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カテゴリ:イリノイツアー2013
アリゾナに戻って2日目。昨日は一日中ゆっくり本を読んでいたのですが夜から原因不明のめまい。24時間経って疲れが出る、こういうのを歳っていうんですか!?
私は今日は何やってるかっていうとですね、ディズニーワールドの旅の下調べです。なんとなく今回の旅の不完全燃焼を感じていて、ちょっと燃やしてこなくてはと思っているわけです。
イリノイの旅はもちろんフェスティバルが目的だったわけですが、なにせ音楽しか知らないオッサン二人が旅の友だったわけですので、楽しそうな場所が沢山あったのにわき目もふらずに行って帰ってきただけでした。シックスフラッグス遊園地を通り過ぎた時は8歳に戻って地団駄踏んで泣き叫びたい気持ちでした。カジノやアンティークモールも沢山看板が出てたのにどっこも行かない。レストランだって5分も町に入ればそこにしかないような店があるはずですが、幹線沿いのアメリカ中どっこでもあるようなデニーズだのオリーブガーデンだのアップルビーだのマックだのサブウェイだのしか行かない。
つ・ま・ら・ん!
イリノイに着いて逃げるように一人で動物園へ行ったのもそんなフラストレーションが静かに爆発したからでした。大正解で、にこにこしながらホテルに戻りましたが。
ブライアンはしょっちゅう何かを紛失して半日イライラしてました(あとでラルフの荷物から見つかった物も。何も考えないで彼のスーツケースに入れていたらしい。ありえない!)。
ブライアンのわがままなお姫様のようなエピソードですが、1日早く目的地のイリノイ・ディケーターのホテルに着いた夜の事。地元のブルースソサエティーの会長がフェスティバルの前日と当日の2日間予約してくれたはずなのですが、彼の勘違いで1日早くずれて予約されてしまっていました。つまりフェスティバルの当日の朝にチェックアウトという事態に。イベントが沢山あったその週末は予約で一杯、もう1日の延長は無理でした。
多分この辺のホテルは全部一杯でしょうと言われ、例え他のホテルが見つかっても一番気の張るフェスティバルの当日に荷物抱えてお引越しという事態にブライアンはパニック。(私はそんな事屁でもないと思いましたが)。
しかも次の日の夜にこのギグを取ってくれた大事なおばさまと会食の予定だったので、今他のホテルに行ってもまた戻ってこなければならないとパニック(町はずれだとしてもたかが15分くらいのドライブなのに)。とにかく今夜は部屋に入って、他のホテルが空いてるか調べようという事に。
適当にペットOKの所に電話したら、部屋ありますよ~と簡単に言われて気が抜けました。あのフロントのばばあ、適当な事言うなドアホ!次の日から予約を入れました。めでたしめでたし。
といかないのがうちの面倒くさいブライアンさん。
「せっかく着いてゆっくりしたいのにチェックアウトは11時でまた荷物をまとめて次のホテルか(まとめるの私なんですけど)。夜はまた食事しに戻ってこなきゃいけないのか。決めた、
この部屋を予定通りもう1日とって、同時にさっきの予約もとっておく!」
つまり明日は(ラルフの部屋も含めて)2部屋ずつ払うって事ですね。
私だったらそんな事、年収一億円くらいになるまで考えもしません。
汚いボロ屋にすんでるミュージシャンは寝言でもこんな事言っちゃいけません。
つまり一時間早く起きるのが嫌なんでしょう??一分でもぐーたらしたいんでしょう?
そのために部屋代無駄にするなんて、とんでもないお姫様です。
時差が2時間あったのでツーソン時間で朝9時という事にはなりますが、早く寝ればいいのに4時過ぎまで寝れないそうです。こんな面倒くさい人、います!?
しかもそのホテルは私達にはちょっとお高いところだったんですけど、おばさまがいつも利用する所というのと、バンドの常宿だという理由だけでブライアンがじゃあここにしようと決めたのです。私はかえって間違えられてよかった、これで安い所に行って差額が浮くと思ってたのに…。
もうこいつとは一生旅をしたくない、と思いながら次のホテルの場所を調べたら、なんとここから一分!同じ敷地内のホテルでした。そういえば駐車場に入る前に庶民的なのがあったわ!
という偶然でブライアンも納得し、2部屋又をかけずに済みました。会食にもらくらく行けるしね。隠し財産でも無い限り、2度とこんなわがまま言うなよ!
ラルフはラルフでちょっと異常なぐらい喋る人で、CDをかけても曲やバンドの説明や感想を言うので沈黙が無い。一時間、二時間ならわかりますが、ず~~~~~~っとです。超世話好きな所もあり、スナックをすすめる、一時間ごとに席替えするかと聞く、音楽はどれがいいかと聞く、トイレは、ゴミは、ガソリンは...私達、大人なんすけど!!まぁ彼のどの過ぎたお世話好きはメンフィスの時にわかってた事なんですけどね。あの時は性格がまったく同じ奥さんが来てたので、ダブルでお世話責めでしたけどね。自分で
「喋りすぎたら言ってくれ」
って言うので自覚症状はあると思うんですけど、一週間顔を突き合せなきゃいけないのにそんな本当の事言ったら険悪になるのは分かってるのでいえません。寝たふりをしたり、無関心を装ったりしてるのに全然そんな無言の意思を汲み取れず、こっちがイライラすればするほど不安になって話しかけてくる。うき~~~~っとなります。
まぁ他人と旅をすれば誰でも少なからずフラストレーションはあるもので、ラルフなんか可愛いもんです。あからさまに怒りをあらわにする人や、ウェイトレスやホテル従業員などを見下すような態度の人も回りにいますがそんな人達との旅は苦痛だったことでしょう。
私は他の二人のどううつったのかわかりません。わがままも言わないし、余計な事は喋らないし、お金の管理(旅行は殆ど貯めたバンドのチップでまかなえた)もチェックインも面倒くさいことはすべて引き受けてたのですが…。
やっぱり旅は価値観のあう日本人(今まであわなかった人は殆どいませんが、父はなぜか高級志向でびっくりするくらい高いホテルをとったりします)と一緒か、一人旅が一番です。
ディズニーワールド、9月頃を予定してるのですが、検索してるうちに
「今行きたい!」
になってます。
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最終更新日
2013.05.24 18:12:46
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