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カテゴリ:子ども・子育て・家族
近年、「モンスター」という用語法が無造作に用いられる傾向がある。
その中でも、最も頻繁に用いられるのが「モンスター・ペアレント」であろう。 マスコミや、責任ない一般市民がこの用語を用いることにとやかくいうつもりはない。 しかしながら、学校教育関係者や、ましてや相談関係者がこの用語を使うことは、極めて 憂慮すべき事態である。 関係性は常に相互的である。一方が関係性を断てば、関係性は断絶する。 職業的に関係性の維持・継続・発展を求められる職者が、一方的なラべリングによって、 関係性を断つことは、ほとんど業務放棄に近い。 人を、「モンスター」呼ばわりすることは、徹底的に関係性を断絶させる。 言葉には、意味があるのである。慎重に用いられたい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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