神谷ちづ子・ついつい・一言

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  政府がマスク不用の指針を出したものの

  政府がマスク着用について、ようやく新たな指針を出しました。3月13日からの適用だそうです。 元々、義務でもなく、「推奨」のレベルだったわけだし、3月13日から、何かが変わるわけでもないのに・・とは思うものの、生真面目というのか、日本人は国のトップが何かしらの指針をだしてくれないと、いつまでもマスク着用から以前の生活に戻れなさそうなので、こういう指針発表は、いいのかな、とは思います。 雪が降って、昨日も一日、駅から人々が続々と出てくる映像があちこちで流れていましたが、全員がマスク姿で歩いているって、やはり異様な光景で、でもその絵柄を異様とも思えなくなっている今の日本自体が、異様なんだという気がしています。 私は、政府の通達通り、屋外ではマスクを外して歩いていますが、通りすがりの人から、必ずジロジロ非難がましい目で見られます。だって「屋外はマスク無しでいいんじゃないの」と言いたいのだけれど、相変わらずマスク絶対主義が、今の日本の世の中になっている。 しないより感染防止効果は、あるんでしょうけど、マスクのデメリットも、必ずあると思うんですね。地下鉄の駅を出てマスクを外すと、車が行き交う道路横でも「空気が美味しい」って生き返るような気がしますもの。マスクして階段を上ると、息が苦しいし。誰も言わないけれど、きっと体へのデメリットはあるんだと思いますよ。 で、話を戻すと、政府は前倒しで「卒業式は、生徒はマスクなしで」としながら、「でも、国歌斉唱や合唱するときはマスク着用」と呼びかけたんですね。 じゃあ、来賓も校長も、挨拶するときはマスクするんですか卒業生代表も、答辞を読むときにはマスク着用ですか・・ってなことでしょう 結局、みんなでつけたり外したりするわけ 昨年末の紅白歌合戦で、もの凄く違和感だったんですが、舞台上の人達は、皆、当然のようにマスク無し。客席前列の審査員もマスク無し。しかし、黙って見ている観客は、全員マスク着用で、NHKがそう要請したんでしょうけど、TVの画面を見ながら、ゼンゼン、科学的ではないよなぁ・・と思っていました。 政府の指針と逆じゃん。 巷で、あるいはTV界で行われている「感染対策」というのは、「科学的根拠に基づいて」ではゼンゼンない。どうも、「なんとなくこんな感じなら文句はでないのでは」という文系脳で、敷かれていますよね。 まあ、そういう社会だから、どうしようもないですが。 わずか3年ですっかり変わってしまった私達の生活。いくら政府が「マスク不用の指針」を出しても、今の感じじゃ、マスク無し社会に戻るには、まだまだ時間が掛かりそう。早く、もとの日常を取り戻したいものです。 

  2023.02.11

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  小田原城を訪ねてみませんか

  小田原城を観てきました。 興味があったわけではないんですが、伊豆に向かう途中だったし、「そういえば、小田原って行ったことない」と思い出したもので。長い人生の中で、一度も街中を訪れたことがないそういうことで、小田原城、行ってみようとなったのです。 小田原城といえば、三方を山に囲まれ、難攻不落、秀吉との「小田原合戦」が有名ですが、1417年に建立されてから、何度も何度も攻められ、城主も次々と代わり、元禄地震で壊れ、富士山の噴火で被災し、天明地震で天守閣が傾き、相州小田原地震でも壊れ、明治には御用邸になったこともあるものの、関東大震災でまた倒壊し・・と、災難だらけの歴史なんですね。 それでも、石垣を組み直し、復元を積み重ねてきたのでした。小田原市民の、努力の賜です。 そして今、市民や旅行者の憩いの場所として、かつ、垢抜けた「小田原城の歴史を知る」の場として、小田原市のシンボルとなっているんですね。 ほとんどオリジナルのものは残っていないのでしょうけれど、天守閣の最上階に上るまでに、城の歴史が丁寧に解説され、実に興味深い。天守閣からは、町の全貌が臨めます。山があり、湾が広がり、「小田原っていい町ねぇ」と思えてしまう。 結構、お金も掛けたのでしょうが、町興しの好例をみせてもらった印象でした。 一つ、残念だったのは、「アプリを入れれば音声ガイドが聞ける」と「アプリを入れれば入場料1割引」に釣られて入れたんですが、どう操作しても音声が聞けなかったスマホガイドのあるあるですが。 解説文を読むだけで十分ではありましたけどね。 そうそう、城周辺のお蕎麦屋さんがこれまた、とてもよかった その話はまた、今度。#小田原城 #小田原町おこし #小田原城の歴史

  2023.02.05

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  トイレ籠城は止めましょう！

  トイレ籠城というのだそうな。 つまり、トイレの個室に長いこと籠もって、なかなか出てこないこと。 ワイドショーでやっていましたが、数年前より「トイレ滞留時間」の平均が増えているのだそうです。以前は5分ぐらいだったのが今や6分以上になって。 誰がどう、測ったんですかね？でも、率直な感想として、「5分だって、長すぎない？」 以前からホント不思議で仕方がなかったのでありますよ。トイレで待っていて、いつまで経っても出てこない人っているじゃないですか。トイレの用なんて、入って下着を下ろして座って用を足して、流してまた下着を身につける、それだけ。あとは服をちょっと整える。場合によっては、数十秒で済む。 なのに、数十分入っている人までいるんですね。何をしているんねん　と不思議だったのですが、ワイドショーを見ていて、少し分かりました。どうやらスマホをいじっているらしい。LINEの返事送ったり。なんと、仮眠を取る人までいるのだとか。「最近のトイレはきれいで居心地がいいから、つい長居してしまうんでしょう」というのが、番組の結論でしたが、 いやいや、断固いいたいですね。トイレでスマホいじくるな 自分の家で、どんだけ籠もろうと「どうぞ、お好きに」ですが、駅のトイレとか、喫茶店とかデパートとか、公共のトイレは、あと列車内も・・すみやかに明け渡して欲しい。 そういう所のトイレを利用する時って、大体、急いでいたり、切羽詰まっているわけですよ。 本来の目的で、長居せざるを得ない場合はともかく、トイレは速やかに明け渡すべし 年々、トイレが近くなっている世代の切実なお願いです。  

  2023.01.26

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  かまぼこの不思議

  年末になると、いつも気になることがあります。普段使いの安かまぼこが一斉に店頭から消えて、1000円、2000円もする高級かまぼこばかりが、どうだとばかりに並ぶようになる。 日頃、朝食に一切れ、二切れ、300円前後のかまぼこを食べている私としては、ヒジョーに戸惑うんですよね。なんで、無くなっちゃうんだろう　と。 ネットで誰かが「そりゃあ、高いかまぼこが売れるんだから、安いのは並べないだろ」と書いていて、なあるほど　と一部納得したわけですが、でも、並んでいたら、安いの買いたい人いるよね・・とも思ってしまう。 そういうことで、年末は「かまぼこは買わない」で通しています。 分かりますよ、年に一度のお正月だから、上等なかまぼこを食べましょう、ということも、かまぼこは、使う材料によって、いくらでも高級になるし、安くもなるということも。 しかし、普段の朝ご飯に1000円、2000円のかまぼこ買っていたら、この諸物価上昇の厳しい中で、やっていけませんよ。 そういうことでお正月にはじっと食べずにいて、正月料理が店頭から無くなった頃、また買うことになってます。 さらに不思議なことには、あれだけ並んでいた高級かまぼこが、お正月明けると、きれいさっぱり店頭から無くなって、スーパーの棚にはまた、いつもの安手のかまぼこばかりが並んでいる。 あれら高級かまぼこ達はどこへ行ってしまったんでしょうとても全部、売れたとは思えないですしね。といって、正月明けに大安売りしていた記憶もない。冷凍して来年売ります、ってこともさすがにないだろうし。 かまぼこの不思議・・。 もっとも、それを言い出したら、クリスマスケーキの残りはどうなったの伊達巻きや黒豆の売れ残りは、どこ行ったのと気になりだして切りがない。 でも、ホント、どうなっているんでしょうね怖くて聞けない気もしますが・・。   

  2023.01.13

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  正月3日目に思うこと

  明けましておめでとうございます。お正月も3日目。元日、2日と息子家族と一緒に、京都風白味噌仕立てのお雑煮とお節をいただき、今朝は、テイシュと二人、最後のお屠蘇を飲み干し、あっさり澄まし仕立てのお雑煮とお節の残りを片付け・・。 いよいよ通常運転。三が日だから、当然今晩もお酒はいただきますが、やれやれ、と主婦は開放感です。 何年も前から、なんとかお正月準備の手を抜こうと、あれこれ考えておりました。年末年始、ドーンと旅行に行ってしまうという実に魅力的な案は、渋滞や電車の混雑や、旅館の高額料金を考えると、さすがに躊躇してしまう。近場のレストランに行くという案も、正月は食材もイマイチだし、メニューも限定的だし・・と諦め。 門松は立てなきゃならないし、お餅は手配しなくちゃならないし、やっぱりある程度の大掃除はやっておきたいし、食材は買い込まなくちゃいけないし・・。 唯一、見つけた手を抜ける方法が「お節料理を外注する」でありました。よって、我が家はここ3年、越谷のレストラン「ジラソウ」のお節料理です。シェフの中山君はホーチミン、リオデジャネイロ時代の公邸料理人で、素晴らしく腕のいい方なんですね。 彼が作るお節料理も絶品。31日にはるばる越谷まで受け取りに行かなくちゃなりませんが、それだけの価値は十分ある。お節料理って、作るのに手間が掛かる割には、残ってしまうものですが、彼のお節に限っては、毎年、きれいに完食です。 ワインに合うってのが、これまたよろしくて。昨晩は夫と二人、ワインと共に、お節の残りを堪能しました。・・とご紹介まで。 ところで、今回の紅白歌合戦。似たような、でも知らない女の子達が同じような衣装で、出演していて、どうなることかと思いましたが、終盤はよかったですね。最高だったのは、石川さゆりさんの天城越えと、桑田さん達の「時代遅れのロックンロール」あの時代の凄さというのは、永遠だと思いましたよ。・・とついでの余計な一言まで。   

  2023.01.03

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  正月3日目に思うこと

  明けましておめでとうございます。お正月も3日目。元日、2日と息子家族と一緒に、京都風白味噌仕立てのお雑煮とお節をいただき、今朝は、テイシュと二人、最後のお屠蘇を飲み干し、あっさり澄まし仕立てのお雑煮とお節の残りを片付け・・。いよいよ通常運転。三が日だから、当然今晩もお酒はいただきますが、やれやれ、と主婦は開放感です。何年も前から、なんとかお正月準備の手を抜こうと、あれこれ考えておりました。年末年始、ドーンと旅行に行ってしまうという実に魅力的な案は、渋滞や電車の混雑や、旅館の高額料金を考えると、さすがに躊躇してしまう。近場のレストランに行くという案も、正月は食材もイマイチだし、メニューも限定的だし・・と諦め。門松は立てなきゃならないし、お餅は手配しなくちゃならないし、やっぱりある程度の大掃除はやっておきたいし、食材は買い込まなくちゃいけないし・・。唯一、見つけた手を抜ける方法が「お節料理を外注する」でありました。よって、我が家はここ3年、越谷のレストラン「ジラソウ」のお節料理です。シェフの中山君はホーチミン、リオデジャネイロ時代の公邸料理人で、素晴らしい腕のいい方なんですね。彼の料理をメインの楽しみとして、公邸に来られる方のなんと多かったことか。彼が作るお節料理も絶品。31日にはるばる越谷まで受け取りに行かなくちゃなりませんが、それだけの価値は十分ある。お節料理って、作るのに手間が掛かる割には、残ってしまうものですが、中山君のお節に限っては、毎年、きれいに完食です。 蒸しアワビのガーリックバター風味、和牛肉の低温ローストビーフ、干し椎茸のうま煮フライ、鴨肉と豚肉のパテ、ジャガイモと牛タンの赤ワイン煮グラタン仕立て、干し柿入りクリームチーズ、黒豆のバニラ風味、フォアグラプリン、数の子と海老のサラダ・・等々29種類。ワインに合うってのが、これまたよろしくて。昨晩は夫と二人、ワインと共に、お節の残りを堪能しました。・・とご紹介させていだたきました。ところで、今回の紅白歌合戦。似たような、でも知らない女の子達が同じような衣装で、出演していて、どうなることかと思いましたが、終盤はよかったですね。最高だったのは、石川さゆりさんの天城越えと、桑田さん達の「時代遅れのロックンロール」あの時代の凄さというのは、揺るぎない思いましたよ。・・とついでの余計な一言まで。   

  2023.01.03

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  この機会に池袋を垢抜けた街に！

  池袋の「西武」がなくなって、「ヨドバシカメラ」が出店しそうな状況の中、豊島区の高野区長が反対の会見をしたことが、各局ワイドショーに取り上げられていました。 即ち、「高級ブランド店が入居する同本店の低層階に家電量販大手ヨドバシカメラが出店することは海外ブランドショップの撤退をもたらし、顧客や富裕層も離れ、築き上げてきた文化のまちの土壌が喪失する」恐れがあり、反対だと。 高野区長は西武側に区長名の嘆願書も提出したようでした。番組の作り方や、コメンテイターの発言は、概ね、「高級ブランドショップが1階になることが、文化の街ってわけじゃないでしょ」「ビックカメラやヤマダ電機があるのに、ヨドバシカメラだけ反対するのは不公平」というもので、ネットの反応も、「80代の高齢区長には、時代の流れが分からない」「池袋なんて、もともと猥雑な庶民の街だろうに」「一頃の秋葉原みたいな電気街になればいいじゃん」「どうせ高級品は買えないから量販店が増えた方が便利」・・等々冷たいもの。 そりゃあ、住んでないし、行くこともほぼない人達は好き勝手いうでしょうよ。 高野氏の言い方も良くなかったと思うんですね。ハイブランド店のことだけ、スポットが当たってしまった。区長としては「せっかくここまで築き上げてきた池袋のイメージ改革が台無しになる」とはいえませんものね。 私は、大学時代は茗荷谷に通っていて、その後、池袋から徒歩15分の目白台に15年住んで、今は豊島区の住人なので、池袋が、なんとも垢抜けない猥雑な街だったのをずっと見てきているし、今の区長が中心になって、なんとか家族連れがゆっくり寛げる穏やかでお洒落な街に変えようと努力しているのも見てきています。 ヨドバシカメラが来ることが悪いというのじゃないんですよね。豊島区の最中心部の池袋駅にある西武が、量販店になってしまう・・というそこに不安を感じているわけなんですよね。 区長だけではなく、多くの住民が同じような気持ちだと思います。 1階にエルメスやグッチがなくたっていいんですよ。でも、街をぶらぶら歩きながら、ウィンドーショッピングを楽しめる街であって欲しい。劇場や安心して入れる映画館や、お洒落なパン屋さんやレストランなんかがあって、お年寄りも子供達も、ちょっとときめく街であって欲しい。 そういうことなんですよ。ヨドバシカメラが西武に取って代わることによって、理想と反対方向の街になっていくのではないか・・という心配を区長もされたのだろうし、私ら住民も感じているわけですよ。 住みもしない、来ることもまずない芸能人が、無責任なことを言わないでよ・・と思いますよ。 デパートが衰退しているのは、分かります。確かに時代に合わなくなっているのかも知れない。でも、それが量販店に取って代わることが、正しい方向とは思えない。 ただ、西武デパートは半年ぐらい前から改装中なんです。買収話なんて、昨日今日、急に沸いた話じゃないだろうに、お金も手間暇も掛けて、各フロアをお洒落に変えつつある。 正直、どうなっているのと不思議です。大改装して、素敵なショッピング街にする・・という計画だったらいいのだけれど。 我々庶民には手も足も出ないことですけど、くれぐれも品のない街にだけは、しないでね　と願うばかりです。 

  2022.12.27

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  新幹線4時間ストップ事故に巻き込まれた件

  17－18日の土日、義母の一周忌で、息子家族共々、京都方面に行っておりました。葬儀の時、孫達は参加出来なかったので、せめて一周忌は、みんなでお墓参りしましょう、と息子は単身赴任中の札幌から飛行機で駆けつけ、我々は、孫二人と嫁さんと共に、民族大移動。 無事終えて、疲れたね。でも、あとは新幹線に乗るだけとほっとして京都駅に着いたら、なんと凄まじい人だかりで身動きも出来ない状態。 何事かと思ったら、午後1時ごろ、東海道新幹線の名古屋―豊橋間で停電が発生し、東京―新大阪間の上下線で運転を見合わせているのだと。ニュースになっていたようなので、大勢の方がご存じでしょうが、とにかく、その中に巻き込まれてしまったわけです。 復旧は当分かかる、という電光掲示板の文字だけで、じゃあ、いつ復旧するのか、そもそも復旧するのか、さっぱり分からない。乗客は皆、同じ思いですから、みどりの窓口には凄まじい行列。並んだって、どうにもならなかったわけですが、これが大衆心理なんですね。 どうすんのよ　と途方に暮れていたら、ようやく、16:30頃に復旧見込み、というアナウンスがあって、やれやれ、遅くなるけど、これで帰れそうだと、伊勢丹のレストラン街のカフェに避難していたら、なんと、我々6人が乗る予定の列車はキャンセルだという通知 随分前から押さえていた席を、当日になって突然、運休にするなんて、人非人のやることだよね。 しかし、怒っていても事態は進まない。嫁さんは「月曜の午後には、どうしても外せない仕事がある」という。息子は（東京まで一緒に戻って、月曜に札幌に戻る予定だったのですが）安売りチケットなんで、変更できない。という。でも、すでにくたびれ果てている9歳と4歳の孫も連れて、ギュウギュウの自由席（との想像しかできない）で立ちっぱなしは、かなり辛い。我々年寄りも、絶対、避けたいところ。じゃあ、我々と孫達弱者だけは、もう一泊するか、ということまで考えていたんですが・・、 たまたま、テイシュがEX予約専用カードを持ってきていた。たまたま、ネットで探して17:01京都駅発の席が全員分予約できたグリーン席ですが、それしかないから他に選択肢はない。博多駅発の新幹線で途中まですでに来ているので、さすがに取りやめにはならないだろう。 ということで、大出費をし、17:01発の予定が京都駅を出たのは18:50過ぎでしたが、なんとか、我々は東京に戻ることが出来たのでした その新幹線もジリジリ遅れ、東京駅に着いたのは21:25。疲労困憊、ヘトヘトになっての帰路でありました。 でも、あとからニュースを見るに、乗車中の列車に閉じ込められ、寒いしトイレにも苦労した人もいるし、とうとう乗れなかった人もいるのでしょうし。我が家のケースは、まだかなりマシなんでしょう。 こういうトラブルに巻き込まれてしみじみ思うんですが、事故でストップすることは、これは仕方がない。JR側も、復旧に最大限の努力をしてくれているのだとは信じます。 ただ、情報発信を、もう少しスマートに出来ないものか。事故当初、みどりの窓口に、長蛇の列が出来ていましたが、乗客予定のほぼ全員が知りたいことは、自分が乗る予定の列車は、遅れるにせよ、走るのかどうか、だと思うんですよね。 4時半に、復旧するのか、もっと遅れるのかは、作業次第だから、はっきりしないのは皆さん、理解してくれる。でも、待っていて、突然、運休にされたらたまったものではないですよ。 東京駅に着いたものの、精算所には、また長蛇の列でした。遅れに遅れたので特急料金が返金されるからなんですが、皆、くたびれ果てて、一分でも早く家に戻りたいのだから、こういう時は悠長に窓口で精算していないで、手書きの看板でいいから、情報を提示し、パッパッと遅滞証明の紙切れでも配れよ、といいたい。日を変えて、精算できるなら、どんなに助かることか。 素早い情報提示と、スムーズで柔軟な対応。これって、どんな時でも共通の大原則じゃないですかね。 まあ、JRの方々も、大変だったと思いますが、今一歩の工夫をお願いしたいところです。それと昨日、新幹線事故に巻き込まれた皆さま、お互い様でしたが、お疲れ様でした。  

  2022.12.19

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  年賀状終いが、大きな潮流にならないといい

  昨日朝の情報番組で「年賀状じまい」を取り上げていました。 「年賀状じまい」とは「来年から年賀状を出しませんよ」と通知して、翌年から出すのを止めるってこと。高齢者の場合、体力もなくなったし、終活のひとつです、という意味合いもあるのでしょうが、若い人でも増えているらしい。「SNSで挨拶する方が楽だし、それで十分」と。 ご時世なんでしょうね。 私は子供の頃から年賀状が大好きでした。気になる男の子から届くと「今年もよろしく」の何の変哲もない文字に、なんか、意味が込められてはいないかと期待して何回も見たりして・・。 若い頃は毎年、版画を掘って、一枚一枚刷っていたし、印刷するようになってからも、秋頃から「何を書こう」と考えます。いただくのもいまだに嬉しくて、元旦の朝、届いた年賀状の束を、一枚一枚めくって、ああ、あの人も元気だ、この人は家族が増えたんだ・・と年に一回だけ知人の近況に思いをはせる。やっぱり、そういう時間はしみじみと嬉しく貴重ではないですかね。 確かに年賀状を用意するのは面倒な作業です。でも、止めちゃうと、完全に交流は途絶える、という人は多く、年に1回ぐらいは、頑張って出し続けたいし、続けて欲しい。 こっちはそういう気持ちなんですが、「年賀状止めます」通知は確実に増加の一途。ご縁はこれっきりになるのかも、と寂しいですよね。 年賀状の発売枚数って、2000年ぐらいまでは増えていたんですね。Facebookが出来たのが2004年、LINEが出てきたのが、2011年。Outlookのメール賀状では、なんだか味気ない、と感じていた人達も、facebookやLINEの普及で、写真は送れるし、かわいいスタンプも送れるし・・、とその頃からドドドとネットメールに移行しだしたのかもしれません。 何度も書いちゃいますが、ご時世なんでしょう。 昨年、一昨年と我が家は喪中で、年賀状的には寂しいお正月でした。 実は大分以前から、送っても向こうからは来ない人、こちらの賀状が届いたので、どうもしたかなく出してくれたらしい人・・等々の方々は、送付リストからはずそうと、試みていたんです。これまで400枚ぐらい出していたんですが、お金も労力も掛かるし、さすがに、年賀状も断捨離すべきだという気持ちがありましたから。 そうだったのですが、3年ぶりに書くことになって、今年は、ちゃんと出そうと前向き気分です。ゴルフ仲間と、「あと10年は続けよう」と言い合っているんですが、年賀状も、微力な抵抗でせめてあと10年は続けたいかなぁ。 年賀状終いが、大きな流れにならないことを、私は密かに願いますね。 

  2022.12.13

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  浦島太郎の故郷は東神奈川だった？

  毎度の中高年町歩きに参加してきました。今回は、神奈川宿から開港地横浜コース。日本通りの銀杏並木の黄葉を愛で、最後はいい頃合いに中華街にたどり着き中華料理を堪能・・という、結局、目的は中華街か・・的コースではありました。 スタートは東神奈川駅。駅から旧東海道を歩くんですが、ほどよい幅というんですかね、広すぎず、狭すぎず歩きやすい。周辺にはお寺がたくさんあって、それらは開港当時、各国の領事館として使われたのでした。 興味深かったのが、慶運寺。ここは開港当時、フランスの領事館に充てられたお寺ですが、その一方で、浦島寺としても有名なんだそうです。 浦島太郎の父親の生まれはこの辺なんですって仕事のために丹後の国へ赴いていた。その丹後で息子の太郎は亀を助け竜宮城へ行き、乙姫様達と楽しい日々を過ごした。で、父母が恋しくなって戻ったものの、3年のつもりが300年経っていて、もちろん父も母も居なくなっていた。 ・・ここまでは誰でも知っている浦島太郎のお話。 太郎は故郷、つまりの今の東神奈川に戻って、父母の墓を探し、墓の傍に庵を結んで、父母を弔ったそうです。玉手箱を開ける前。その時、乙姫様からいただいた菩薩像も安置した・・のだとか。この庵は後に廃寺となり、今、竜宮城伝来の聖観世音菩薩像は慶運寺に安置されている 菩薩像は境内にある、ちょっと物置っぽい観音堂に収められていますが、誰が空けたか、扉に小さな穴があり、そこから見ることが出来ます。覗いてみましたが、妙に色鮮やかな観音様と、浦島太郎の像が並んでいました。うーん、胡散臭さいっぱい・・。 浦島太郎の話はここだ、という説は全国に100位あるらしいのですが、浦島丘の蓮法寺には浦島太夫・太郎父子の供養塔や亀塚の碑があり、太郎が足を洗った川だということで、大口通に足洗川の碑があり、子安通一丁目には太郎が足を洗ったという井戸まであるそうで。 どこまでホントか、嘘か、分かりませんが、でも、こういった逸話があると、散策も楽しい。神奈川県、頑張ってます 

  2022.12.04

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  若者に媚びない紅白を。そうすれば視聴者は戻ってくる。

  2022年・大晦日の『紅白歌合戦』の出場歌手が発表され、なに　聞いたこともない韓国のグループが5組もジャニーズは6組もと世間の声が上がっているようです。 正直、私も出演者のリストを見て、「全然分からん」とがっかりですよ。聞いたこともない歌手やグループが紅白に出るようになって久しいですが、確かに今回は「より、分かんない人が多い」感。 聞くところによると、若者のNHK離れが顕著になってきて、将来、受信料を払ってもらうためにも、若者シフトした歌手陣にしたらしい。 でも、そうだとしたら、完全にNHKは戦術を間違っていますよね。 例えば私の場合、若い頃はNHK番組は、あまり見なかった。なんとなく、刺激がなくて退屈、という印象ですから。でも、年を経、経験や知識を積んでいくと、NHK番組の良さが分かってくる。派手ではないけれど、じっくり味わいがあるというような。 今では、朝のBSニュースに始まって、朝ドラ、アサイチ、サラメシ、大河ドラマ、夜ドラ、ブラタモリ、チコちゃんに怒られる・・などなど、NHKばかりになっている。 そういう人、多いのではないですかね。そして、そういう人達のための放送局でいいのだと思うのだけれど。 若い世代は、チャラチャラとした、軽くて薄っぺらくて騒々しいものが好きなんですよ。でも、大人になっていくと、嗜好も変わってくる。 今、慌てて若者に媚びた紅白をやるよりも、堂々と、本当に歌の上手い歌手だけを集めて、見応えのある大人向けの紅白を続ければいい。いずれ、若者も成熟して、NHKに寄ってくると思うのにね。 因みに我が家で紅白を最後まで見るのは、私一人です。息子家族は、全員、さっさと寝てしまうし、夫は、体力的に途中脱落。私は、穴八幡神宮の「一陽来復」を12時に貼る都合上、必死で起きているのですが、紅白が面白く無いと、ウトウトしてしまい・・困るんですね。 NHKさん、我々のような支持層をおろそかにすると・・必ず、その報いがくると思いますよ。 

  2022.11.25

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  ワクチン起源のアナフィラキシーのいや～な感じ

  愛知県のワクチン接種会場で、42歳の女性が接種5分後に容体が悪くなり、その日のうちに亡くなったことが、大きく報じられています。女性の夫曰く「医者達は何もせず見殺しにした」と。 接種会場の医師も看護師も、アタフタして、アナフィラキシーショックの処置をしなかったようですが、愛知の医師会は「重傷のアナフィラキシーだったと考えられるが、処置をしても、助からなかった可能性が高かった」と、記者会見をしたわけです。 そのすぐ後にも、70代の男性が、ワクチン接種後に亡くなったと報道がありましたが、こちらの件は、それ以上の報道もなく、アナフィラキシーによるものだったのか、他の要因だったのか、知らされないままです。 アレルギーとは、「免疫学的な機序によって体に症状が引き起こされる」ことを指すのだそうです。免疫学的な機序っていわれても、なんのこっちゃ、でありますが、つまり、「免疫」は、病気を引き起こす異物（例えば、ウイルスや細菌など）から体を守るわけですが、ある特定の異物に対し免疫が過剰に反応して、体に症状が引き起こされることを「アレルギー反応」という。 新型コロナワクチン接種で何故、アナフィラキシーが起こるのかは、「まだ、分かっていない」というのが現状のようです。でも厚生省はファイザー社のワクチンの成分である、ポリエチレングリコール(PEG)の可能性もある、とかつてPEGに重いアレルギー反応を起こした人には、「接種を推奨しない」という姿勢でいます。一方で、米国や英国では、ワクチンの成分以外の食物や医薬品などに対するアレルギーや​アナフィラキシーの経験がある人にもワクチン接種を制限していないことから、「制限はしない」としているわけです。​ 推奨はしないけれど、制限はしないと。極めて曖昧な姿勢です。 亡くなった女性は、4回目の接種だったようですね。過去3回は、なんともなかった。 蜂に2回刺されると危険だといわれます。1回目でIgE抗体が出来、2回目でそれが反応するからだと。花粉症も、よく、コップの水に例えられます。ある程度以上になると、水が溢れるように、体内の許容量の一定量を超えると花粉症になると。 コロナワクチンとアナフィラキシーにも、そういうことが起こらないのだろうかつまり、今後5回、6回と接種回数が増えるほど、アレルギーを起こす頻度も植えるのではないか 私は、医者でも専門家でもないので、あくまでも「なんとなく嫌な感じ」の範囲なんですが、厚生省には、ワクチンとその副反応の分析を、もっと真摯にやっていただきたい。 ワクチン接種で起こるアナフィラキシーは、100万回に5回程とも言われています。つまり、滅多に起こることではないよ、といいたいのでしょうね。一方、3月にボストンの病院で、接種者全員の調査を行った結果では、1万人に数回程度とより高い頻度が報告されています。 こういう数値の報告の後には、必ず、「いずれも適切な処置で全員が回復しています」「アナフィラキシーは稀に起こりますが、治療法が確立しています。緊急対応の出来る場所で経過観察を行えば、安心です」との一文がくっついています。 しかし、今回、どうやら安心じゃなかったということが分かったわけで。 私は、頭っからの反ワクチン派ではないですが、最近は、どうにも疑心暗鬼になっています。 国も医師会も専門家会議の先生方ももっと、考えるべきです。私達は、国に言われるままホイホイ動くほど素直ではないし、論理的な説明が、理解出来ないほど、頭が悪くもないんですよね。 きちんとしたデータの提示をしてもらいたいです。  ​

  2022.11.20

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  西武買収で懸念される池袋の今後

  百貨店「そごう・西武」がアメリカのファンド「フォートレス・インベストメント・グループ」に買収されたそうだ。 フォートレスは「西武池袋本店を含む店舗の改装と設備投資に200億円以上を投じる予定」で、家電量販店大手ヨドバシＨＤと連携し、そごう・西武の再建を進める計画とのこと。 関係者談らしいから、確実な話ではないものの、記事によると、ヨドバシが西武池袋本店と西武渋谷店、そごう千葉店の一部を取得。西武池袋本店は、ヨドバシが建物のほとんどを取得するとみられ、 １階などに家電量販店を出店したうえで、百貨店全体をヨドバシが運営する可能性がある。・・のだと。 ちょ、ちょっとであるのです。 私の行きつけのデパートが、話題の西武池袋本店でして、ですから、客足が遠のいて、経営的に厳しくなってるのは感じてました。洋服の売り場など、平日は客の姿がなかったですものね。「環境に配慮」だとか言って、紙袋まで有料にして。 でも、地下の酒売り場や一部の店舗を改装し、二階の靴・アクセサリー売り場も目下、改装中。少し垢抜けて、イメージアップを図り、今後の発展を狙うのだと思っていたのに、なんですか　ヨドバシカメラが、半分を占拠する 池袋は家電量販店の激戦区なんですね。ビックカメラやヤマダ電機が駅のすぐそばにデンと構えていて、正直、これ以上、家電量販店は必要ない。 池袋周辺の住民にとって、西武池袋線、東武池袋線を利用する住民にとっても必要なのは、どんな形体でもいいからほどほどの高級感のある、ちょっとハレの気分になれる、家族で行っても楽しめるショッピング街なのでありますよ。 どうするんだ、西武 昔から池袋は、「都心の田舎」みたいに言われていました。ゴチャゴチャしているし、洒落たレストランはないし、垢抜けない、安物専門の店ばかりがひしめいている。治安も、決していいという感じではない。「だって、池袋でしょ」と見下すような空気がずっとあった。 そのイメージから脱却しない限り、この街は発展はできないと思うのですが、西武百貨店の大半が、またもや家電販売店になったら、もう、街の将来はみえてこない。ますます猥雑な界隈になるだけではないのか。 買収した人達には、その辺をしっかり考えてもらいたいものですが、・・考えないんでしょうねぇ。 

  2022.11.12

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  いまだ濃いトランプ人気の分析でもしてみたら？

  アメリカ中間選挙報道でメディアが沸き立っています。それだけアメリカの動向は日本への影響がある、ということなんでしょうけど。 まだ最終結果が出ていないものの、いずこも論調は、共和党が思ったより、議席を伸ばしていないこと、それは、トランプ再来への拒否反応を示した有権者が多かったから。・・という感じでしょうか。 勝手に「共和党圧勝」と予想して、それが外れたからって、「ほら見ろ、トランプが出てくるからいけない」的論調は、なんか、ご都合主義にしかみえてこない。 日本のメディアは、ほぼトランプ嫌いですからね。そういったメディアが、CNNやらのトランプ嫌いの、左派系アメリカメディアからそのまま情報を鵜呑みにして報道していれば、こういう報道になるに決まっている。 なんかなぁ、と思いますね。私も、トランプ氏の名前が、初めて大統領候補に出てきた時、共和党の重鎮でもない人で、しかも過激な発言を言いたい放題な人が、どうして、大統領候補として飛び出しているのか、不思議でした。 しかし、そのトランプ氏は大統領になり、この間の選挙ではわずかな差で負けたものの、いまだに大勢の強力な支持者がいる。 今回の中間選挙でも、彼が推薦した候補者の8割が当選している、という話ではないですか。そして、下院は共和党が確実に過半数を取る。 それを、あたかもトランプ氏の負けみたいな報道をするのは、やっぱり、おかしいでしょう。 私達が知りたいのは、これだけメディアからの攻撃を受けながら、それでも未だに色濃くあるトランプ支持の、その背景です。メキシコに壁を作るからとか、そんな単純なことだけではないような気がする。トランプ氏に感じる魅力とか、期待が今もアメリカ国民の中に大きくあるのではないか。 その分析を試みる日本のディアが、一つぐらいあってもいいのにね。ワントーンのアメリカ中間選挙報道しか流れないのは、日本の不幸でしかないと思いますが。  

  2022.11.10

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  感染症研究で、日本が遅れている背景

  日本の新型コロナウイルスの研究が低調なのだそうだ。 日本からの関連の研究論文は数でも質でも、G7で3年連続で最下位。コロナ禍が始まってからの論文数で言えば、1位は米国、2,3位が中国と英国が入れ替わりながらで、20年にはインドが5位に入っているのに、日本は16位、14位、12位とパッとしない。 質をみても、「ネイチャー」や「サイエンス」といった著名科学誌に掲載された論文は、日本は20年に18位、21年に30位とやはり低迷なのだと。 その原因は研究者の数や環境など多岐にわたるが、特に資金力が顕著だ・・と記事では述べています。感染症研究に米国立保健研究所（NIH）が年間約6千億円をつけるのに対し、日本の医療研究の司令塔役となる日本医療研究開発機構（AMED）は年間約90億円と、67分の1なのだとか。 昨今の感染症対策を見ていれば、まあ、そうだろうなぁ、というのは肌感覚で分かりますよね。だって、コロナ禍が始まって3年にもなるのに、いまだ、非科学的な対策が横行しているのだもの。 テレビを見ていった分かりますね。郊外の野っ原で、アナウンサーがマスクしながら中継していると思えば、スタジオでは、アクリル板挟むだけで、皆さんノーマスク。 郊外の山道歩きに、ますくなんか無駄だろうし、アクリル板なんて、ないよりマシ程度の感染防止策でしょうに。 飲食店やデパートの感染対策というのも、ほとんど「周りがやっているから」やってます・・って感じだし。 政府が言うことも、有識者会議の発信も、「科学に基づいた」というより、「周りを見回し、非難されないような対策」としか思えない。ワクチンの効果だって、一向に科学的なデータでの説明が為されていない。 日本人って、科学的根拠よりも、同調圧力でことを決める民族なのではないか。・・とすら思えるような昨今ですよ。こんなことでは、いつまで経っても、日本はコロナ禍から抜け出すことが出来ない。 諸悪の根源はおそらく教育制度で、国挙げて、理系の勉強をしてこなかったせい。そして、基礎研究にお金を掛けなくなったせい。 今日のフジテレビの『報道プライム』で、ロシアのウクライナ侵略を、以前から予言していたという、エマニエル・トッド氏が出演していて、「ロシアの技術系学生は21%いるのに対し、アメリカは7%だ」と。「厳しい経済制裁にもかかわらずロシアが倒れないのは、優れた技術者層の地盤があるから」だと解説していましたっけ。 その理論が的を射ているというならば、日本の未来はかなり厳しい・・ 理系教育と研究にお金を掛けましょうよ。今からでもまだ、間に合うのでは、と期待するのでありますが。 

  2022.11.06

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  FM番組に出演してしまったの話

  本日、なんとラジオ番組に出演してしまいました。 番組はinterfmの『otona no radio Alexandria』。Interfmは89,7MHzの新しいFM局で、番組タイトルはアルファベットだらけですが、日本語の番組。「ロバート・ハリスが送る、プレミアム世代へ向けた文化情報発信番組」をうたい文句にしています。 https://www.interfm.co.jp/alex/ パーソナリティーのロバートハリスさんも、クォーターで、濃い顔立ちで、素晴らしい英語を話しますが、日本語ペラペラの方。つまり、何故この番組に呼んで頂けたかというと、「プレミアム世代」がキーワードなんですね。この秋、出版に至った、ペンネーム・御木本あかりの小説「やっかいな食卓」（小学館）のことを取り上げてくださったのです。69歳の高齢者が書いた小説だ・・ということで。 パーソナリティーとして番組を背負っている人は凄い、と感心しましたね。その前に資料は読んでいたとしても、番組が始まる30分前に顔合わせして、数分話をして、たったそれだけで実に上手く、私からの言葉を引き出してくれるんですね。しかも、ちゃんと所定時間以内に収めて。ハリスさんも、若い頃、海外を渡り歩き、イタリアが大好きだそうで、そんなことでも、話が合って、楽しくお話させていただきました。というよりも、そうやって気持ちをほぐしてくださった・・というのが本当のところでしょうが。そのハリスさんを支え、若いスタッフがまた、キビキビと動いて。 刺激的な体験をさせていただきました。放送された番組は、1週間期限でradikoで聴けるそうです。 https://radiko.jp/#!/ts/INT/20221101110000 ご興味のあるかたは、今のうちに。 

  2022.11.01

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  ハロウィーンに作ったカボチャのサラダ

  スーパーで、美味しそうな北海道産のカボチャを見つけまして。 ハロウィーンだし、と思って購入。個人的には「ハロウィーン、だからなんだい」派なんですが、毎週日曜は、息子家族と夕飯を一緒にしていまして、孫達を喜ばせよう、とパンプキンサラダを作りました。 蒸したカボチャをマッシュして、マヨネーズ、生クリーム、塩コショー。それに常備してあるタマネギエキス（ミキサーで粉砕して凍らせてあります）と少々のお酢と蜂蜜。その中に、レーズンとクルミを混ぜ込み完成。 それを、ハロウィーン風に飾り付けたのでした。なんか、見事に素人というか、拙いカボチャのお化けでありますが・・。それでも、食事の時に「ほうら、お化けカボチャだよ」ともったいぶって、出したんですね。 なのに・・。孫達はさほどの感慨もないようで「ふうん」の一言。海苔まで使って、頑張ったのに。 写真は、その渾身のサラダ。撮影技術の問題で、あまり美味しそうに見えないのが残念。 見栄えはともかく、お味は抜群であったのですよ～。・・と自画自賛するしかないのがサビシイ・・。 簡単に写真が撮れる時代になったのに、今は逆に、美しく撮らないと、恥ずかしい環境になっている。しかも、やたら写真を送り合うし。上手に撮れるように、学習しなくちゃならないんでしょうが、大変な時代になったもので。  

  2022.10.31

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  玉川発言にみる、コメンテイターの質

  『羽鳥慎一モーニングショー』の社員コメンテイター、玉川徹氏の発言がいまだに尾を引いているようです。その日、9月28日の放送で、玉川氏は、安倍元首相の国葬の、菅義偉前首相の弔辞が、素晴らしかったと、評判になっていることに対し、「当然これ、電通が入ってますからね」などと発言したのでした。 丁度このとき、私もTVを見てまして、この人は、菅さんが喝采を浴びるのが、よほど嫌なんだな、というのと、さすがに菅氏たるもの、電通に用意させた弔辞をそのまま読まないだろう、なんの根拠で、この人はこれだけ断定するのだろうとなんとも嫌な印象を持ったものです。 おそらく、多くの人が彼の発言に嫌な印象を持ち、さらにその上、玉川氏は取材したわけでもなく、全くの憶測であれだけ断言した、ということがすぐにも判明し、番組で玉川氏は謝罪し、10日間の謹慎となったのでした。 ワイドショー・ウォッチャーである私は、（TVばかり見ているわけではないですよ～、朝の新聞を読む時間と、昼の食事の時間が、何故だかいつもワイドショータイムだというだけで）以前から、何事にも断定する玉川氏の発言になんとも不可解な印象を持ちながら、でも、さすがに記者なんだし、これだけ断定する以上、多少は情報源があってこのとだろう・・とはみていたんですね。 ところが、ゼンゼンそうじゃなかった・・ということがこの件で、はっきりしてしまった。取材どころか調べもしないで、言いたい放題していたわけで。 しかし、玉川氏は、断定的な物言いをする人だから問題になりましたが、多くの「コメンテイター」としてTVに出てくる人だって、かなりいい加減に発言してますよね。 そりゃあ、いくつもの番組を掛け持ちして、毎日、TV局を走り回っていたら、情報収集の時間も、それを客観的に分析する時間もないだろうと思いますよ。TV見ながら「私の方が、詳しく知ってる・・」ってこと、多々ありますもの。 以前ですが、コメンテイターとして出演する芸能人が、「朝、局に行くと、資料を渡されるんです。これをよく読んで、こういうことを発言してくださいと言われるので、必死で読み込むんです」と、さも大変な準備をして取り組んでいる、みたいなことをしゃべっていましたが、要するに、その程度なんですよ。チョコチョコと、新聞の切り抜きを読んで、なんとなく、分かったような発言をする。 それを私達は、ありがたがって、聞いている、というわけで。 ニュースと言えば、アナウンサーが畏まって読むだけだった日本のTVに、アメリカからアンカー形式のニュースショー番組が持ち込まれ、いつの間にかアナウンサーが、キャスターと言われるようになったのでした。 それは番組を活性化する意味では、大いに貢献しましたが、番組が増えたことと、時間不足・人手不足と、経費節減で、いつの間にか、形だけ残って、中身はスカスカ、きちんと取材もしていない情報をダダ流すだけの番組作りになってしまった。 ・・ということではないですかね。 日本の民度が落ちている証拠なのかもしれないけれど、TVで語る人達、勉強して欲しいです。 

  2022.10.26

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  仲本工事さんの死から改めて学んだこと

  ドリフターズの仲本工事さんが亡くなりました。横断禁止の道路を渡ろうとして、ワゴン車にひかれたことが原因でした。享年81。お元気でらしたのに、残念でなりません。ご冥福をお祈りします。 道路を渡る際、横断歩道まで行くのが面倒で、つい、右見て左見て、車が来ない、よし　と渡っちゃうこと、ありますよね。お年寄りが、そうやって車道を突っ切っているところ、よく見ます。 横断歩道まで歩くのがシンドイと思うのと、年々、せっかちになっているところもあるのでしょう。 かくいう私も、ややその傾向ありなんです。毎週1回、夜、孫のお迎えに行っているのですが、バスから下りて、向こう側へ渡る横断歩道まで行くと、大抵、横断歩道に着いた時点で赤信号になる・・。わずか数分待てばいいだけですが、もう夜遅いし、これから夕飯でおなかもすいている。根っからのせっかち者なんで、信号が赤になるまで待つのが、やたら、損しているような気がしてしまう。 で、つい、右見て、左見て、孫の手を掴んで、「渡っちゃおう」と言ってしまうんですね。「本当はダメなんだよ、一人の時は、こんなことしちゃダメだよ」と言い訳しながら・・パーッと走ってしまう。 当初は付き合ってくれた孫ですが、最近は、「ちゃんと横断歩道を渡ろう」と言うようになったんです。「わずかな時間じゃない。死んじゃうより、少し待つ方がずっといいじゃん」って・。 まさに、その通り　君は正しい 今回、仲本工事さんの事故のニュースを聞き、大反省しましたね。 横断歩道を、ちゃんと渡りましょう。わずかな時間を惜しんで、死んでしまったら、元も子もないですからね。 9歳の子に、教えられたのでありました。 

  2022.10.20

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  スマホでマイナポイント申請がとうやっても出来ない！

  マイナンバーカードの普及が、なかなか進んでないようですね。 それでも、保険証のマイナカード使用義務化にいきそうなせいか、メディアもようやく、推進に前向きになってきたみたいで。今頃になって、セキュリティが実はしっかりしていること、生活がいろいろ便利になることなどを、報道しだしています。で「どうして政府はもっと、丁寧に説明しなかったんでしょうね」ですって。 確かに政府の広報も、中途半端で問題ありだけれど、これまでマイナカードは不安だ、メリットがない、面倒・・とさんざんけなしていたのは、君らメディアじゃないか・・と思いますけどね。 毎度のメディア的、責任逃れなんでしょうけれど。私はマイナンバーカードが普及して、便利な世の中になって欲しい、と願っている派です。だからこれまでも率先して、カード申請を済ませ、周囲にも、勧めてきたわけです。メリット、ちっとも実感出来ませんでしたが。今回も、せっかくのポイントを頂こうと、あれこれ操作を繰り返しているんですが・・それが、ちっとも出来ない。 PCで申請するには、カードリーダーを購入しなくちゃならない。スマホで申請しようとすると、エラーになってしまう。 何故、エラーになるのか調べてみると、Androidのスマホでは、エラーのトラブルが頻発しているらしい。でも、と思うじゃないですか。特別にマイナーなスマホを使っているわけではない。それで、エラーにしかならないというのは・・ただの欠陥システムでは無いか。怒っても、どうしようもなく、結局、最後の手段として、役所に行って係の人にやってもらうしかないらしいんです。 おいおい、と思いますよね。本気でマイナカードを広めようなんて気があるんかい・・と。 一応、マイナカード推進派のオバサンが、しかも、ある程度パソコンには慣れているオバサンが、なんとか自分の力で手続きを終えようと、あっちこっち調べ、時間も手間も掛けて、最大限の努力をした挙げ句、とうとうさじを投げてしまう・・このマイナカードシステム。 こりゃあ、普及するわけがない・・と思うしかない。 今日もTVで、マイナカードを申請しましょうと、俳優さん達が着ぐるみ着て、コマーシャルやってましたっけ。そんなことに使うお金があるならば、簡単に申請できるようになんとかしてよ　ですけどね。 日本のデジタル化の道険し・・です。 

  2022.10.16

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  最近、どうにも気に入らないこと。

  小さなことだけれど、どうにも最近、気に入らないこと。 まず、マスクのことです。以前から、戸外では不用と言われているのに、世の中、一向に変わらない。近所のお年寄りなんか、誰も歩いていない道ですらマスクしたまま歩いてますよ。ノーマスクで歩いていると、怖い視線が飛んでくるし。 岸田総理は「マスクの着用は屋外では原則不要」と参院本会議で強調したらしいですけど、もっと国民に向けてきっぱりと発言してくれないと。メディアも専門家の方々も、戸外のマスクはもはや必要ないことを、科学的な解説を付けて、世間に告知する責任があるんじゃないですかね。さんざん、煽ってきたのだから。統一教会問題を延々引きずっている閑があるなら、そこをビシッとやってもらわないと。 それと紙のストローです。よくもまあ、あんなものを勧めようと考えたもの。トイレットペーパーの芯を口に咥えたような、最悪な口当たりじゃないですか。どうして誰も、そこを指摘しないのかコーヒーチェーン店のオーナー達は、自分達で使ってみないんでしょうかねほんと、理解不能。 ついでに腹立つのが、デパートで「環境保護」を謳って紙袋を有料にしていること。一方であの薄いプラスチックの袋は、景気よく、提供してくれるのにね。スーパーもそう。レジ袋は有料にしながら、薄いプラスチック袋は取り放題。 紙袋もレジ袋も、再利用でいくらでも役立てられる。一方であのうすっぺらいプラスチック袋は破けておしまいですからね。環境保護を考えても、完全にやり方を間違えている。そこに誰も気づかないのだろうか そしてもう一つ、気に入らないのが、都バスで、運転士席のすぐ後ろの席をいまだ使用不可にしていること。満員で、立っている乗客がいっぱいでも、あの2席だけは空けたまま・・。それでどんだけの感染対策になるっていうんでしょうおそらく、科学的根拠は、何も無いと思うんですね。ただなんとなく規制して、いまだそのままにしている・・だけ。 今の世の中、そういうことが多すぎませんつまり、責任とるのが嫌だから、ダラダラほったらかしにしているということ。日本が衰退していくわけです。 

  2022.10.07

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  新著『やっかいな食卓』が世に出ます

  今日は、9月30日、明日発売の、新刊本を紹介させてください。新著​やっかいな食卓​（小学館）が世に出ます。・・って、私の初小説なんです。ペンネーム「御木本あかり」で書いています。長年、コツコツといいましょうか、家族にも内緒でコソコソ小説修行をしておりましたが、作品に目をとめてくださる編集者が現れ、こういうことになりました。 美味しい食べ物の話が満載の家族小説です。 編集者さんから「神谷さんはいろいろやっているので、小説はペンネームでいきましょう」といわれ、いろいろったって、無名であることに変わりないし、まだ、本名の方が、知り合いが目を止めてくれるかもしれないし・・と思ったのですが、試しに「神谷ちづ子」を姓名判断で見てみると（ネットのタダのですが）、パッとしない人生と出てくるんですね。 なるほど、確かにパッとしない人生だったわい、と納得しまして、じゃあ、ペンネームは運のいいものにしようと決めました。 実は書籍化のお話をいただいたのが、母が亡くなった翌日なのです。ああ、母が推してくれたんだなぁ、と旧姓の「木本」を入れ込んだ、幸運の名前。 かつ、読みやすく読み間違えも無く、キラキラでもなく、源氏名っぽくもなく、平凡ではないけれど、突飛でもない。 散々考えて決めたのが「御木本あかり」です。「御木本」なら有名な宝石店の名前だから、親しみやすく誰でも読め、ちょっと由緒ありそうな空気もある・・とね。「オキモト」「オンキモト」と読まれた方もいましたが、「ミキモト」です。 姓名判断的には（しつこく言いますがタダのやつです）大々吉となり、なんだか、手前勝手ですが、ヒットしそうな気もしてきます。 そういうことで「御木本あかり」としてスタートです。「いい年して」という声も聞こえてきますが、佐藤愛子さんが「晩鐘」という力強い小説を書き上げたのが91歳の時なんですね。大先生を引き合いに出すなんて、おこがましい限りですが、そういう前例がある以上、頑張れば私も、あと20年は書いていけるかなぁ、と。 新人「御木本あかり」を、見守っていただければ、嬉しいです。

  2022.09.29

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  英国国葬から学べること

  エリザベス女王の葬儀は圧倒でしたね。細部まで緻密に計算された荘厳で美しい儀式に、世界中が魅了されたのでした。 葬儀に「魅了」というのはふさわしくないですが、静かな、ただ儀式を進めるだけの映像に世界中が惹き付けられました。大英帝国の威厳はまだ健在だと、見せつけられた思いです。 多くの国民が、真摯に女王の死を悼む姿も、英国の底力と品性の高さを見るようでした。 一つのイベントとしては、大成功。13億円掛かったと言われていますが、それだけの額で、世界中に英国の権威をアピールできたのですから、お安いものです。まさに、お見事でした。 一方で来週に迫った安倍元総理の国葬。国民の反対が賛成を上まわったと、テレビでは大はしゃぎです。この期に及んで、まだ、野党は「反対」だとゴネ、議員さんらは、得意になって「欠席」をSNSでアピール。反対派のデモも過激さを増しているようですが、国葬当日も、敢えて大騒ぎするんでしょうね。 海外の要人の列席者も決まり、日本として今更、中止には出来ないところまで来て、それを知りながら、敢えて足を引っ張る人達の品性はとても哀しい。 英国の国葬から、どうして学ばないんでしょ。 銃弾に倒れた元総理の死を、悼もうともしない日本人。同僚だった人の死を、我が身のアピールにしか利用しない国会議員。儀式の前で、無神経にデモをやって騒ぐだろう国民性。世界は、呆れて眺めるじゃないですかね。 おそらく英国だって、王制に反対する人もいれば、こんな葬儀は無駄だと思っている人もいるのでしょう。でも、そこは表に出さなかった。美しい部分しか、世界に示さなかった。その結果の、世界の中での英国イメージアップです。 法的根拠だの、安倍さんの功績だの、いろいろ言いたいことはあるでしょうけど、ここは一旦矛を納めて、整然と美しい葬儀を執り行う。メディアも、反対派ばかり取り上げない。その方が、日本のイメージとして、よほど得なのにねぇ。日本人って、ホント、自ら日本の利益を捨てたがるところがある。残念なことです。

  2022.09.22

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  霊柩車にみる英国と日本の死生観の違い

  エリザベス女王がお亡くなりになりました。英国の新首相・トラス女史を迎えている映像が流れたとき、「あれ、女王、大丈夫だろうか」と心配なったものです。急に小さくなってしまった印象があった。 その2日後でしたね。偉大な女王でありました。 19日の国葬に向けて、行事は粛々と進められているようです。朝から晩まで報道されている映像を見ながら、気になったのですが、女王の棺を運んでいる霊柩車。ガラス張りで、美しい布を掛けた棺が、誰にも見えるようになっている。 あれ、特別製なのだろうか女王逝去のために、特別に用意されていたものだろうか不思議でした。だって日本の霊柩車といえば、キンキラキンに装飾されているものでも、黒い革張りでも、納められている棺は見えないようになっている。そういうものだろうと思っていましたから。 葬儀場でも、棺は祭壇の陰で見えなくなっているし。 で、調べてみました。欧米では棺を見せて運ぶのがむしろ通常なんですね。昔は馬車に乗せて運んだようだし、ネットで調べるとガラス張りの馬車とか、車とかが続々と出てくる。つまり、女王用の特別仕様ではなかったということ。無知ははずかしい・・。 欧米と日本の死生観が違うから、なんでしょう。キリスト教では「死はケガレ」というタブーの概念はなく、死は「天国への凱旋」であり、みんなで見送ろう、という意識だそうですから。 ところで女王の死を契機に、君主制が壊れるのでは無いか、との記事が出だしていますね。チャールズ新国王では、国民の信頼は維持できないだろう、というのがその根拠らしい。 ダイアナさんとの離婚が、いまだに尾を引いているようですが、チャールズ国王は、頭が切れるし、いい国王になるのではないか。国王とか天皇を頂く国といいうのは、大きな文化遺産を保持しているようなもので、確実に大きなメリットがあると思うんですけどね。気づかない人も多いようですけど。 

  2022.09.13

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  香川照之氏スキャンダルに思うこと

  香川照之さんのスキャンダルが話題になっています。 週刊誌情報によると、香川氏は銀座の高級キャバクラで、酔った挙げ句、ホステスさんのブラジャーを剥ぎ取り、それを同席の仲間内で回し、匂いを嗅いだりして面白がったのだとか。 その後、他のパワハラ、セクハラまがいの話も続々出てきて、彼のCM出演は停止、報道番組MCも降板、TV界から追放されそうな勢いになっている。 この社会的動きが妥当なのか、やり過ぎなのかはここでは述べません。 ただ、驚いたのは、「三年も前のことなのに」「キャバクラって、そういう遊びをする所でしょ」と香川氏を擁護する声が、少なからずあったことでしょうか。 それらの声の根底には「金持ちや有名人のストレス発散のために、高い料金取って、そういうお店があるんでしょ、それを訴えたり、記者に漏らすって何事」という男社会の考え方があるのでしょう。つまり、お金の対価として、その手の遊びが許容されるんでしょ・・という男の思い込み。 世の中に性を売る仕事があり、そこにお金を払う人達がいる。それは容認します。でも、お金さえ払えば何をやってもいい、というわけではない。そこに双方の合意がなければ、それは暴力でしょう。 大勢の前でブラジャーを剥ぎ取られ、それを周りの男達も面白がって止めるどころか、回し合ったり匂いを嗅いだりする・・このホステスさんにとって屈辱以外のなにものでも無かったろうと思いますよね。 もちろん、そういう行為を「遊び」と称して、正当化する男達が一定数いるのは事実でしょう。その辺のしょうもない親父達なら、呆れて距離を置くだけです。 でも、毎日TVに出て、エラソーにコメントする人が、CMに出て、大金を稼ぐ人が、「実はホステスさんいじめの常習犯」だったら、それは、世の中通らない。私は見たくないし、チャンネル変えますね。製品を買いたくもならないと思う。ドラマでいい演技をしても心に響かないし。 香川氏がやってきたらしいことは、明らかに女性差別だし、傲慢な蔑視であり、法的には引っかからないとしても、私は軽蔑します。不倫とか酒気帯び運転だと、世間は有名人を無茶苦茶叩きますが、彼の方が、よほど質が悪いと思うけど。 ・・と世間の反応に、モヤモヤしているわけですが、私としても香川照之氏の才能を評価していないわけではないです。これを契機に、歌舞伎役者として芸を磨いてもらいたいと思いますね。中車を襲名したとき、あんなに謙虚に喜びを語っていたのにね。 人間、謙虚でいることが何よりも大事。   

  2022.09.06

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  安倍氏国葬に敢えて声を上げて反対する人々

  安倍晋三元首相の国葬について「世論は反対なのに」という論調が飛び交っています。「疑惑が解決されていない人なのに」とか「税金を無駄に使って」とか・・。「国葬反対」を掲げ、デモする人達までいるらしい。 これだけメディアが騒げば、そりゃあ、世論だって反対の方になびくでしょうよ。しかし、これって哀しい人間性じゃないか 私個人としては、国葬なんかしなくていいのに派です。亡くなった安倍さんだって、別にして貰いたいとは思っていないのではないか。ましてやギャアギャア文句言う人達がいる中で、ご当人は、「もういいよ、静かに眠らせてよ」というお気持ちでしょう。 でも、仮にも一国の首相を長年やって来られた方が、非業の死を遂げられたのです。いつの間にかメディアの論点はずれているけれど、理不尽なテロ行為によって殺害されたのです。 安倍総理の功罪について、人それぞれの判断はあるでしょう。政治家としての失点がなかったとはいわない。でも、日本のために、体調不良を押して尽くそうとされたことは認めるしかないないのではないか。 その安倍元総理の死に、世界のリーダー達が次々と弔意を表し、弔問の意思を示している。そんな中「いやぁ、国民が反対でねぇ」なんて取りやめられるわけがないでしょうに。 もう、日程も決まっている以上、静かに見守ろうよ、とどうして思えないのだろうか日本の元総理の葬儀に、世界の要人が訪れたという実績を残せれば、それはそのまま、日本の大きな国益にも繋がるわけですし。反対の人や、安倍さん嫌いの人達は、黙って知らん顔をしていればいいだけの話。弔意を強制されるわけでもないのだし。 国葬の儀式に要するお金なんて、国家予算を考えれば微々たる額で、敢えて騒ぐことでは無いわけですが、それでもお金が掛かる、税金の無駄だと騒ぐ人達が出てくるのだったら、自民党が出資し（お金あるのだし）、あとはクラウドファンディングかなにかで、国民から集める、という形をとればよかったのかもしれません。反対の声ばかりが、大きく取り上げられていますが、安倍さんの死を悼み気持ちを示したいと寄付する国民は、少なくないと思いますね。 とにかく、ここまできたら静かに粛々と、気持ちよく、お見送りしようじゃないですか。間違っても、葬儀の当日、会場の前で「反対」のデモで騒ぐ・・なんてことは、避けてもらいたい。それが人としての品性だと思いますけどね。 

  2022.08.30

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  哀しい岸田総理のワクチン接種アピール

  岸田総理が4回目のワクチンを接種したと、ニュースになってましたね。記者達の前で打って、「自分のためにも、周りのためにも大切な接種だ。国民の皆さんにも理解いただきたい」と国民に積極的な接種を呼びかけた・・とか。 これ見て、ウームと唸ってしまった。なに、ズレたことをやっているのでありましょう。 まず、台詞から変です。「周りのためにも」って、すでにこのワクチンで感染防止も出来ないし、感染させない効果も無く、ただ重症化は防げる・・と公表されています。 「周りのためにも」の説得力が全くない。 重症化を防げる、という点でも国民の多くは疑問に思っているわけです。本当なの　そういうデータがあるの・・と。 一方で、このワクチンはオミクロンには効かないし、さらに10月に出てくるというオミクロン対応のワクチンも、BA5には「多少の効果」ぐらいしか有効でない、といわれている中で、「国民全部に再び接種を」と言い始め、 さらに「子供には強制しない、基礎疾患のある子だけ」といっていたのが、5歳以上の子供にも接種を、と言い始め、4回目は高齢者と基礎疾患のある人だけ、だったのが、医療関係者とエッセンシャルワーカーにも・・と言い始め・・、そういった手のひら返しが、「言っていることが次々変わっているじゃん」と余計、国民の不審を招いているわけです。 今、ネットの中では「ワクチン接種してもしていなくても、感染した症状は変わらなかった」という実体験コメントが溢れ、北海道の大病院がワクチン接種を中止し始めているという話が流れ、ワクチン接種で、逆に免疫力が低下しているんじゃないか、という噂まで多々出回っている。 ワクチンに対しての疑心暗鬼が、急速に広がっているわけです。 岸田さんや、政府や知事さん達が今やるべきは、カメラの前でワクチン接種をしてアピールするような、しょうもない子供だましでは無い。きちんとしたデータを示すことです。 その上で「これだけ有効です、だから皆さん、ワクチンを打ちましょう」とアピールするなら、私達も納得がいくかもしれない。 ちゃんとしたデータを示して説明出来るなら・・でありますが。 岸田総理もその取り巻きも、今の国民の不安を理解していないのでしょうかね。それとも、知っていて敢えて無視している どっちにしろ、相当にまずい事態であることに変わりは無いですが。    

  2022.08.14

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  東京の川を、もっと楽しむ方向へ

  江戸の名残を楽しもう、という中高年の（今や、ほぼ高齢者になったが）会に参加しています。今回、その会の「水辺ツアー」があったんです。ずっと以前から計画して、皆で楽しみにしていたツアーで、感染拡大の中でも、「キャンセル」の話は出なかった・・。 屋形船をチャーターし、浅草橋から隅田川を下り、小名木川に入って、扇橋閘門（川の高低を調整する門）を体験し、Ｕターンして、永代橋の手前で日本橋川を上る。江戸城の外堀に沿って、今でも残っている昔の石垣を見て、神田川に出る。そこから水道橋、お茶の水橋の下をくぐり、丸ノ内線の線路も下から見て、浅草橋に戻り、隅田川を今度は上って、​川辺の道を散策する人々を眺め、スカイツリーを眺めて、桜橋桟橋へ、という行程。（右側の不揃いの石垣が、江戸城建設当時、各藩が分担させられたもの。船からでないと見えないようです）​ ​そんなこと言われたって、この辺に暮らしていない人には、​さっぱり分からないですよね。ブラタモリでも、やっていましたが、東京の水文化と江戸文化、防災対策と高速道路問題を考えた二時間半のツアー、というところでしょうか。 この日は、猛暑が落ち着き、雨も降らず、船ツアーには最高の日よりで、川を通る風は心地よく、景色はのどやか。私達の船を見て、橋の上の人達や、工事中のオニーサン達が、手を振ってくれたりして。 津波が来たらどうする、大雨災害に遭ったら、どうなってしまうのだと不安しかなかった、東京の東側でありますが、災害のことさえ考えなければ、川のある風景というのは、贅沢でいいものだなぁ、としみじみ発見した気分でありました。 同時に、東京はこの入り組んだ川を、上手に利用していないなぁ、と。日本橋の辺りは、高速道路の下の、日が当たらない暗いドブ川になっていて、錆びた鉄柱（高速道路を支える）を避けながら船を進める・・という感じ。高速道路がなければ、江戸城の外堀を眺めながらの、素晴らしい船ツアーをエンジョイ出来るでしょうに。 神田川に面する建物も、ほぼ川に背を向けて建てられていて、川が見える風景を利用しようという意思なく今日まで来たのが分かります。それだけ魅力の無い川になっていたんでしょうが、そこはとても残念なことではないか。 と思いつつ、一方で防災はどうする・・の大問題がある。きれいな流れを保ち、川の魅力を引き出し、かつ水害対策を徹底する・・ってどんだけお金が掛かるのよってことでありましょう。 それでも・・。百年先の美しい東京を目指す都市計画。そういうことが必要なんだろうと、思うところで。誰か頭のいい人対で考えて欲しいわ。  

  2022.08.08

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  メディアのワクチン推進が、どうにも胡散臭くて。

  コロナの感染者再び再び大幅に増えてきて、日本中が、というより、日本中のメディアが浮き足だっています。これでまた、毎日、コロナ話題で時間を割けると嬉しいんでしょうね。 で「ワクチンを接種してください」の大合唱。コロナ禍が納まるならば、と、これまで素直に3回の接種を受けてきましたが、今、私はそこに、どうにも不信を感じています。だって、理屈が通らないことを言っているのだもの。 「ワクチンに感染防止の効果はなく、これまでのワクチンはオミクロン株には有効ではないですが、重症化を防ぐことが出来る」 「だから感染を防ぐためにもできるだけワクチン接種してください」・・とTVに出てくる先生方は、判で押したように棒読みでおっしゃいますが、論理的に繋がらない。MCの方達も、「それ、おかしくないですか」とは言えない。メディア挙げての「ワクチン推進体制」になっている。 なんともその辺の空気に、胡散臭さを感じてしまうわけです。 地上波の番組では、ほぼ、「ワクチン接種推奨」の先生方しか出てきませんが、BSだと、割と自由にものをいう先生方も出演されていて、その中で、「今のワクチンはオミクロン株には効かない」「重症化を避けられるというのも実際は分かっていない」「50歳以下の世代は、うける必要はないでしょう」とはっきりおっしゃってましたよ。 おそらく、それが現実の、医者の間での見解なのではないか。 要するに政府はもはや、為す術がない。「ワクチンを打って」というしか、方策がない・・のではないか。 接種後大半の人が発熱し、寝込むほどの、治験も十分ではないワクチンを、1年の間に4回も打つって、どう考えても異常です。ワクチン接種による免疫力低下みたいなこともいわれているし。 私に限らず、多くの人が、素朴な気持ちとして、不信感を持つのは当然だと思いますね。 行政側もメディア側も、本気でワクチン接種を勧めたいならば、ここで、データでもって、その有効性をしっかりと示すべきです。コロナ禍が始まって、2年半が経つのに・・。どこかで確実に、分析しているはずなのに、一向に出てこないって、どうしてじゃないですか。 私ら一般大衆は、メディアや行政が思うほどバカではないです。科学的、論理的に納得いけば、進んで接種に協力すると思いますけどね。

  2022.07.26

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  メディアに乗せられるな。安倍氏殺害事件

  連休3日目の昨日。朝のTV朝日系ワイドショーに、この間の参院選で落選した立民の有田芳生氏が「ジャーナリスト」として出演していて、 自民党と統一教会はズブズブの関係で、公安はオウムの次に統一教会をターゲットにしていたのだけれど、それが政治の圧力で消えてしまった。・・ということを解説していました。その時の玉川某氏の、してやったり顔。 安倍氏殺害事件の報道で、心がザワザワついてイヤな気がしています。なんだか、反安倍派メディアの都合いい方向へ世の中の空気が動いている。 殺害者の山上某は、気の毒な生い立ちで、悪いのは統一教会とそこと手を組んでいた安倍一族と自民党・・という筋立ては、最近、ネタ不足気味で、かつ安倍さんを叩きまくっていたメディアにとって、実に美味しく勢いづくことなのでしょう。 母親が統一教会に入れ込んで、父と兄は自殺、家庭は破綻、当人は成績がよかったにも関わらず進学を諦め、悲惨な人生を歩まされた。その恨みで、統一教会のトップ殺害を計画したが、不可能と諦め、統一教会と懇意と思われる安倍元首相を殺害しようと決めた。 手製の銃を携え、岡山まで出かけたものの警備が厳重で実行できず。その帰路、自民党のHPで、安倍さんが予定を変更して、なんと地元の奈良で街頭演説を行うことを知り、そのまままっすぐ帰宅。 翌朝、出かけてみたら、安倍さんの背後は警備も手薄でガラガラで、難なく近づき、二発目で見事に安倍さんの胸を撃ち抜き、殺害。 抵抗なく捕まるも、その数時間後に「元海上自衛隊員だった」ことがニュースとなり、わずか1週間も経たないうちに、辛い生い立ちから、統一教会を憎むに至った経緯から、安倍さんと統一教会との関係からが、広く知られることとなり、メディアも世論も、山上容疑者への同情論が優勢となり、なんと、前日投函したという当人の手紙まで出てきて、世間は、山上容疑者は可哀想、悪いのは統一教会で、その宗教団体となあなあで来た、安倍さんと自民党の責任は十分に大きい、これを契機に自民党と宗教団体の関係性を暴こう・・という方向にまで傾いてしまっている。 山下某は、学業優秀だったようですが、ここまでのシナリオを描いて実行した・・というのはあまりに出来すぎではないか。 で、ここから先は、また私の妄想ですが、誰か、彼の耳元で囁く人物がいたのではないか。襲撃を終えたら、抵抗せずにおとなしく捕まりなさい。真っ先に「元自衛官だった」と自白し、あとは淡々と辛かった人生と統一教会への恨みを伝える。重要なことは、実行前に手紙を投函しておくこと。必ずそれはメディアを通して日本中に披露され、世間の目は、一挙に君への同情と統一教会非難に変わるから。そうすれば君は、英雄だ。・・・とあくまでも妄想です。 ただ、ここで忘れてはいけないのは、理不尽な理由で人一人の命が無残に奪われ、山下某の母親は、決意一つで、献金を止めることが出来たはずで、彼ほどの頭と集中力があるならば、人生を切り開くことなんていくらでも出来たのに・・ということではないですかね。  

  2022.07.19

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  安倍氏殺害。まさか緻密な組織的犯罪じゃないよねぇ。

  参院選の結果が出ましたが、それは取り敢えずおいておいて。安倍晋三元総理が殺害されました。安倍氏にお会いしたこともないし、ファンでも信者でもないですし、これまでやってきたことで、評価できないことも多々ありますが、でも、公平かつ客観的にみて、安倍さんは私利私欲に走る政治家でも、ふらふらとポピュリズムに動く政治家でもなかったですし。その功績は甚大だと思っています。混沌とした国際社会の中で、各国要人と対等に話が出来る数少ない日本人であり、彼を失う日本の損失というのは、相当に大きいものがある。残念でなりません。 一部のメディアや政党の、執拗で脚色された印象操作がありました。あることないこと、安倍さんのせいだとされ、ことさら大袈裟に報道されてきたわけです。安倍シネ！とか、たたき切れと公に発言する人達すらいた。影響を受けたか、安倍さんを蛇のように嫌う人達が私の周辺でも大勢いますが、安倍さんを狙った彼も、もしかしてそういう空気に染まっていたのかもしれない。だとしたら、メディアや一部の評論家、政党の罪というのは、あると思いますね。何を言っても、取り返しがつきませんが。 銃撃されたとのニュースを聞いた時、私はどれだけ精鋭のスナイパーが最新式の武器で安倍さんを狙ったのだろう？　と考えたものでした。それくらいのプロでなければ、長年総理大臣を務め、今でも政界の重鎮である、よって厳重に警護されている人物を狙うなんて出来るわけがない。 ところが、元自衛官だったとはいえ、いくらでもその辺にいそうな男で、銃はお手製で、みるからにちゃっちいもので、それを持ってなんと3mそばまで近づいて発砲したのだという。しかも一発目は外れ、命取りとなった2発目まで2秒以上もあったのだと。防ぐ方法は、いくらでもあっただろうに・・。 犯人の山上某は、「母親を破産させた宗教団体に恨みがあった、安倍さんが、その団体に関係しているので、殺害しようと考えた」と供述しているとのことですが、そうなんだろうか？ありそうでもあり、そんな思考回路が成り立つのだろうか、との疑問もあります。 もし、今回の事件が、緻密に計画された安倍晋三抹殺計画だったとしたら・・なんてことまでチラと考えます。JFケネディ大統領のオズワルドがそうだったじゃないですか。ちょっとおかしな彼の犯行、とされましたが、巨大な組織がどうやら背景で蠢いていたらしいことは、周知のこと。 犯人の山上某にとって、安倍さんを殺害するメリットはひとつもないけれど、安倍晋三氏がいなくなることで、得したり喜ぶ人達は、数多いるわけですし。 ま、これはあくまでも私の妄想。本当に緻密な抹殺計画だったとしたら、緩い日本の社会で、解明されることなんか、永久にないでしょうしねぇ。      

  2022.07.11

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  高齢男性達は、苛立ってる？

  毎日、暑いですね。それだけで相当にシンドイのに、その上節電せぃ、といわれ、水不足にもなりそうで、さらにコロナの感染者数がまた、ジワジワ増えている・・。物価は呆れるように上昇し、ウクライナ情勢は好転しないし。 そんな中、少しでもお安い食材を、と遠方の店まで猛暑の中を歩いていたのです。自転車に乗った爺さまが、前方からやってきて（歩道なのに）、すれ違いざま、私に向かって、カーとか、ワォーとか吠えた。どうやらマスクなしで歩いていた私に、腹を立てたらしいんですね。 この暑さです。混み合った道路でもない。息苦しいので、マスクなしで歩いたって、罪はないはず。「外ではマスクは外していい」と国のお達しもありましたしね。しかも、マスクはちゃんと手に持って、「必要とあらば、いつでも付けますよ」というアピールをしつつ・・だし。 吠えられて、「あのね、マスク無しでも無言で歩いていれば、飛沫は飛ばないし、マスクして大声で吠えるより、よほど感染リスクは低いんですよ」と科学的な解説をしてやりたいと思ったのですが、うっかり関わると危ないですしね。不愉快になっただけで、その場は終わったのでした。 コロナのストレスからなんでしょうか、最近、妙にイラついているご老人が増えているような気がしています。それが皆、男性。つまり爺さま方。 先日も、安売りスーパーで、ずーっと妻に文句を言い続けの爺さまがいました。買い物に行きましょう、ときっと連れ出してもらったのだろうに、とにかく威張り散らしている。妻の方は「ふんふん」と聞き流していましたが、こんなジーサンと毎日、顔をつきあわせているのは、しんどいだろうな、と同情してしまった。 その数日後の同じスーパー。モタモタと狭い通路の真ん中を歩いていた爺さまがいたんですね。妻らしい方が「ほら、よその人の邪魔になるからこっちにどいて」と言ったら、カーと切れたようで「何だ、生意気な、バカヤロー」と怒鳴って、なんと小柄な奥さんのことを後ろから蹴っ飛ばしたんです。 こんなことをする夫がいるんだぁ・・ともう、びっくり。 さらに少し前でしたが、近所の、お年寄りとはいえない、もう少し若いオジサマに、家の孫が「じっとこっちをのぞき込んだ」と怒鳴られたのでした。おそらくベランダに出ていらしたんでしょうが、孫は道を歩いていて、チラと視線を向けただけなのに。少なくとも怒鳴られることではない。 それ以来、我が家は全員、その家の前を通るときは、ひたすら別の方向を見て暮らしていますよ。 日本のオジサマ達。大丈夫ですかぁ～コロナ禍が収まらず、ストレスや、不満や、面白くないことなどなど、みんなが抱えている世の中ですが、妙な発散は止めようよ、と言いたいですよね。 もっともこれが、コロナのストレスでも無く、暑さのせいでも無く、社会の閉塞感による苛立ちでもなく、単なる、年を取ったが故の人間性だったとしたら・・。救いようがないよねぇ・・と心配になるのですが。 

  2022.07.03

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  プーチン藁人形報道の是非

  先週のことですが、松戸市の神社の神木に、プーチンの顔を貼り付けたわら人形を打ち付けたとして、72歳の男性が逮捕されました。 防犯カメラに顔が映っていたようで、TVのワイドショーでも、ご当人の顔を晒して、報道してましたっけ。 プーチンを呪うわら人形・・と聞けば興味を引く話題なわけで、ワイドショーで取り上げるのも分かりますが、逮捕となって、容疑者の顔を日本中に晒すのは、はたしてどうなんだろと日々、クレムリンでクーデターでも起こらないかと期待している私なんぞは、しらけてしまった。 逮捕された男性の映像を見た限りですが、いかにも善良な市民、といった風で、おそらく、ウクライナの惨状に心痛めて、プーチンさえいなくなれば、と思った上での行動だったのでありましょう。 罪状は、器物損壊と建造物侵入の疑いだそうです。なにやら、無理矢理感のある罪状で。しかも、この程度のことに、大勢の警官が乗り込んだらしい。他に、警察がやるべきことって、いっぱいあると思うけど。 警察は、メディアが大々的に取り上げたので、大げさに動かざるを得なかったのでしょう。そして動いた以上、逮捕まで持って行かないわけにはいかなくなった。 テレビでも新聞記事でも「逮捕された男は黙秘している」「今時非常識な」と正義漢ぶってますが、「あんたら、実際にはそう思ってないでしょ」と突っ込みたくなる。 以前からのことですが、メディアの罪ということを考えます。つい最近も防犯カメラに映った賽銭泥棒を大きく取り上げていました。盗まれた金額は、数百円という額なのに。 無人直売所で、支払うべき金額を少なめにごまかす人を追いかけて詰問する、という特集も見ました。三百円入れるべきなのに、百円ごまかしたとか・・。 確かにわら人形でプーチンを呪う行為は褒められたことではない。わずかな額だろうと賽銭を盗めば窃盗だし、支払うべき金額をごまかしたら、それは詐欺罪というのかもしれない。 しかし・・報道人であることを誇るなら、もっと追求すべき悪というのがあるし、小さな罪を犯してしまった当人が、報道されることで負う、代償のあまりの大きさまで、考えなくていいものだろうか。 コロナ禍がようやく収まり始め（また増えていますが）、世界では、脱マスクをどんどん進めているのに、日本の「マスク無しけしからん」空気は変わりそうもない。 でもそれって、テレビでマスクをしていない人を見つけては、「マスクしてませんねぇ」とネチっこく報道したせいが大きいのではないか。さんざん、マスク着用を煽っておいて、今更「なかなか脱マスクが進みません」と困惑顔で報じるメディアの厚顔さに、私は呆れかえってしまう。 今、メディアの人達って、保身と日々のノルマにアップアップで、社会的責任とか、存在意義とか、人間としてあるべき姿勢とか、それら高邁なことを考えられなくなっているのではないか。 最近、そういうことをやたら考えます。 話は戻りますが、わら人形って、通販で「セット」が買えるんですね。Amazonでも、売っていて、びっくりしてしまった。でも別のサイトによると、手作りでないと効果は低いそうです。藁から仕入れて、夜中の1時から2時の間にひっそり作る。作ることを人に知られないのが大事なポイントだとか。 気になる方へ、ご参考まで。

  2022.06.25

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  夫の稼いだお金は夫のもの？

  最近、気になるのが、夫婦の財産のこと。あ、たくさんあるので、相続税の心配が出てきた・・ってことではないですよ。夫も私も親を全て見送り、次は自分らの番だなぁ、と意識し出すと、わずかな財産でも、わずかだからこそ、気になってくるわけです。 相続の仕組みや相続税が、配偶者に有利なことは、分かっていますし、当然です。気に入らないのが、税務署の見解によれば「夫の稼いだお金は夫のものである」ということ。 長い結婚生活の中で、夫が稼ぎ、妻が家庭を守る、という役割分担をしてきたとします。妻はおそらく、社会に出ればキャリアを積み、バリバリ稼げたであろう可能性を捨てて、家族のため、重労働の家事を担っていたりするわけです。 当然、家の収入、つまり夫の給料は二人の分ですから、妻も妻なりに生活費を上手にやりくりし、貯金もし、投資もしたりする。でも、一旦、夫が亡くなると、税務署は「妻名義の家計費通帳も亡くなった夫の財産で、相続税の対象だ」と考える。妻の口座の預金も株も、夫の給料から得た以上、夫のものだと、決めつけられてしまうのですよ。 いいじゃない、半分は相続できるんだから、という人がいるかもしれない。しかし、考えてみましょう。仮に妻が少ない夫の給料からやりくりして、コツコツ貯めたのが1億、夫の口座にも1億あったとする。通常、夫が先に逝く。残された妻は、その後の人生を少ない年金でなんとか生きなきゃならない。さて。妻としては、自分名義のものは、自分のもの、相続で家族と分けるのは、夫の持ち分だった1億、と当然考えますよね。それくらい貢献してきたわけですし。ざっくり計算して1億＋5000万円は妻の取り分となるはず。 でも、税務署的にはそうはならないわけです。妻がずっと専業主婦だったら（つまり、これまで稼ぎがなかったら）、家にある夫婦の財産、合計2億が相続対象で、半分相続できたとしても、妻の取り分は1億。妻からしたら、「一銭も夫から相続できないじゃない」ということになる。 長年、家族のために尽くしてきた私は、なんなのじゃないですか。腹立ちますよね。でも、「法律はそうなっている」と税理士さん達は言うわけです。 こういうことを避けるにはどうしたらいいのか 贈与とみなされると贈与税が掛かってくる。とにかく、国は、なんとか「妻の財産」を認めないようにしようと必死です。そこで考えるわけですが・・家事・育児を担当することに対し、あるいは妻であることに対し、給料を支払って貰う。という契約を結婚の最初に結ぶしかないのかもしれない。 しかし、あまりに世知辛い。こんなことだから、いつまで経っても主婦という立場が見下され、結婚して家族を守ろうなんて考える女はいなくなり、人は結婚なんかしたがらなくなり、少子化にますます拍車が掛かる。大問題だと思うけど。こんな妻を愚弄した日本の税制度ってなんなの？と思いません？ 

  2022.06.15

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  マスクを止められない日本人

  しつこくマスクの話題です。日曜朝の報道番組で視聴者アンケートをやっていて、「人通りのない外ではマスクを外す」という設問があったのですね。「そりゃあ、当然誰もがそうでしょ」。無駄なことを聞くもんだ、と家事をやりながら、ながら視聴していたんです。 ところが、びっくり。回答はわずか、63%.40%近い人が、人通りのない外でもマスクを外さないらしい。なんのため　感染リスクなんて、ゼロじゃない。 ところが、その後で見つけた読売新聞社の世論調査。 マスクを今後どうしたいと思うかの設問で、「できるだけ着けたい」が41％を占めたのだそうで。「必要なときだけ着けたい」は49％で、「できるだけ着けたくない」は9％。 　特に女性は「できるだけ着けたい」50％が「必要なときだけ」45％を上回り、男性の「できるだけ着けたい」32％、「必要なときだけ」55％と比べて着用を続けたい人が多かった・・とか。 「必要なとき」って、おそらく他人がいる時、なんでしょうから、ほぼ家にいるとき以外が「必要な時」の解釈だろうし、「できるだけ着けたい」って、「嫌だけど、しかたない」じゃなくて、「率先してマスクしていたい」ということなんでしょうから、世の中の空気はどうやら、ほとんどの人が「マスク賛成派」・・ということになるんでしょうかね。 日本人はマスク好き、とは感じていたけれど、これほどまでとはこりゃあ、岸田政権は「マスクは止めましょう」と言い出すわけが無いし、マスク無し社会に戻りそうもない。 いつだったか、TVの番組で割と売れている芸人さんが「コロナが収まっても、僕はずっとマスクしていたいですね。人に僕だってばれないし、楽だし。一生、マスクして出歩きたい」と語っていて、ほう、と唸ったものでしたが。 でも、本当にこれでいいのだろうかようやく、マスクの弊害が論文としても出てくるようになっていますが、日本と違って、さっさとマスクを止めてしまった世界の大半の人達の方が、生物体の本能として、正常じゃないかなぁ、と思うところあるんですよね。 といいながら、相変わらずマスク止められず、逆に、マスクをしていない人を見て、ハラハラしてしまう私なんですが・・。 

  2022.06.06

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  「ゴチになる」はすでに死語だった

  20代の子が食事代を奢ってもらった、というシチェーションの台詞を書く必要があって「ゴチしてもらっちゃった」と書いたら、若手編集者に「若者言葉として不自然」と指摘されてしまいました。 え　そうなの　ゴチになるって使わないのじゃあ、今時の若い人は、なんと言っているの 正直、びっくりでして。 それで周辺に聞いてみたんです。そうしたら「30代40代でもゴチになる、なんて使わない」そうで、「そもそも、若い世代は割り勘文化だから、そういう状況にならない」・・ということらしい。 ゴチするって、ナインティナインの番組『ゴチになります』から浸透した言葉だろうと思うんですね。おそらく、スタート当時、流行りだしていた言葉で、それが、番組の人気と共に根付いていった・・。 あれ、いつ頃から始まったんだっけ　と調べてみたら、スタートは1998年だと　四半世紀ほども前長寿番組だったんですねぇ。 今でも番組は続いていますが、「ゴチになる」は一般名詞化には至らず、賞味期限が終わった死語になっていた・・ということらしい。 いやいや、うかつでした。私は、そのすでに完全に色褪せてしまった言葉を、得意になって使っていた、というわけで。「ナウイ」を連発するオジサン並みに恥ずかしい。 じゃあ、今の若い世代はなんて言っているのと聞いたら、「奢ってもらった」「ご馳走になった」と普通に使っているらしい。なんと、一周回って、極めてまっとうな言葉に戻っていた、ということなんでしょうか。 教訓的には、はやり言葉はあっという間に色褪せる。「古くさい」と言われることを恐れず、地道に、普通の言葉を使用しているのが、よろしいようで。 

  2022.05.28

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  マスク生活はいつまで続く？

  暑くなってきて、マスクが辛い季節になりました。周りを見れば、もう海外ではマスク着用を止めてしまっている。メディアもさすがに、「いつまで続けるんだ」と言い始めているし・・。 そんな空気を察知してか、マスク着用に関する見解案を専門家グループが厚生労働省の助言機関に提出するんだそうな。内容としては、人と距離がとれる屋外で不要とするほか、未就学児の着用も求めないこととする。 もともと、マスク好きの日本人ではありますが、この3年ですっかり「マスク着用」が当然となり、止めるに止められなくなってしまった空気があります。 9歳の子供が、「あの人、マスクしてない」と睨みんでますからね。今や、そういう世の中になってしまった。 外国並みにかつての日常に戻るのは、今の状況では難しい。総理大臣辺りが率先して言ってくれないと。 でも、岸田さんは、そんな気はさらさらないのでしょう。今の高支持率は、感染対策を厳しくやってきたことが大きく影響しているわけで、味を占めた岸田さんと周辺が少なくとも夏の参院選が終わるまでは、「皆さん、感染者数も減少し、重症化率も低くなっている中、熱中症のリスクもありますし、マスクを外して、日常に戻りましょう」なんぞと言うわけがない。万が一、それで感染者数が再拡大したら、何を言われるか分かったもんじゃないですから。「マスクをしていた方が感染リスクは低い」と唱えている方が楽ですもんね。 世の中、なんとなく感染対策してますよ、というのが普通になってしまった。レストランや窓口に置いてあるアクリル板だって、すでに「やってますよ」の形式だけでしょう。あんなの科学的に有効とは思えないし。TVで、誰もいないリモート画面の中でマスクしている人を見ますが、これも「クレームが来るかもしれないから」の対策としか思えない。都バスも、いまだに一番前の一人がけの椅子を使用禁止にしていますが、あそこを空けとくことが、感染予防になるとも思えない。 そしてマスク。マスクがどれだけの感染予防効果があるのか、結局、誰も数字で立証できなかったじゃないですか。 科学的根拠なしで、私達は規制し合っているわけです。マスクの弊害というのも、大きいと思うのだけれど。 もう、二類から五類に変えて、日々の感染者数発表も止めればいいんですよ。きっと、世の中、すっきりすると思うけど。仮にもし、また強力な変異種が出てきたら、その時、また対策すればいい。 でも、岸田さんはしないのでしょうネ。そして、いつまでもマスク生活は続く・・。  

  2022.05.19

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  国内便に乗る際は、欠航の覚悟をしておくべきの教訓

  高松への旅をしてきました。目的のメインは、直島のアート探訪。安藤忠雄氏設計の地中美術館がある島です。 新幹線だと時間が掛かるので、往復は飛行機にしました。国内線に乗るなんて、十数年ぶりかしら・・と思いながら。 よって羽田空港では、QRコードでのチェックにモタモタし、やたら広くなった空港で迷い、自動運転の車椅子に驚き・・と完全にお上りさん状態。 それでもなんとか、搭乗ゲートまでたどり着いたのでありますが、なんと、高松の天候不順で、引き返すことになるかもしれないとのアナウンス。確かに雨が降りそうだけれど、大雪でも台風が来るわけでもない。慎重になり過ぎでしょ、と聞き流していたのですが、高松上空まで来たところで、「霧が晴れないので、しばらく旋回して様子をみます」のアナウンス。着陸出来そうも無ければ、引き返すか伊丹空港に向かいますと言うんですね。 ええ～～じゃないですか。半年も前から計画していた旅行を、高松の上空まで来て引き返すなんて、そんな現実があっていいわけがない。 で、息を詰めて、ハラハラドキドキ待ちましたよ。胃痛になりそうな緊張の20分近くを経過し、機体が徐々に高度を下げ始めた時は、どんなにほっとしたことか。 世の中、こういうこともあるんだなぁ、と四国を楽しんで3日目。夜の便で戻る予定が、朝になって、「天候不順で欠航便がでそう」との情報がおいおい、またかよ・・じゃないですか。 低気圧が近づいているのは知っていたのですが、（そのため3日間共、雨模様だったし）雨ごときで、欠航　長い人生、世界を飛行機で散々廻ってきましたが、従業員のストライクで欠航というのは度々あっても、雨で欠航なんて、考えたこともなかった。 でも、ここは日本なんですね。旅行最終日ののスケジュールもそっちのけで、朝から天気予報とフライト情報をチェック。どうも、夜になるほど雨が強くなり、欠航の可能性が高くなることと、こういうケースの場合は、キャンセル不可のチケットでも振り替えてくれることを知り、同行の仲間と空港にすっ飛んで向かいましたよ。はい、飛べません、もう今日の便はありません・・で空港で夜通し過ごすなんて、嫌ですもんね。 結果、なんとか午後の便の席を確保出来、無事、我が家に戻り、めでたし、めでたし・・だったのでありますが。 これまで大雪や台風で、欠航になったり、引き返したりのニュースを見て、「あ～ら、お気の毒」ぐらいにしか、感じていなかったのですが、当事者になると、た～いへんなのねぇ・・ということを思い知りました。 しかしこれも、航空会社の安全に対する真摯な姿勢の証明なのだろうと。引き返すことで余計なガソリン使って、キャンセルの払い戻しなんかしていたら、経営的にも大損ですものね。 その辺は、日本のクオリティなんだろうな、と感心しつつ、往復・欠航騒ぎで心身共に疲れ果て、当分は、飛行機での旅行はいいかなぁ・・と思ったのでありました。おしまい。 

  2022.05.15

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  Z世代は、短いのがお好き？

  GW中の暇ネタなんでしょうが、Z世代は映画（といってもネット配信の）も、ドラマ（おそらく録画の）も、倍速で観る傾向があるのだそうな。 つまり、退屈な場面は飛ばす、見たい役者さんのシーンだけ見る、その分、何本もの映画に目を通す・・のだとか。 Ｚ世代とは、一般的に1990年半ば〜2010年代初頭に生まれた世代を指すようで、生まれた時からネット世界に浸っている若者達。世界人口のおよそ1/3を占めているのだそうな。 今後の消費の中心になる世代なので、マーケットも、彼らの嗜好や価値観に、俄然、注目が行っているらしい。 まあでも、そのZ世代でなくても、動画を途中、吹っ飛ばして観る傾向は全世代に出来てしまっているのでは無いか。この私だって（Ｚ世代とは、かなり遠いが）録画ドラマのCMは当然だし、もったりした映画やドキュメンタリーはさっさと途中飛ばしで、先に進めますしね。 動画に限らず、文章もそうで、ネットのコメントなんぞ見ていますと、あんた、記事のタイトルだけでコメントを書き込んでいるでしょ、というおそまつでとんちんかんなもの、多々ありますもんね。少し長い記事だと「長すぎる」と切り捨てているし。 一つは、社会全体に「こらえ性」が無くなっているからではないか。辛抱強く最後まで見る、読む、話を聞く・・ということが現代人は出来なくなっている。 中身の薄い記事や動画が増えている、ということもあると思います。ネットの記事なんて、「なに、これ」と腹立つ位、中身のないの多いよね。動画も、巷に溢れかえって、もはや選択しないと追いつかない。よって、倍速で、かったるいところを飛ばす、面白いところだけ見る、という背景はよく分かります。 ただ、それによって、伝えるべきものが伝えられなくなっている、誤解や思い込みが横行する・・という弊害も増えているのではないか。行間を読むとか、表情による演技とか、余韻とかも、無くなってしまう で、その分、ワンフレーズポピュリズムが横行する。メディアの切り取り報道で、軽く世論が動いてしまう。小津安二郎映画なんて、現代に持ってきたら、絶対受けないのでは無いか。 まあでも、Z世代がこれからの中心だと、当分、企業は「彼らが好むコンテンツを提供する方向に努力」なんだそうです。（コンテンツという言い方も腹立たしいが）つまり、飛ばして見ても中身が分かる映画やドラマが中心になる。 なんかなぁ・・ではありますよね。理屈は分かるけど、引っかかる。 ところで、なぜZ世代かというと、1960年代生まれをX世代と言い出したからだそうで、さらに先の世代は、アルファベットがないので、α世代とかになるらしい。 じゃあ、1960年代以前はどうなのよＸの前のWかよ・・でありますが、どうやら消費の中心にもならないし、消えていく世代なので、少なくとも、マーケティング的には、死亡保険とか、墓地販売とか、腰痛や膝痛予防のサプリメント業界以外、とりあえず「高齢者」とひとまとめにして、お終いらしい。興味の対象外・・。 そこもちょっと違うだろ・・と思うのでありますが。   

  2022.05.06

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  環境保全・資源再利用を言うなら、協力しやすいシステムを。

  パソコンを新規購入したのです。8年、使っていたマイPCは、頑張ってくれていたのですが、キーの文字は剥げ、トラブルは多く、とうとう画面が赤くなるようになって、このままだと、いきなり使えなくなるかも、と脅され、新規購入に踏み切りました。 買ったはいいけれど、データの移動が、それはもう、た～いへんで。ネットでやり方を調べては、試してみて、うまくいかないと、再試行して・・フツーのオバチャンが、どんだけ苦労せにゃ、ならんのよ・・と思いつつ10日ぐらい掛けて、ようやく終了。もう、「私の能力を超える！」とヘトヘトでありました。 しかし、ここで落ち着くわけには行かなかった。古いPCをどうする・・の課題がある。 実は、先々代のPCが、まだ、しっかりあるんですよね。「処分が面倒」というのを「古いデータが必要なことがあるかも」のいいわけでずっと置いておいたのですが、さすがに、新・お払い箱PCが誕生した以上、なんとかしなけりゃいけない。我が家には、夫の古いPCも、そのまま机の上にあって、見ないよう、見ないように過ごしていたのですが、いよいよ、見て見ぬふりは出来なくなった。 中のデータを初期化しなくちゃならないらしいのに、これまたあれこれ調べてやってみても、どうにも上手くいかない。パスワード消去って、どうやるのよなんですよね。 そこに気づいたのが、PCの裏の「リサイクルマーク」これがついているPCは、購入時にすでに処分費用を支払ってあって、ちゃんとしたルートで送れば、安全に処分してくれるらしい。 知らんかった～・・でありますよ。もっと、早く言ってよ～・・手感じ。おいおい、そんなこと常識だろうが、と言われそうだが・・。 で、早速、その申し込みをやり、今現在、業者さんからの連絡を待つ、という段階。なんか、これでなんとかなりそうで、やれやれなんですが、世の中、いつの間にか、ゴミ一つ捨てるのに、いちいち手間暇かかるようになっているんですよね。 乾電池は役場の回収箱に。でも、Ni電池は、契約電気店の回収缶の中に。ケータイは、都庁の回収箱に。インクカートリッジは、蛍光灯は、タブレットは、何は、何は・・といちいち指定があって、どうも年々、厳しくなっている。『取り扱いません」という区民施設、確実に増えてますしね。 もちろん、まじめな庶民として、ちゃんと分別して出しますよ。でも、駅やスーパーに回収箱を置くとか、もう少し、便利にならないものでしょうかねぇ。 行政側も、人手もないし、経費も掛けられない、ということなんでしょうけれど、資源を大事に再利用、というなら、できるだけ、気持ちよく気安く協力できるように、工夫しようよ・・と思うけど。世の中、皆さん、忙しいし余裕もない。これから、高齢化社会が進み、若い世代は共働きが進み、協力する気があっても、ますます出来ない時代になる。なんとか、考えようよ・・とPC処分にアタフタして、しみじみ、思った次第でして。 

  2022.04.26

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  千羽鶴をウクライナに贈るのは愚かな行為なのか？

  ウクライナの人々の心に寄り添おうと、千羽鶴を送る運動が起こったそうですね。 でも、ネットやTVで発言力のある方達が「千羽鶴とか無駄な行為をして、良い事をした気分になるのは恥ずかしい」「いい人振りたいだけの愚者の行動」などと発言したりツィートしたりで一気に注目の的となり、千羽鶴をウクライナ大使館に送る運動は、中止になったようです。 中学生になったばかりの、昔のことを思い出しました。クラスメイトの弟さんが入院したと聞き、私達の間で何故か、「千羽鶴を送ろう」という空気が盛り上がったんですね。みんなでせっせと折って（結構、大変な作業なんです）、千羽鶴にして渡した。 その弟さんは無事、退院して、しばらくして、クラス全員にノートだったか、ハンカチだったかが、届きました。千羽鶴のお返しだという。誰が折ったか分からなかったので、クラス全員に、ということになったのでしょう。 「千羽鶴を折ろう」運動の中心になっていた私は、お返しの金額の大きさに驚き、さらに、その家族にとって、気持ちは嬉しいけれど、千羽鶴なんて置くところもなし、捨てるわけにもいかず、むしろありがた迷惑だったことを聞き、子供心ながら、大反省しましたね。自分達が「いいことをしている自分に酔っていた」ということも気づいていたし。 そのときからです、「ありがた迷惑」という事象を学び、千羽鶴を送ろうなんて、一切、考えないことにしたのは。 ウクライナで命の危険も含めて、大変な状況にある人々にとって、そりゃあ、武器や医薬品や日用品を贈られた方が助かるにきまっている。 ただ、一方で、戦中の「千人針」というのは、どうだったんだろう、とも思うわけです。声に出しては言えない社会の中で、「なんとしても生きて帰ってきて」という思いが一針、一針に込められているとしたら・・。たかが布きれでしょうけれど、もらった兵隊さんには、ありがたく、貴重な贈り物だったのではないか ウクライナに「千羽鶴を贈ろう」運動を計画した方は、社会の風当たりの強さを知り、大使館に送ることは止めたそうですね。でも、折るのを止めたわけでなく、千羽鶴が完成した際は「宿屋揖斐川」に飾る予定だとか。 「宿に来るお客さんと一緒に、ウクライナの問題を考えるきっかけにしたいと思います」 なんだそうです。   まあ、せっかくの善意なら、千羽鶴より寄付を募るなりして 日用品を贈る方が、支援にはなると思います。 今は、「気持ち」より、現実的な支援に力を注ぐときでしょう。 そう思う一方で、せっかくの善意がこういう形で終わるのは、 世知辛いなぁ・・という気もしてしまう。   いっそ、ウクライナ国旗カラーの千羽鶴を大量に作って、 ロシア大使館や、モスクワの大統領府に贈ったらどうでしょ。 「抗議」という意味では多少は、効果があるかも・・。    

  2022.04.19

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  ロシアのウクライナ侵略をとりあえず止める方法

  ポーランドとバルト３国のエストニア、ラトビア、リトアニアの大統領が13日、ウクライナの首都キーウを訪問し、ゼレンスキー大統領と会談。 ポーランドのドゥダ大統領は共同記者会見で「これは戦争ではない。兵士が民間人を殺害するために送られるなら、テロだ」とロシアを批判し、ラトビアのレビッツ大統領も「あらゆる種類の武器でウクライナを支援することが我々の義務」と訴えたようです。 ロシアのウクライナ侵略が始まった時から、これを「戦争」と称してしまうと、本質を見誤るのではないか、と危惧しています。 確かに広義に言えば、国家同士の武力を用いての闘争状態ですから、戦争と称しても間違いではないわけですが、今、ウクライナで起こっているのは、大国が核兵器をちらつかせて、いきなり他国に押し入って、国際法も無視し、他国の国土をむちゃくちゃに破壊し、民間人の殺戮・虐待の平然と行い、それを「特別軍事行動」と称して、せせら笑っている、という状態な訳で。 これを「戦争」というから、いやぁ、どっちもどっちとか、この際ウクライナは妥協して、などと言う国や人がでてくるんですよ。 ポーランドの大統領のように「テロ」と位置づければ、国際社会の立場も大分違ってくるのではないか と私がここでカリカリしても、事態は収まらないわけで・・。 おそらくプーチンも「まずいな」とは思っているのだと思います。世界を敵に回してしまったし、経済的にも多大な損失を抱えてしまった。といって、今引くと自らの地位も危なくなるから、振り上げた手は下ろせない。なんとか、巷間言われている5月の記念日までに「勝利した」っぽい体勢を整え、そこらで、一端、引き上げたいという腹なのではないか もちろんウクライナ側としては、許せることではないでしょうが、これ以上被害を拡大させないためには、とりあえず「停戦」という形にするしかない。本来は、ロシア軍が引き上げればいいだけのことですが、プーチンがそれでは引かないというならば（戦争犯罪人の一人の男に世界中が振り回されるなんて、おかしな話ですが）、まずは、双方、攻撃をストップし、ウクライナ人は軍も民間人も含めて、戦闘地域外の内陸部に移動する。 ロシア側は制圧した、とかっこだけはつけられる。あとは、自分らで散々荒らした街を、復興してもらおうじゃないですか。 ウクライナも、悔しいでしょうが、ここはまず、破壊された国の復興を優先させる。避難した人々も、自分の家に戻ってくる。一方で、本当の停戦協議を十年、二十年単位で続けていく。そこには、中立の第三機関も加わる。 さらに一方でプーチン政権崩壊をこっそり画策する。プーチンの娘達も、人としてまともであるなら、父親を説得する。 今の状況は、誰一人得をしないわけですから、まとめる人さえいれば、なんとかならないか・・という淡い期待を抱いています。  

  2022.04.14

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  なんとしてもロシアの蛮行を止めよう！

  ウクライナのブチャ(他の町も）での、ロシア軍による虐殺行為が明るみに出て、世界中に衝撃が走っています。 戦争とはこういうものだ、と解説する人もいますし、ロシアだけではない、アメリカも日本だってやってきたじゃないか・・と問題をはぐらかす人もいます。 確かに太古の昔から、人類は侵略し、残虐行為を繰り返し、しかし勝った側は正義となり、指揮した権力者を英雄視してきた歴史がある。 ただ、このウクライナの現実がそれらと違うのは、今現在、起こっていることで、止めなくちゃいけないし、私達が止めさせることが可能だということでしょう。 今回のウクライナで起こっている残虐非道行為で、一つだけ救いがあるとすれば、SNSや衛星写真の進化で、オンタイムで世界中の人が実際に起こったことを知り、制止させる可能性があり、犯罪人を摘発することも出来る・・ということでしょうか。 欧州では、ドイツやフランスなど、プーチンに対して懐柔的、弱腰姿勢を取って来た国への風当たりが強まっているそうです。 インドもこれまでの曖昧な姿勢から、ロシア・非難の方向へ変更せざるを得なくなった。 中国ですら、外務省の報道官が、ブチャでの民間人殺害について、「その報道や映像は深く憂慮させるものだ」と述べたとか。 国際的な非難がもっと高まれば、ロシアもプーチンも後退せざるを得なくなるかもしれない。そんなかすかな希望が見えて来たような気がしています。甘いかもしれんが・・。 さらに希望を述べれば、このウクライナ侵略を契機に、情報戦が主流になって、武力を笠にした傲慢な侵略がしにくくなるかもしれない、ということでしょうか。 2014年のクレミア侵略の際、世界がもっと声を上げて総非難していたら、ロシアの今回のウクライナ攻撃はなかったかもしれない。 それ以前にもプーチンは残虐非道な行為を繰り返しているわけです。チェチェン侵略や、シリア攻撃で、虐殺が行われている、という情報はあの時だって、私達はわずかながら耳にしていたんですよね。でも、世界レベルの非難はしなかった。 あの時、強固な非難をプーチンに向け、現実をSNSなどで広められていたら、もしかしたら、ウクライナ侵略はなかったかもしれない。 過去の反省を踏まえて、SNSが発達した今こそ、「事実は隠せない」というメッセージを広げ、世界中で制裁を掛け、ロシアの蛮行を今度こそ止めることに繋げられないものか・・と期待するのですけどね。人類の未来の、今は大きな節目だと。私はハラハラして見守っています。    

  2022.04.08

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  国立競技場を見学しました！

  あまりにたくさんのことが起こり過ぎて、はるか昔の出来事のような気がしますが・・。 2020東京オリンピック。そのメイン会場である国立競技場見学に行ってきました。 多くの方はご存知ないでしょうし、私も知らなかったのですが、国立競技場はオリンピック・パラリンピック競技大会終了後、この3月末まで原状回復の工事が行われていたんですね。 その間はイベント等にも使用できなかったのですが、工事の休工日、日曜にだけ、内部見学会が開催されていたんです。 その最終日27日（日）に、ギリギリセーフで見学できた、というわけで。しかし、見学するにも大変で、まず、予約しなくちゃならない。人数も見学時間も限られているようで、予約するにもかなり厳格で、幹事さんは大変だったようです。飲食は禁止、滞在は1時間以内で、とも書かれていて、なんとなく窮屈な、あるいは「お役所っぽい？」印象。 当日、しっかりチェックを受け、エレベーターで4階へ。そこからフィールドを見られます。わずかですが、観客席も解放されていて、座って「ああ、観戦するとこんな感じなのね」と実感も出来ます。確かに、木材を多用した曲線美は素晴らしく、広い競技場に、感動もします。トラック中央の芝生は青々として、手入れの良さも覗えます。 ロビーには、表彰台の見本や、実際使うハードルやスタート台やらが置いてあって、「表彰台に上るのも結構、大変なのね」とか、「ハードル、高すぎ、足が届かないじゃん」とか、選手たちの凄さも感じ取れます。 「こんな芝生が使われています」と芝生の見本も展示されていて、「本当だ、あの青々としているのは人工芝じゃないんだ」と驚いたりもします。 しかし、見学+体験できるのはそれだけ。入場料、1000円ですよ「え！　これで終わり」「見学できるのはこれだけ」「1000円高すぎだろ」というのが、我々シニア達の共通した感想でありました。 素晴らしいトラックに立ってみたかった。出来れば、ちょこっとだけでも走ってみたかった。IOC貴族たちが使ったという、貴賓席も覗いてみたかった。選手たちの控室もどんなものか、見てみたかった・・。 たくさんの「残念」な思いを引きずりながら、20分も経たないうちに、見る物もやることも無くなってしまって、再びエレベーターで1階に下り、ゾロゾロと引き上げてきたのです。なあんか、残念 せっかく建てた競技場を、途中で作り直したりして、凄まじく無駄金使った競技場を、無観客でしかオリ・パラ開催できなかった競技場を、今後も、維持費で赤字が続くらしい競技場を、もう少し、人々に開放して、愛される場所にすればいいのにね～。 ・・と思いつつ、その日は四谷近辺で花見をして帰路についたのでありました。今年の桜は、どこか弱々しく寂しげなような。桜も、世の中の空気を感じ取るのでしょうか。  

  2022.03.28

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  自然は美しく厳しい～和歌山を巡って

  和歌山県を旅して来ました。 何故、和歌山かと言いますと、少し前のNHK「ブラタモリ」で和歌山を取り上げていたんですね。 「そうだ、京都に行こう」というCMが昔、流れましたが、「そうだ、和歌山に行っていない」と私はその時思いまして・・。 大阪から入って、海沿いをグルっと回って名古屋に出て、帰ってきました。海沿いを一周。 温暖で美しい土地なんです。人々はのんびりゆったりしていて。でも、県の8割を占める山地がリアス式の海岸のギリギリまで迫っている。当然、川も多く、かつて水害も多かったらしい。熊野本宮大社は、とんでもない山奥にあるんですが、熊野川の氾濫で水害に遭い遷座した過去まであるんですね。その時、社殿は奇跡的に流されず、今に継がれているのだとか。 JR紀勢本線に乗ると、席の前のポケットに説明書が入っている。なんだろうと読んでみると「津波の時の逃げ方」なんです。確かに海沿いをぐるっと回るルートは、場所によっては、窓から手を伸ばせば海に届きそうな所を走っている。こんな所で高波や津波が襲ってきたら、どうやって逃げるんだ・・と思いましたもの。 街を歩いていると「ここは海抜〇メートル」の表示や、「避難路→」という表示が目に付きます。 しかし、「避難路→」の先に目をやっても、道なき山が迫っていて、ここをどうやって登って、どこに逃げるんだと途方に暮れてしまう。ともかく少しでも高い所に逃げろ・・ということなんでしょうが、これはお年寄りでなくても、避難は大変だろうと思いました。 山沿いの道をバスで走っていると、麓のわずかな平地に家がぎっしりと建っている。時々、土砂崩れの痕があったりして、土砂災害が起こりやすい地形であることが分かる。 旅行に出る前夜、東北で震度6の地震がありました。東京では、東北での被害や関東での停電がニュースになっていたようですが、和歌山方面では、ホテルのTVで見る限り「これは南海トラフ地震と関連があるか」が最大の関心事のようでした。 京都大学の先生だという方が「南海トラフ地震は必ず起きるんです、それは歴史が証明している。そうなると東日本大震災どころではない、何十万人もの死者が出る」なんぞと解説している。 紀伊半島は、南海トラフに近く、必ず起こると言われている南海トラフ地震の最先端なんですね。そういう場所は地震発生から津波が到達するまでの時間も非常に短いという特性があるのだそうです。 海岸沿いの地層の隆起を見れば、かつてこの地で凄まじい地殻変動が起こっていたことがよくわかります。その地殻変動が今後起こらない保証はどこにもない。 美しい風景と穏やかな気候の中で、人々は常に地震や水害や津波や土砂災害の危険と隣り合わせで暮らしていることを思い知りました。 でも、こういう状態にあるのは、こと和歌山県だけではない。全国津々浦々、日本のどこでもあり得る話で。 感染症に戦争に自然災害・・。なんとまあ、私達は困難に囲まれていることか。でも・・出来ることはある。少しでもうまくかわせるよう知恵を働かすしかありません。

  2022.03.21

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  ウクライナはきっと勝利する！

  毎朝、起きるとすぐ、「モスクワでクーデター」とか「プーチン失脚」のニュース速報が入っているのではないか・・と期待してテレビを点ける日々が続いています。 この愚かしい侵略を、どうしたら一日も早く止めさせられるのか。日本の一庶民の無力さを、つくづく身に染みる毎日です。 本日のロイター通信に、「ウクライナ大統領府の顧問がロシアが攻撃に使用できる資源は５月初めに枯渇する見込みで、それまでに戦争が終結する可能性が高いとの見方を示した。」との記事。 もちろん、ウクライナ側の言い分ですから多分に強気になるわけですが、私もこのロシアの侵略行為（戦争とは言わない、ましてや、軍事特別行動なんて詭弁に過ぎる）は、最終的にウクライナの勝利で終結するのではないか・・と思っています。希望と期待を込めて。 圧倒的な軍事力の差、と言われてきましたが、・その軍事的優位を保っているはずのロシアが、思ったように進めていない。・世界が思っていた程には、ロシア軍の能力は高くはなかった。・ロシア兵士の士気は低く（そりゃあ、なんで僕はこんなことをしているんだ・・って思うと思う）、一方でウクライナ側は、死を賭してでも故国を守ろうと団結している。・世界的非難の的となって、ロシアを支持しても得はないことが鮮明。・反対に、アメリカやヨーロッパ勢が、表立ってはやってくれないけれど、可能な範囲でウクライナを支援している。・情報戦では、圧倒的にウクライナ側が勝っている。・経済制裁で、ロシアの経済がどんどん疲弊していく。・ロシア国民だってこの侵略が愚挙であることを分かり出している。・ロシアの金持ち層にも、得なことはない。・他国に侵入したところで、ロシア軍に地の利はない。・仮にロシアがウクライナを占拠したところで、得るものはない。・世界の経済界だって、経済の混乱は迷惑千万だ。 なによりもかによりも、ロシア側に正義は全くない。以上、素人の拙い分析です。でも、 ベトナムだって、アフガニスタンだって、圧倒的な力を持つアメリカが結局は敗退したじゃないですか。 歴史を振り返るまでも無く、表向きの軍事力だけで、戦いの勝ち負けは決まるわけではないわけです。 もし、プーチンのこの身勝手な侵略がまかり通るとなったら、今後の世界は、混沌・メチャクチャになりますが、ウクライナが勝利してロシアが国力を落とせば、武力で他国を侵略する無意味さを、覇権国は学ぶことになる。 今回の結末は、ウクライナの人々の人生だけでなく、今後の地球の平和の在り方を決めることになるのでしょう。 おそらく、大勢の人がそのことに気付いている。世界の大半が(全部じゃないが）一致団結できれば、なんとか平和を取り戻せるのではないか。 そうあって欲しいし、きっとそうなる・・と信じたいです。    

  2022.03.16

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  橋下徹さん、煩い！

  以前から思っていたことですけど・・。橋下徹氏、煩い 今もウクライナ情勢に関しても「一人でも多く犠牲にならないように降参するべき。10年20年先にはプーチン政権もなくなるのだから」とほぼ毎日どこかで、持論を喚き散らしています。 そういう意見はあるでしょう。人それぞれ、様々な考え方があり、発信するのは自由です。 ただ、彼が問題なのは、何故だかほとんど毎日各局のワイドショーにコメンテイターとして出演していて、どこでも、相手の話を遮ってご自身の意見を強烈に押し付けることです。 テレビ慣れした敏腕弁護士さんですから、ディベートはお手のもので、あの凄まじい勢いの発信には、なかなか反論できない。 テレビ側も元大阪府知事さんだからか、維新の立役者だからか、彼の発言を遮ることはせず、多めの時間を割いて好きなようにしゃべらせている。 つまり、私達は毎日、毎日、橋下氏の個人的意見を、聞く耳持たず、相反する意見は許しがたいと切り捨てる傲慢な言いようで、聞かされることになっている。勘弁してよ～・・でありますよ。 もう一つ問題は、橋下さんは巧みな方で、注目を浴びるよう、少し人と違った意見を、でも、真剣でいい人にみえるように構築するんですね。必ずしも成功していませんけど。 これは危険なことではないか・・と前々から思っていたわけです。 いろんな意見があっていいんです。 でも、一人の意見をどこでもここでも流せば、世の中は、なんとなく「そうなのかなぁ」という気にもなりかねない。  彼は、あらゆる分野で、持論をまくし立てますからね。ご自身の専門外のことでも「専門家ではないけど」と言い訳しながらかなり過激に強引にアピールする。それで重宝がられているんでしょうけど。 橋下さんのやりかたなんでしょうが、使い方によっては害悪で、そして最近は、その害悪性の方が際立っている・・ような気がします。 テレビ局の関係者は、橋下さんがいると視聴率が上がると信じているのかもしれないけれど、うんざりしている視聴者も多々いるだろうことも、考えた方がいいと思いますよ。 私達が聞きたいのは、その道の専門家の冷静な意見で、強烈な押し付けがましい私的意見ではないわけですから。 ネットの世界では、少しずつ「橋下さん、やり過ぎ」的コメントが増えているような気がしていますし、特に最近、BSの、地味に専門家の話をじっくり聞く・・みたいな報道番組の人気が上がっているようですし。 メディアの人達も、そろそろ、そう言うことに気付こうよ・・と思いますよね。    

  2022.03.09

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  プーチンはおかしくなった？

  世界中を敵に回してウクライナ侵攻を進めているプーチン大統領。 どう考えても義も理もない愚かな侵略を押し進めて、彼は何を得られると思っているのか日に日に、発言が無茶苦茶になり、目つきが狂気じみて、 この5日間見続けて、私は晩年の豊臣秀吉を思い出していました。 秀吉も韓国侵略を進め出した頃から、様々な局面でおかしくなっていった。巨大な権力が、彼を狂わせてしまったのありましょう。 今のプーチンに重なってしかたない。そんなことを考えていたら、プーチンの精神状態を疑問視する声が、 アメリカの政界から相次いで上がっているとのニュース。 ブッシュ政権時の国務長官だったライス氏が「以前の彼とは違う。不安定に見え、 私が見たことのない人物になってしまっている」と発言。 共和党のマルコ・ルビオ上院議員も「今お伝えできるのは、 プーチン氏は明らかに何かおかしいということです」 「彼がこれまでと同様に、合理的に計算し、決定を下すと考えるのは大きな誤りです。 『古いプーチン』は冷血でしたが、計算ずくの殺人者でした。 『新しいプーチン』はそれよりも、さらに危険なのです」とツィートしたとか。 それなりの情報が入るそれなりの立場の人が、敢えて発言すると言うのは、 なにかきっとあるのでしょう。 しかし、だとしたら、とてつもなく危険ではないか。 頭のおかしな人が、巨大な武力を使って他国を蹂躙し、 その気になれば核爆弾のスィッチを押すことすら出来る・・。 どうしたらいいのでありましょう。このままズルズルとプーチンの思うようにことが進んだとしたら、世界は確実に暗黒への一途です。 時々、評論家ぶって、プーチンサイドに立った意見を述べる人や、軍事力が違い過ぎるのだから、さっさと降参して・・みたいなことを発信する人がいますが、これはもう、絶対許してはいけないことだと、世界が団結していきませんと、民主主義が壊れます。  

  2022.03.01

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  所詮、弱肉強食の世界でしかないのですかね。

  驚愕というか、呆れると言うか、民間人でも宇宙旅行に行き、子供でもパソコンを自由に使うようになった2022年の今でも、たった一人の胸三寸で、他国侵攻と戦争突入が可能だという・・。それに世界が右往左往するだけという現実。 古来、散々愚かな戦争を繰り返してきて、悲惨な歴史を作ってきたのに、人類と言うのは、歴史から何にも学んでいないんですね。ロシアがウクライナにいよいよ侵攻か、と世界は緊張に包まれています。明らかに国際法違反のメチャクチャな論理なのに、軍事力の差や、経済的力関係で、はっきりプーチンに向かって「あんたおかしいよ」と言えない世界ってなんなんでしょうね。しかもロシア内では、メディアがロシアの正当性を報じている。 結局、世界は弱肉強食、強いものの意思がまかり通ってしまう。 ロシアは強かに、時間を掛けて、精鋭の軍人を民間人としてウクライナに住まわせ、独立を支援する、という言い訳でウクライナ侵入のシナリオを組み立てているわけで、プーチンは今「思った以上いシナリオ通りだ」とほくそ笑んでいるに違いないのです。 今後、どうなるか、不安しかないですが、さらに不安なのは、今のウクライナ情勢を、じっと観察しているもう一つの「権力者の意思一つで国が動く」大国があるということ。ここもジワジワと時間をかけて他国の国土を買収し、いつの間にか大勢の自国民を侵入させ、一方で軍隊をどんどん強力化していっている。プーチンの思惑通り、事が運んだとしたら、「なるほど、そうか」といずれ必ず動き出しますよ。 ワイドショーでは、「それでは日本にどういう影響があるか」「小麦粉とガソリン代が上がる恐れが」と心配していましたが、呑気にそんな心配している場合ではないと思いますけどね。  

  2022.02.24

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  推奨という言葉で責任逃れする厚労大臣

  二歳児からのマスク着用について、しつこく書きます。後藤厚労大臣が「発育状況等からマスクの着用が無理なく可能と判断される子どもについては、可能な範囲で子どもや保護者の意図に反して無理強いすることのないように留意して、一時的にマスクの着用を推奨する」と「マスク着用を推奨」したそうです。2歳未満児への対応については「マスクの着用を推奨しない」と付け足したらしいですが。 政府としては「推奨」はしました、無理にとは言っていません。あくまでも現場で適宜判断してくださいということです・・と言いたいわけ。これ、完全にアリバイ作り、逃げ口上、役人の作った台本どおりですね。「大臣、こういっておけば、大臣に責任は及びません」と囁かれたに違いない。 しかし、一国の厚労大臣が公に「推奨」したとあれば、公立保育園の運営者は従わざるを得ないでしょう。「なんで、従わないんですか」と怒る保育者だって絶対いる。そういうことを、分かってやっているのか、想像できないのか。 ま、逃げ腰の、卑怯な姿勢としかいいようがない。 この大臣、某報道番組でも「コロナの致死率はインフルエンザの10倍ですよ」だから、規制を緩めるわけにはいかないのだと胸張って主張していました。しかし、「インフルエンザの10倍」というのは、新型コロナの出だしの頃の話で、今のオミクロン株の数値ではないはず。役人はどういう数値を上に上げているのでしょうか 憂いていたら、東京都医師会の川上一恵理事が記者会見で、厚労大臣の推奨の件について「とんでもない」との見解を明快に示してくれたようです。川上医師は小児科医なんですね。「2歳にマスクなんてとんでもないこと。大人を守るために子どもが犠牲になるというのが国の考え方。子どものためにちゃんと声を上げていかないと」と話したそうです。「マスクをすると息苦しさを感じるのは、気道に圧がかかり十分な酸素が取り込めていないから。子どもは運動量も多く、心肺機能への負担が大きい。子どもは簡単に吐いてしまうので、マスクの中で吐いてちっ息する可能性もある」と危険性を指摘し、 厚労大臣という立場からの着用推奨に「マスクをしてない子や保護者、保育園に対して、クレームが寄せられないかということをすごく恐れています」と懸念したそうです。その通りです。 かつ「昨夏デルタが流行していたときには、コロナよりよっぽど乳幼児に影響が大きいRSウイルスが大流行していたのに、マスク着用とは言わなかった。なぜ今、影響の少ないとされるコロナでマスクなのか。個々の発育段階によって、ちゃんとできる子もいればつけられない子もいる。対応に追われてやった気になるくらいなら、一律でしない方がいい」と歯切れいい。 保護者に向けても「小児にとっての発熱はコロナより恐ろしいものがたくさんある。なるべく検査、診察をしてほしい」と訴えたとか。 医師会にはどうかと思うこともありましたが、こういうことは、胸を張って発言していただきたし、メディアも、こういう意見こそ、取り上げるのが役目だろうと思うけど・・。  

  2022.02.09

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