、入場券などより。 ![]() 「白髪一雄記念室」は美術ホールの中にある。尼崎が産んだ特異な抽象画家=白髪一雄(1924-2008)の作品90点をはじめ資料4000点を所蔵する。今回の展覧会「白髪一雄と具体展IIは、その内から「天富星撲天雕」など10数点を展示したもの。天井から吊るしたロープにつかまり、床に広げたキャンバスの上に足で描くフットペインティングを編み出した。作品は力強い絵になるとして高い評価を受けた。「具体」は吉原治良をリーダーとする前衛芸術グループで、白髪はその中心メンバーとして17年間活躍した。 展示されていた作品は、上記のほか「無題」1965、「五大尊」1971など。 画像は、記念室のパンフレットより。白髪氏写真、「天富星撲天雕」1963、制作に使われたロープ、画材、記念室入口、パンフレット表紙、制作中の白髪。 ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.08.21 16:24:56
コメント(0) | コメントを書く
[美術・博物・展示] カテゴリの最新記事
|
|