|
カテゴリ:教育のあり方を考える
私が心の底から嫌いなものは、「管理教育」です。 子どものころ、父親の趣味で ボーイスカウトに突っ込まれたことが基底にあると思います。 小1-4の担任のおばさんが「ひいき教師」、小5-6の担任が「体罰教師」だったこともあります。 子どもが多かった時代の過激な受験競争というのもあります。 とにかく、「管理教育」は、理論上からも、身に染み付いた経験からも“全否定”します。
さて、今年度赴任した大学は、大学の癖に「管理教育」をしておりました。 大学というより「長田スクール」と言った方が、適切でしょう。 入学式で日の丸・君が代をくらい、ゲットと思いましたが、そんなのは序の口です。 そのあと入学式の場なのにもかかわらず、理事長兼学長(即ち独裁者)は壇上に一人一人入学生を上げ、頭髪服装検査をしました。 来賓扱いのたいしたことのない企業の人事担当に、「この学生は採用するか」などと大声で言い、その担当者は腕でばつをだすなんてことまでやらかしてました。 事務局長が「オアシス運動ご唱和願います」と号令をかけると、教員も学生も「おはようございます」「ありがとうございます」と大声で叫ばされ、最敬礼をさせられます。 服装は学生も教員もビジネススーツ(リクルートスーツ)を強要されます。
こんな風にして唯一のセールスポイントの就職実績98%をでっちあげていますが、就職後やめる卒業生がものすごい多いのです。 とくかく企業に突っ込んじゃうわけですからそうなるのは、あたりまえです。
極めつけは理事長兼学長(独裁者)の趣味と実益で、防衛庁・自衛隊の出身者を事務職員として大量に雇用しています。 なんとこともあろうか人事部長が防衛庁OBです。
さてさて、入学式の後、ご丁寧にも歓迎会的なことをやっていただきましたが、すっかり悪酔いし、あたりかまわず議論を吹っかけ、しまいにけんか。 翌日退職願を叩きつけると言う段取りとなりました。 入る前まで、何も知らされていないもんな。詐欺か、、、、。 まあこれで、無所属市民。はあ、すっきりした。 また、武勇伝を作ってしまったな。
少子化の中、規制緩和の中、相当危ない中身の私学がありますから、ご注意ください。
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[教育のあり方を考える] カテゴリの最新記事
|