神谷ちづ子・ついつい・一言

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• ふと思った、イイオトコの条件(7)

  私、ケチな人、というのは、しょうがないと思うんです。そういう風に育ってしまったのだから、いまさら責めたって、直るものではない。だから、ケチな男はダメだ！とは、一概にいいません。でも、人間って「払うべきとき」というのがあるんですよね。そういう時には、潔く、気持ちよく払える男じゃなくちゃいけない。時々いるじゃないですか。「あ、今日は僕が・・」といいながら、グズグズしていて、で、周囲が「いや、それは悪いから割り勘で行きましょう」と言い出すと、そうですかぁ・・とか言って、お財布を引っ込めてしまう男。あるいは「今日は僕の奢りだから、好きなもの、とって」と言っておいて、メニュー見ながら、一番安いコースを注文する男。あるいは、「ようし、今日はいいワイン飲もう！」とか言っておいて、ワインリスト眺めて、結局真ん中より下のワインを選ぶ男。あるいは、払った後、辛そうな悲しそうな顔をしている男。がっかりですよね。わずかな額で男を下げますよね。で、今日のイイオトコの条件。お金を使うべきときには、潔く思いっきりよく、払える男である！もっとも、男性達は、「そりゃあ、相手次第だよ」といいたいかも、ね。お金で愛は買えないが、愛はお金で測ることが出来る。・・という言葉もありますから。

  2007.02.15

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• 尾身財務大臣のスキャンダル

  １３日でしたっけ、たまたまテレビを点けたら、国会中継をやっていて、尾身財務大臣が、文字通り口角泡を飛ばして、反論しているところでした。おうおう、あの、尾身さんが怒っているわぃ、とつい腰を下ろして、見てしまったのですが・・。即ち、週刊誌に出た、「沖縄で行われた国際会議に娘を同行させて、食事代など公費でまかなわせた・・」という記事について、質問した民主党議員に対し、答えていたのでした。→（こちら）「自分が言い出した大事なプロジェクトだから、優秀な人材は誰でも使う。娘は、ホテルも自分で安いところに泊まったし、旅費も自分持ち、通訳としての謝礼だって受け取っていない！」何て、無礼な質問をするのだ、と怒り心頭という勢いで、攻撃したはずの百戦錬磨の民主党議員も、たじたじとなっていましたね。私、尾身さんとは一度お会いしたことがあるんです。リオデジャネイロにいた時ですが、この沖縄科学技術大学院大学・設立のことで、各国の要人の理解を得ようと、ブラジルにも来られたのです。尾身さんって、厳しいというか、気難しいことで有名な方だそうで、しかも、すぐに周囲を叱り飛ばすとかで、受け入れ側の事務方は毎度、ピリピリ相当の緊張を強いられるのだそうです。その時もですから、かなり緊張して、お迎えしたのでありますが、しかし、凄い方なんです。リオデジャネイロに夕方到着して、そのまま要人２人と会談、その後、リオの経済・科学関係のオエライさん方と食事をして（ほとんど、会議のような・・でありましたが）、９時半に空港に向かって、そのままロスアンジェルスへ。リオに来るまでも、同じようなスケジュールで各地を回って、アメリカへ行っても、同様なスケジュールで回るのだとか・・。もう、７０何歳か、ですよ。そのお年で、各国の初対面の要人と次々と会い、話をし、で、休みもしないで次の訪問地へ飛んでいく・・。食事を終えて、少しほっとしたときに、私、恐る恐る言ってみたんです。「センセ、遠くブラジルまで来られて、しかもこの美しいリオに寄られて、ゆっくり街を見てもいただけないなんて、あまりにも残念ですよ」と。そうしたら尾身氏は、言いましたっけ。「僕は、観光なんて、どうでもいいんです。仕事さえしていればいい」「でも、街を知ることも貴重じゃないですか。ぜひ、観ていただきたかったですよ」私もしつこく、もう少し（やっぱり、恐る恐る）食い下がってみたのですが、その日、仕事が無事終わったこともあったからでしょう、尾身氏、初めて和んだ表情をされて、「そうですね、次回は見てみましょう」とおっしゃいましたっけ。ああ、こんな和やかな顔をされることもあるんだぁ、とちょっと、見方が変わる気がしましたね。そういう方ですから、仮に娘さんを同行させたとしても、そんな決して、物見遊山ではないですよ。どこかの市会議員のような、政務調査費で家族と温泉旅行に行ってしまうような、そんな類のことでは、ゼッタイない。尾身さんを援護する気もないし、好きでもなんでもないですけれど、週刊誌も民主党も、見当外れのところで、ゴチャゴチャやっているように思いましたね。何度も言いますが、世の中もっと、やるべき大事なことが、いくらでもあるんじゃないですかね。

  2007.02.14

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• ワインを語る（１）

  「イイオトコ」シリーズを期待する声が多いんですけれど、そこは出し惜しみして・・今日から、ワインのコーナーも入れ込んじゃおう。Quickly, bring me a beaker of wine, so that I may wet my brain and say something clever.　　　　　～Aristophanesすぐに、一杯のワインを持ってきてくれたまえ。それで脳みそを潤せば、気の利いたことが言えるんだけどね！・・・私の拙い訳で、すみません。私も、かつては、ちょっとワインを飲んだ方が、頭の回転が増して、気の利いたことをいえたものです。特に、ヨコメシ・・即ち、外国語でお食事なんかしなくちゃならないときには、飲むに限りました。そうすると、ようやく舌が滑らかになって、会話に入っていける。もっとも、文法的に正しくなったかどうか・・は、はなはだ、怪しいですが、ネ。年とともに、ワインを飲んで、舌が滑らかになるまでは一緒でも、気の利いたことを言ったはずなのに・・・それを覚えていなくなった！相手もおそらく、気の利いたことを口にしたのかもしれないけれど、・・・それも、どうにも、記憶に怪しくなってきた。さらに、気の利いた一言のみならず、余計なことまで言っているような・・。それも記憶に定かではないので、あとから、雰囲気で推し量るばかりなんですが・・。ま、でも、それもこれもお互いさま。（かぁ？）と思うように心がけています。A meal without wine is like a day without sunshine.                                              ～Louis Pasteur楽しくお酒飲まずして、なんの人生よ。でありますよ、ね！写真は、チリのVentisquero Queulat メルローの２００４年もの。チリワインの上物で、薫り高くまろやか。お勧め！です。

  2007.02.13

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• 言葉の独り歩き・・しがらみって、なんなのさ。

  宮崎県の副知事が、ようやく決まりそうですね。対立候補の持永氏を擁立しようとしたのに、「しがらみ」のある人はいけない・・と反対が多かったので、断念した、とか。しっかし・・と思うわけです。しがらみ、ったって、自民党や公明党が、産んで育ててくれたわけでなし、落選した時点で、さっさと見切りを付けられているのじゃないですかね。副知事を選ぶのは、知事その人なのだから、今度は選んでくれた知事とのしがらみは出来たとしても、もう、推薦政党との「しがらみ」は、考えるほどでもないのじゃないですかね。知事になるのじゃないですものね、副知事ですものね。そもそも、「しがらみ」だ！と、ワイノワイノ騒いだのはメディアであって、余計なお世話じゃないですかね。副知事は、知事がやりやすい人を選ぶのであって、東京にいる、メディアがあれこれ、いうことではない。私も、宮崎県民でないですから、副知事が誰だってどうでもいいんですけれど、過去に何度も落選して、またもや浪人の身になった松永氏にとって、「副知事」ポストへの要請は、さぞや嬉しかったろう、と。ようし、頑張って県のために働こう、と張り切ったのではないですかね。何万人もの人が「知事に」といって投票した人ですものね、副知事に就任して、悪いことはない。なんだか、すっごく、気の毒ですよね。関係ない連中が、ワイワイ騒いで、潰してしまった。この「しがらみ」という言葉が、今回も独り歩きしてしまった。郵政民営化の選挙の時、「造反議員」という言葉が、独り歩きしてました。民営化に対して反対だ、と言っているだけで、造反ではないだろう、と思ったものですが、ＮＨＫこそ、「反対派議員」という言い方をしていたものの、あとは国中で「造反」と言っていた。「造反」と言ったら、もう、ダークなイメージですものね。完全に悪役ですよね、その時点で。造反→悪役→正しい民営化を邪魔する悪いやつら、というイメージが作られてしまった。結局、民営化が本当にいいのかどうか、ろくに議論もされずに、日本が動いてしまったですものね。なんかねぇ。どうにも、すっきりしないのですけどね。

  2007.02.11

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• 今日見つけた、これだ！の一言（9）

  一言・・というには長いですが。『スタートは、マティーニで、というのが僕の理想だけれど、ならその日の最後の一杯を何にするか、となると、これが案外に難しい。シングルモルトにするときもあれば、さっぱりしたモヒートの時もある。でも、デザートを食べなかった夕食の後は、マンハッタンだろう』　　　　　　　～１/１０・日経新聞（夕）、東理夫著『マティーニ・理想の最初と最後』から～ 昔。まだ２０代の頃でありますが、初めて出張に行って、泊まったホテルのバーで、このマンハッタンを５杯か６杯立て続けに飲み、グルングルンに酔っ払って、死にそうになったことがあります。何故、マンハッタンだったかというと、マンハッタンしか、カクテルの名前を知らなかったから。何故、そんなに飲んだか、というと、初めての出張に、当時、女が出張に行かせて貰えるなんて、めったになかったこともあり、やたら緊張しハイになってしまったから・・だったろうと思いますね。以来、マンハッタンに手が出なくなってしまった。あの、辛い思い出が、よほど骨身に沁みているのでしょう。その後、よく知りもしないくせに、気取って「ブラッディマリー！」と注文して、トマトジュースみたいなのが出てきて、当惑したこともあります。「なんで、こんなのが来るの？」と騒いで、知ったかぶりがバレました。「知ったかぶりをしちゃあ、いけない！」と学習したのはそのときからです。モヒートを覚えてからは、得意げにこれを注文したりもするのですが、時々「モスキート」と言ってしまって、大いに恥をかいたりしてます。所詮生半可な知識での注文だから、酔うと時々、こういうしくじりを犯します。最近、スタイルを変えました。「あのねぇ、柑橘系で、辛口で、強めで色のきれいなの！」などと、甘えた声で注文するのです。よく言えば、お任せ、ま、要するに、思考放棄、ですかね。 苦労せずに、目新しいカクテルが体験できるし、男に甘える、なんてことがトンとなくなってしまった昨今、イケメン系のバーテンダー君に、そうやって注文するのは、ひとつの快感！でもあります。声の甘さに、磨きも掛かったりして。最近、ショットバーに、女性の姿が増えているような気がしているのですけれど、案外、彼女達も、そんな快感を求めて・・だったりするのかもネ。 でも、そんなことだと、カクテルを語れるまでには到達しない。たまに、こんな文章に出会うと、ちょっと嫉妬したくなりますね。

  2007.02.10

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• 胸が大きければ、いいのか？！

  最近、広告チラシを置いているタクシーが増えているようなんですけれど・・。なんとなく見ていたら、一つのチラシにこういうことが書いてあった。『たった一度の人生！　あなたは今のバストで、満足できますか？』余計なお世話だわぃ、と思いながら、もう少し先を読むと・・「彼氏の喜ぶ顔を見たくは、ありませんか？」だと。要するに豊胸手術の広告なんですけれど、カレシを喜ばすために、女が豊胸手術をするのかい！って、思いますよね。カノジョに豊胸手術をしてもらって、無邪気に喜ぶ男がいるのかよ！　・・とも思いますよね。な～にを、考えとるのじゃ！・・でありますよね。昔は、バストがでかいと頭が悪そうに見える、ってんで、胸の大きい子は、それを嫌がってましたよ。それが、いつ頃からか、胸の大きいことはいいことだ、となり、まあ、それくらいなら、「どうぞご勝手に」、でありますが、さらには、胸が大きいことが女の価値だ・・みたいにすらなっている。胸だけデカイ、おつむも性格も悪そ～な女の子が、テレビの中で、エラソーにしている。それを周りの男たちがデレデレと持ち上げている。おかしいですよ、これ例えば、女性とデートするとして、会って、食事して、映画でも観て、会話して、映画の感想なんかも語り合ったりして、で、最後にホテル行って・・と数時間を過ごすわけですよね。胸が大きいと、ホテル行ってベッドインして、最初の５分ぐらいは、そりゃあ、いいのかもしれないけれど、そのわずか数分のために、一日、つまんない女とつまんない会話するわけ？？ある時私は、男たちに問い質したのです。それでも、頭の回転が速くてウィットのある、でも胸の小さい女の子よりも、オバカな胸の大きい子の方がいいわけ？！・・と。そんな、わずか数分の快感のために、他の数時間を犠牲にするわけ？？とね。そうしたら、彼ら、モゴモゴと口ごもりつつも・・「う～ん、やっぱり胸の大きい子の方がいいよなぁ」「うんうん、数時間、我慢してもいい」だと。理解できぬもの、汝の名は、男！・・であります。

  2007.02.09

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• 今日の真実（2）～お金って・・

  私、東京２３区の某区に住んでいるんですが、このたび、区民債というのが、発行されることになったんです。区の公園用地を買収し、整備する費用８億円を作るため、として。で、その区民債、５年満期で年率１．５９％なんだそうです。その募集が、昨日６日からスタートした。今、銀行の５年定期預金の利率は０，９５％ぐらいですから、まあ、少しはいいかな、という程度ですよね。でも、街のためにもなるのだし、多少は利率もいいから、やってみようかな・・と、実はその募集２日目の今朝、ノコノコ指定銀行まで足を運んだのですよ。今週末だと、私も忙しいし、やや遅いかもしれないし・・・なんて暢気に思って。で、「あのぅ、区民債を・・」と窓口で切り出したら、「そんなの、とっくに、昨日の朝一で、完売です」と言われてしまった！銀行が開く前から並んでいて、開店３０分後には、全部売れ切れてしまったんだと。一人最高３００万円限度で、ですよ。８億円分が、わずか３０分で、集まっちゃった、というわけです。ほんのわずかな高利率、というだけで。いやはや、私ゃ、世事に疎かった、ということですな。世の中がそういうことになっているなんて、ゼンゼン知らなかった。「世の中って、そういうことになっているんですかぁ？」と窓口のオバチャンに未練たらしくグチったら、「そうなんですよ、でも、お客様以外にも、今日になってノコノコ見えられた方、いましたよ」さすがに『ノコノコ』とは言いませんでしたが、目は、「今頃ノコノコ来たって・・」と確かに見くびった光を放っていた！結局、無駄に銀行に足を運んだだけで、私はトボトボ引き上げてきたわけです。我が蓄財の道のりは、はるかなり。それにしても、１００万２００万を、年利１，５９％で貯めたって、５年先に受け取る額は、高が知れているのでありますが・・。朝から、並ぶんですねぇ。そこで、今日の真実。人は、お金の臭いのするところには、それが例えわずかなものでも、敏速に反応するものである。ジャン。のんびりしていては、ダメなんです。

  2007.02.07

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• ふと思った、イイオトコの条件（6）

  あまりに基本編で、いまさら言うまでもないことなんですが・・。「女は若い方がいい」なんて、ゼッタイ言わないオトコである。ついでに態度にも見せないオトコである。と言って「女は、熟女がいい」といわれるのも、ちょっと・・でありますが。ボソッとやや照れくさそうに、「乳臭い女なんて、オレ、興味ないんだよ」あるいは「子供相手にしたって、面白くないからなぁ」あるいは「若い女なんて、ろくにモノも知らないし、話したってつまんないもんな」などと言える男。乳臭いが、ションベン臭いでも、大いに結構！しかし、これがなかなか、いないんですよね。言葉にしないまでも、ついつい態度に出てしまう。目線からして「若い子っていいね！」と、明快に語ってしまう。オトコって、そういうとこ、強かじゃないですよね。女は、そんなバカじゃないですよ。どうしても、いいたくなっても、「オトコは若い方がいい」なんて、決して言いません。「若い子”も”いいわよねぇ」というんです。

  2007.02.06

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• 今日見つけた、これだ！の一言(8)

  このオレに　あたたかいのは　便座だけ　　　　　　　　　　　　　　～第一生命サラリーマン川柳から～　　→（こちら）今年も、恒例のサラリーマン川柳が発表されました。それぞれに面白いのだけれど、思わず、プフッと吹いてしまったのがこれ。しみじみ共感、というか。寒い朝、トイレに座って、お尻がホカッと温かい時の、あの愉悦感！人生、辛いことばっかだし、決して裕福な暮らしじゃないけれど、とにかく、便座が温かくって、シャワー付きの、トイレのある生活が私にはある！ああ、私って、幸せな方なんだわぁ、文句言ってちゃいけないわよねぇ・・と思う瞬間です。今の時代の日本に生まれて、ホントよかった。昔、ローマでイタリア語の学校に通っていた頃、クラスで、ビデの話になったことがありました。で、「日本には、シャワー付きトイレがあるんだ」と拙いイタリア語で説明したら、みんな,「信じられな～い。日本にはそんなのがあるんだぁ～！」とのけぞって驚愕してましたっけ。イタリア人の先生はもちろん、ドイツ人の生徒もアメリカ人もフランス人も・・。私、その時以来、日本が今後生き残る道は、ここにあるのだと思っています。便座じゃないですよ。シャワー付きトイレに象徴される、日本のアイディア、精巧な設計、確かな技術、というもの。中国と一緒になって、安物作っていちゃあ、きっとダメなんですよ。・・と、川柳から妙な話に流れてしまった。

  2007.02.05

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• 小沢一郎は、完全にズレてしまったのだろうか？

   民主党・党首、小沢一郎氏が、今回の柳沢大臣『女性は機械』発言に、日本の女性の抗議の声が、思ったほどあがらない、と嘆いたそうです。日本人は、なかなか行動に出ない、と。 →（こちら）なに、言ってるのでしょうねぇ。私が彼の妻なり娘なり身内だったら、「あーた、バッカじゃないの！　日本の女は、そんな扇動に乗るほど愚かじゃないわよ」と叱りつけてやったのに。彼は、私の夫でなくて、幸いでありましたよ。私達・女は、様々な思いを積んで生きてきてますから、こと女の問題に関しては、もっと冷静かつ複雑で、オトナです。柳沢大臣の発言が、不適切だったとは重々思うものの、その程度のことは、世の中いくらでもあって、いちいち怒っていてはやってられないから、放っておきましょう、と思っているのですよ。そんなことより、もっと大事なことがあるでしょう、と。彼が国会で、今回の『機械発言』に関して「人間としてあるまじき発言」と表現していたのを聞いて、なんだかとても嫌な感じだったのですよね。「キミらの周辺じゃあ、もっと問題な差別的発言も行為も、グジャグジャあるだろうに！」とも思うし、「この程度のことで大袈裟に騒いで、国政を混乱させようなんて、浅ましい」とも思ったし・・。私、小沢一郎のファンだったんですよね。この人こそ、日本を任せられる人だ、と昔、本気で思っていた。それが、野村沙知代を担ぎ出した頃から、あれ？？ どうしちゃったの？？　と、引いてしまっていたのですが・・。（野村サッチーが国会議員になるようじゃ、日本もお終いだと思ってましたから）今回の件で、なんだかもう、がっかり。もっとも、彼一人のことではないわけです。議員さん達って、少々、感覚がズレてしまっているのかもしれませんね。もっと、生活人の目線を持って、シャープに世の中を見通してもらいたいものです。

  2007.02.04

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• あなたは豆撒き、なさいました？

  節分、です。それにしても、あの「恵方巻き」というの、いつの間に、広まってしまったのでありましょう？！スーパーじゃあ、もう、暮れのおせち料理並みに、大きな場所占領して売られている・・。日本人って、こんなに節分にのり巻きなんぞ、食べる国民だっけか？私ゃ、そんなの知らないぞ・・。なんだか、節分の風景が変わってしまったわよね・・そう思いながら、買い込んだナスやら豆腐やら日常のコマゴマを、レジの外で袋に詰めていたときでありました。隣りで同じように袋に詰めていたご老人というか、オジサマが、私に話しかけて来られたのです。「さっき、どこかのバーサンが、階段のとこで倒れてしまったらしい。血流して、かわいそうだった」「そう、それは大変だったんですねぇ」・・と私は作業を続けながら、相槌打ちました。「一人暮らしなのかなぁ、スーパーの係員が慌てて家族に連絡とっていたけれど・・」 「へぇ、そうなんですか。でも一人住まいだったらどうするんだろう、気の毒ですよねぇ」 小さん師匠似のオジサマは、旧知の仲みたいに話を続けてくれます。「今日さぁ、鬼子母神で豆、貰おうと思ったんだけどさ、凄い人だかりで、貰い損ねちゃったよ。城戸真亜子とか、松岡キッコとか、きていたらしいよ」毎年、近所の鬼子母神では、節分にそこそこの有名人呼んで、豆撒きが催されます。「ああ、そうか、今日は豆撒きの日でしたよねぇ。私も行けばよかったかな。谷隼人が、毎年、来ているんですよね」「今年は谷さん、用があって来られなくって、それで奥さんの松岡キッコが来たらしいよ。でも大変な人で、近寄れもしなかった。だからさ、豆貰い損なっちゃって、ハハ、仕方ない、自分で買ったよ」そういって、小さな豆の袋を私に見せてくださいました。１９５円の一番小さいやつ。「そうですか」。私も一緒に笑って、それから「じゃあ」と言って別れましたが、一人暮らしと見受けたオジサマ、あの豆、帰って一人で撒いたのでしょうか。それともテレビ観ながらポリポリ食べたのでしょうか。ふっと寂しさ漂った、夕暮れでありました。

  2007.02.03

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• 今日見つけた、これだ！の一言(７)

  見つけたのは、今日じゃないんですが・・。『「孤独でない」ということは、実はとても面倒なことである』　　　　　　　　　　　～ＮＹバッグ職人さんのブログからＮＹで、手作りバッグをデザイン・製作・販売している方のブログからの一言です。そうよねぇ、深いなぁ・・と思って書き留めておいたのですけれど、どうも、『面倒』だけでは、すまなくなってきたらしい。朝日新聞（１月２９日）の記事（こちら）によると、老後、夫と同居している妻の死亡リスクは、２倍になるのだそうです。即ち、テイシュがそばにいると、妻は長生きできない！一方で、テイシュの方は、妻と同居すると死亡リスクは半分になるらしくって・・。 女って、老後も大変なのねぇ・・と、改めて我が身を、儚んだのでありました。(儚んだついでに、我が家のシクラメンを撮って、入れ込んでみました。初ケータイフォト撮影＋初ケータイからＰＣへ取り込み＋初Ｋａｚｏｏさん・真似しぃ、です） 

  2007.02.02

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• アニータがやってきた！

  しょうもない事件なので、記憶にない方も多いかと思いますが・・。 青森の住宅供給公団の職員が１４億円も横領して、その大半をチリ人の妻に渡し、その、チリにさっさと戻っちゃった妻・アニータが、豪邸建てたり、事業を始めたりで使っちゃった・・という事件。 で、アニータは、「貰ったお金は返す必要がない」と開き直って、豪邸を得意げにメディアで公開したりしたのですが、それが、むしろチリ人の共感を得、一躍スター並みの人気者になってしまった・・という、どうにも日本人としては腹立たしい事件だったわけです。 そのアニータが、事件から６年ぶりに、日本にやってきた。 日本のメディアは大騒ぎです。 今日の昼も、テレビ朝日の番組で、 青森にいる彼女と直接つなげた、特別コーナーを設けていた。 いくらお金を渡したのでしょうかねぇ。 司会者やコメンテイターが、アニータに、 「元夫と携えて、お金を返していこうとは思わないのですか！」とか、「申し訳ないとは思わないのですか！」とか「愛はなかったんですか！」とか詰め寄るのですが、 凄いですね、南米の女は。たじろぐ気配もない。 「億万長者だと思って結婚したのだから、そりゃあ、お金は使うわよ」 「愛してなんかいないけど、会って話はしたい」 「お金、使っちゃったんだもの、もう、返しようもないじゃない」 と、まあ、しゃらっとしている。 詰問しているはずの、大和田獏たちの方が、どんどん感情的になってきて、終いに彼女から「感情的にならないでよ」といわれる始末。日本の先端メディアの面目丸つぶれ、でありました。 いやぁ、南米の女は、凄いや。 でも、このアニータ女が、日本にも増えてきているような気がしているんですね。 最近、「結婚するならお金持ちの男！」「年収ン千万以上ない人は、対象外」などと、平気で公言する若い女が増えてきている。 お金持ちと結婚したい、というのは、古来、女の本音だったのでありましょうが、しかし、そういうことは、考えちゃあ、いけないこと、ましてや、口にしてはいけないこと、公言なんか、絶対ありえないこと、下品なこと、であったはず。 それが、ふと気がつくと、フツーに口にされるようになっている。 それも、モデルだの、女子アナだのの、フツーの女の子たちが憧れとする人達が、 当然のことのように言うものだから、世の無垢な女の子たちも、そのまま信じるようになっていくのでしょうねぇ。 なんともまあ、というところでしょうか。 もっとも、私だって、「そりゃあ、お金がある方が、いいわよねぇ」と思うものね。 それにしても、日本のメディアは、アニータなんかに、 してやられないで貰いたいですよね、くれぐれも。

  2007.02.01

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• 「女性は機械」発言の火は、ますます燃え広がるようで・・。

  前回の続きになります。柳沢厚生労働大臣の「女性は子供を生む機械・装置・・」発言に対し、けしからん、辞任しろ、という抗議の波が、ますます大きく広がっているようです。野党三党は、辞任しなけりゃ、国会をボイコットするとかしないとか。もっと重要な審議が、山積みでありましょうに。まったくねぇ。今や、日本中ヒステリー状態、「人としてあるまじき発言」「人間として許されない」などなど、表現はますます過激になっている。こういう雰囲気になると、『もう、謝ったのだし、こんなこと、放っておけばいいんじゃないの』というコメントは出しにくくなる。そして確かに、けしからん発言だったかどうか、といわれればその通り、けしからん、無神経な発言なわけですから、「許せん、辞任しろ、あるまじき発言」側は、ますます勢いついていくわけです・・。タテマエに走るのは、たやすいですからね。日本の悪い体質、一億総・右向け右現象です。社民党の、辻元清美議員が、昨日の国会で、「全ての女性を代表して、辞任を要求します！」と発言していましたが・・。言わせてもらえれば、「私ゃ、あんたに、代表なんかしてもらいたくない！」。勝手に代表しないで欲しいですよ。この方、自分がどういうことをやってきたか、心得ているのでしょうか。今回のこの騒動で、なにが嫌だ、と言ってこういう風にヒステリックに騒ぐことで、所詮女はこの程度・・と社会的に再認知されてしまうから、なんですよね。マイノリティー根性、というか。すぐ差別だ、蔑視だ、と大騒ぎする。本当に女が戦うべき時、というのは、もっと他にあるはずなのに。もし、女性大臣が「男は給料を運ぶ機械だから・・」と発言したとして、男性蔑視だ、けしからん！　と騒ぐ男がいるだろうか？なんか、いい加減にしましょうや・・と思うわけですが、その辺の主婦の声なんぞ、届くわけもなく・・。かくして、世の中の空しい騒ぎを、見守るだけなのであります。

  2007.01.31

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• 大臣の失言とアゲ足取り

  柳沢厚生労働大臣が「（女性は子供を）産む機械、装置」と発言したことで、「厚労相として許されない発言だ！　許せん！」と一斉に批判が湧き上がっていますね。 まあ、確かに大臣として、しかもよりによって厚生労働大臣として、実にまったく、軽率、配慮無しの発言だったと思うけれど・・。また、小さなミスでもとことんアゲ足取って、相手を引きずり落とす、というのは政界とメディアの常識なのかもしれないけれど・・。しかしねぇ。あの年代のオッサンなら、彼に限らずその程度のことは、実に無神経に言い出しそうなのは、分かっているし。例え方はおよそ悪いけれど、「機械の台数が決まっているなら、生産を上げるためには、一台毎の生産を上げるしかない・・」という趣旨で言ったのだ、ということは、分かるわけだし。（趣旨の内容も悪いけれど）そんな大騒ぎするような、暴言でもない。それを、女性議員が、ゾロゾロと打ち揃って出向き、怖い顔して辞表提出を要求した、というの、ちょっとなぁ、と思いますね。ひとつの政治家としてのポーズなのでしょうけれども、「こんなことでいちいち目くじら立てる、余裕のない頭の固いオバサン達」という印象はあったよなぁ。「女って、すぐにムキになるから」ときっと影で男達が、囁いているんじゃないか。女性の代表者のイメージとして、私は、マイナスだったような気がしますけれどね。「困ったもんねぇ、みんなでガツンと言ってやりましょう」とか言って、アハハと豪快に笑う・・ぐらいのそんな余裕を見たかった、と思うのですけれど・・。どうなんでしょ。昔、某・東京都知事が、「ババアの存在は害悪だ」と言って一時、物議を醸しましたっけ・・。そっちの方が、確信犯なだけ百倍も質が悪いと思うのに、相変わらずの人気で、再選されそうな勢いですよね。世の中、なんか、おかしいですよね。

  2007.01.29

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• 今日見つけた、これだ！の一言（6）

  『恋は人から勇気や言葉やユーモアなどを奪い取ってしまう。』　　　　　　　　　　　　　　　・・森瑤子著「ヴァイオリニスト」から。森瑤子の小説って、２～３冊読むと、あとは大体、そのパターンの繰り返しなものだから、ああ、またか、と思うことが多いのですけれど・・。でも、さすが、というか、男と女の真髄を鋭く観察しているところがあって、亡くなって随分になるけれど、「オッ」と思う一言に今でも出会ってしまうことがある。今日の一言もそのひとつ。そうなのよねぇ。日頃は頭の回転が速いはずなのに、恋しちゃうと、ゼンゼン回転しなくなっちゃうんですよねぇ。だから、話題も乏しくなるし、気の効いた一言も、思い浮かばない。言いたいことも言えないし、そもそも、何を話していいのか、分からなくなってしまう。結局、「なんか、キミってつまんないねぇ」と振られてしまうのだ。世の中大抵、思いの強い方が負けるのは、そういうことだったのかもしれない。そういえば、とさらに思う。最近、そういうことがない・・。誰に対してもオドオドしなくなってしまった自分がいる。世慣れたからだと思っていたが、ウーン、恋に縁なくなったせいだったのかも・・。

  2007.01.28

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• 捏造ではないのだけれど・・。

  関西テレビの「発掘！あるある大事典」・捏造事件でありますが、どうも、各局の報道が、手ぬるいというか、歯切れが悪いというか。公務員や、政治家のスキャンダルだと、あれだけ執拗に攻撃する彼らが、「他山の石としなくちゃいけません・・」と苦笑して、さっと流してしまっている。あそこまでひどい捏造はしないけれども、まあ、自分達もあんまり人のこと言えないからなぁ・・とどこかで思っているのでしょうねぇ。でも、納豆がダイエットに効くかどうかなら、「オバカですねぇ、効くわけないだろが！」と笑って済ますことも出来ますが、こと報道番組となると、そうはいかない。そうは行かないのに、しかし、「捏造ではないけれど、限りなく制作側の筋書きに沿った番組作り」が、実に日常、なされているのではないでしょうか。公務員の退職金が多すぎる、という報道ありますよね。で、こんなにもらっている、と言って出されるデータは、事務次官の退職金です。わずか一人しかいない最高位の人の退職金額を上げて、こんなにもらっている・・というような報道をしている。街角の声、というのありますよね。なんだかどうも、都合のいい意見の映像だけ流している。インタビューした人全員が、そういう意見だったのではないだろうに。セクハラを受けた女性が、涙ながらに語る、というの、ありますよね。モザイクかけて誰だか分からないようにして・・。事実だったら、それはまことにけしからんことだけれど、こういうやり方で、人を陥れようとしたら、簡単だろうなぁ、とも思うわけです。昔のことになりますが、若乃花・貴乃花兄弟確執事件（事件じゃないが）というのがありました。あの時、元・お手伝いさんというのが、あらゆる局に出て、花田家のあることないこと、言い放題でしたが、”これが悪意を持って”であったとしたら、ひどい話ですよ。言ったもん勝ち。”悪意を持って”だったと思うけれど・・。又聞きですけれど、コメンテイターという先生方のコメント、いつも、みんな一緒ですよね。あれ「こういう意見を言ってください」というフリップが出るのだそうです。だから制作側の意図どおりの意見しか出ない。（制作側の意図と違う意見を言うと、きっと次からお声がかからないのだろうし）でも、視聴者は「おエライ先生方がみんな、ああ言うんだから、きっと、そうなんだろう」と思うわけです。確かにこういったこと、全て、捏造ではない。でも、やはり、問題あり、ですよねぇ。

  2007.01.27

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• ふと思った、イイオトコの条件（5）

  正しくは、ふと思い出した・・でありますが。昔々のことです。ベルギーに住んでいた頃、息子と二人、一時帰国で日本に帰ったことがありました。その帰途、即ち、日本からベルギーに戻る時でありますが、飛行機の中で、同い年の友達見つけて、ずっとはしゃぎっぱなしだった息子が、よりによってもうすぐロンドンに着陸、という時に、まるで電池が切れたサルのおもちゃみたいに、パタッと寝てしまったのです。飛行機を乗り換えなくちゃいけないのに、もう、ぐっすり眠ってしまって、起きやしない。当時３歳だったか４歳だったか、そういう子を抱きかかえ、日本で買い込んだ諸々がぎっしり入っている重い手荷物抱え、バスに乗って、はるか遠くのターミナルまで、行かなくちゃならないのです。途方に暮れましたよ。この細腕（！）で、どうすりゃいいのだ！と。ところが、なんです。スィと見知らぬ日本の男性が寄ってきて、私の、その重い荷物をぐいと取って、ずっと遠くの私のゲートまで、一緒に付いてきてくれたのです。ね、バスに乗って、長い廊下延々と歩いて、自分のゲートとはゼンゼン違うゲートまでずっと付き合ってくださって・・。まあ、確かに当時私は３０そこそこの、ピチピチ（！）若妻ではありましたけれど、ネ。 浅黒い精悍な顔をした、イイオトコだったなぁ。出会う場所とタイミングが違っていたら、フラリと心が傾きそうな・・。確か、大丸の方で、スペイン駐在だと言ってらっしゃいましたっけ。その後今日まで１００回以上は飛行機に乗ってますが、ついぞ、そういう男に出会ったためしはないです。そこで今日のイイオトコの条件。なんの得にもならない、子連れの女にも、スイと手を差し伸べられるオトコである。お風呂に入りながらフト、古い出来事を思い出してしまった・・。

  2007.01.25

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• 今日見つけた、これだ！の一言（5）

  ＮＨＫ朝のテレビ小説「芋たこなんきん」の台詞から。『美味いもの食べずに痩せたって、それでなんの人生よ』女優の秋吉久美子が、ある番組で語っていました。彼女、ラーメンなんか、一人じゃ食べに行かないのだそうです。ラーメン食べるときは、麺を５本ぐらいと上に乗ったもやしとそれだけ。スープなんか絶対飲まないんだそうです。あとは、誰かに食べてもらう。それで、一人じゃラーメン食べに行かない。女優さんがホッソリした体型を保つには、それだけのことをしなくちゃならないのかもしれませんが・・ラーメン、食べるな！と思いますよね。私は秋吉久美子とお友達に、なることはないな、と思いましたね。まあ、向こうだって、なる気はないでしょうけど。  

  2007.01.24

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• 今日見つけた、これだ！の一言（4）

  今日は本当は、もっとしょうもない話を書こうと思っていたのですけれど・・予定を変更してやや硬くいきます。『主権在民には大前提があります。それは「国民が成熟した判断をすることが出来る」ということです』（藤原正彦著『国家の品格』より）大ベストセラーですから、読んだ方も多いかと思いますが・・。で、彼は続けるのですね。主権在民とは、「世論が全て」ということで、でもその世論とは、事実上、マスコミが作っているものである。即ち、いまや、マスコミが第一権力になっているのだ、と。その通りだと思いますね。ドイツのナチは、とんでもない集団でしたが、それを煽ったメディアがいて、大賛成だと酔ったように押した国民がいたわけです。郵政民営化。今は、国民の総意だった、ということになっていますが、果たしてそうだったのだろうか？あの選挙で国民は、本当に郵政を民営化させたいと思って投票所に行ったのだろうか？もちろん、しっかり考察して、信念を持って、投票した人もいるのでしょうが、大半の国民は、「造反」とか「刺客」とか、そういう刺激的な言葉に酔って、その結果だったのではないか・・。そして、面白がって煽ったマスコミがあったわけで・・。自戒をこめて、でありますが、厳しい目を持ちたいものです。

  2007.01.23

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• 健康番組のインチキの話

  人気健康番組『発掘！あるある大事典』で、データの捏造やでたらめがあった、ということで、関西テレビが謝罪したそうですね。先日、放送あった「納豆ダイエット」というのがそれで、納豆を朝晩１パックずつ食べると、痩せる、という内容だったらしい。次の日からスーパーの納豆が売り切れ続出になって、納豆好きは買えずに困ったのだとか。その番組のデータがほとんどでたらめだった！案の定、といいましょうか。前々から、疑惑だったんですよね。なんで、毎週毎週、新しい「健康にいい食材」が見つかるのか？そのどれもがいつも２週間で驚異的な効果が現れ（なぜか、いつも２週間なんですよね）試した人がすっきり痩せたり、中性脂肪が落ちたりするのか？それだけたくさんのデータを、いったいどれだけのスタッフがいて集めてくるのだろうか？そんなことが、毎週毎週、可能なのだろうか？？？と。不二家の不正が、ズルズル出てきたように、番組制作の捏造だって、「納豆」の一件だけのわけがない。検証すれば、これもあれもと、たくさん出てくるに違いありません。もしかしたら、そういうインチキが、日常になっていたのかも。けしからんことだし、断固、許しちゃいけませんが、しっかし、視聴者である我々も、相当にオバカですよね～。ちょっとメディアが取り上げると、なーんの考えもなく、すぐに我も我もと飛びつくのだから・・。納豆で簡単に痩せられるなら、納豆好きの隣りのオッサンも、お向かいのオバサンも、もう少しすっきりしているだろうし、茨城県民に肥満はいないだろうが！納豆ぐらいなら、まだいいですよ。こういう気質が、政治家を選び、世論を作り、国を動かしていくわけで。いい加減、直さないと、いずれきっと、怖いことになる・・。

  2007.01.21

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  素敵な絵本の紹介『まってる』

  今日は、かわいい絵本のご紹介です。我が友・千倉真理ちゃんが、プロデュースした絵本です。お洒落でほのぼのと可愛くて、読んだ後、温かいものが心に残るオトナの本です。千倉真理って、覚えてらっしゃる方もいることと思いますが、２０代の頃、ＤＪとして一世を風靡しその後、外交官の奥さんになって、でも、出版社を経営していたお父様が亡くなられてから、家業を今、頑張っているのです。細腕繁盛記みたいに・・（古いが）。そして、昨年末、お堅い経済書専門の出版社で、こんな絵本を作っちゃった！クリスマスや（過ぎちゃいましたが）バレンタインや、そういったときのプレゼントにぴったりだと思います！・・と私、基本的に美人に手は貸さない主義なんですが、主義に反してご紹介です。あまり店頭には出ていませんが、アマゾンや直接千倉書房に申し込めば、購入できますので。・・と今回は、写真とリンクとを試してしまった・・。一歩ずつブログも進歩です。   

  2007.01.20

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• 中年男女が手をつなぐとき

  安倍総理と昭恵夫人が、公式訪問で、飛行機のタラップを降りるとき、敢えてなんでしょうけど、スッという感じで手を繋ぎますでしょ。あれ、評判いいんでしょうか？国民の声として。つい最近のこと。デパートの食器売り場をウロウロしていたら、妙に目立つ中高年カップルに出会いました。男性は６０代半ば、女性は５０代半ばと思われたのですが、あの生活臭い、人のごった返す食器売り場で、固く固く手を繋いで、照れる様子もない。手をしっかり繋ぎあったまま、正月商戦さなかの売り場で、食器を丹念にじっくり、見て回っている。ああ、この二人は夫婦じゃないな、と思いましたね。少なくとも、長いこと夫婦やってきた二人じゃない。長年連れ添った夫婦が、この雑踏の、生活臭フンプンの中で熱く手なんか繋ぐわけがない。なんだか、目のやり場に困るような気がしてしまって・・多分ですけれど。同窓会とか、趣味の会とかそういう集まりで、酔っ払って調子に乗って腕組んじゃう・・なんてことがあっても、腕組むくらいは、別になんとも思わないわけです。でも、そういう集まりで、ひっそり手を繋いでいる男女がいたら、ああ、この二人はソートーに怪しいぞ、ですよね。中高年男女の手を繋ぐ行為って、そういう臭いがある。男と女の生々しい、ねっとりした部分をついつい見てしまう。ブラジルでは、夫婦は手を繋いで、パーティーでもなんでも登場します。そうしないと、夫は妻に、厳しく叱られるらしい。どうぞ、ご勝手に、でありますが、私見として、そこまで「私の男よ！」を主張することもなかろうに、と思うところはありました。安倍総理と昭恵夫人は、正真正銘の夫婦ですから、仲良くて結構、手を繋いでいけない道理はなんにもないわけですけれど、国民の一人として、一国の総理夫妻に、あんまりそういう部分を見たくない、というところ、私はあるのですよね。もう少し、枯れた空気でいて欲しいです。なんとなく。私だけでしょうかね。他の方は、どうなんでしょ。

  2007.01.19

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• 無くしてしまっていいのだろうか・・。

  我が家のある界隈は、古くからある、静かないい住宅街なんです。それが、ジワジワと、妙な方向へ変わりつつある・・。最初は八百屋でした。ズッキーニだルッコラだの、洒落た野菜こそなかったけれど、安くていい品質の野菜がいつも並んでいた。八百屋のオッサン、なにかというと「景気が悪くって、やってらんねぇ」とボヤいていましたが、ある日突然、閉店になっていた。次は鶏屋でした。無愛想な年寄り夫婦の店でしたが、質のいい鶏肉がいつも手に入った。合鴨なんかも、安くてありがたかったのに、ある日行ってみたら、無くなっていた。つい最近は、佃煮屋です。甘ったるくない、品のいい味加減の佃煮が並んでいて、特にそこの葉唐辛子とアミの佃煮は絶品だった。こういう店は、大切にしたいと思っていたのに、数ヶ月外国に行っている間に、やたらギラギラ明るいコンビニに替わっていた。駅の近くに、田中屋という、輸入食材店があるのですけど。オリーブオイルや、ベトナムのニュクナムなどがすぐに手に入って、便利でありがたかったんです。学生の頃から知っている、と友人が言ってましたから、ずっと昔からあったらしい。この頃、品薄だな・・と嫌な予感がしていたら、案の定、食材部門は閉じるのだと。こうして、街の様相が、ジワジワと変わっていきます。ひっそり静かに、でも、いい品物を扱っていた店が消えていき、個性のないコンビニかドラッグストアに取って変わられる。コンビニも、ドラッグストアも、もう、十分にあるだろ、と思うのですけれど、ね。いいのか、こんなんで！・・と思いますよね。わずかにまだ、種類はあまりないけれど、いい品ばかりを仕入れている魚屋と、生湯葉の美味しい豆腐屋が残っているのですけれど、あまり、景気はよさそうではない。応援しなくっちゃなぁ、我々が支えていかなくちゃ・・と強く思うものの、簡便なスーパーに、ついつい足が向いてしまう、私でもあるのです・・。

  2007.01.18

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• ふと思った、イイオトコの条件（4）

  男ってのは、そこそこ野暮ったくて、いいのだと思うのです。むしろ、完璧に隙なくお洒落だと、うっとうしい。そこそこに野暮ったく、そこそこ隙がある男が、いいですよね。ただ、これだけは、勘弁・・というのがある。ネクタイにシミが付いているの。ワイシャツにトマトソースなんかが跳ねていたりするのは、いいんです、ちょっと可愛かったりする。Ｔシャツの肩のところが、擦り切れていたっていいんです。なんか、セクシーだったりする。でも、ネクタイのシミだけは、どうも、ですね。他方、センスのいい、下ろしたてのようなネクタイを締めていると、ほうっ～、とする。クラッとしたりもする。そういう女性、多いと思いますね。ネクタイって、男の顔、なのかもしれませんね。イイオトコの条件・その４。ネクタイにシミなんか付いていない男である。じゃあ、女は場合はどうなんでしょ。誰ですか？　気になるのは顔のシミだよ、なんて言っているのは！

  2007.01.17

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• 心を癒すのは、案外言葉ではないのかも。

  今日は、あるブログのご紹介をしたいと思います。http://blog.so-net.ne.jp/kazookmr/人の心を優しく癒すのは、どんなに巧みに言葉を尽くすよりも、こんな素朴な一輪の花だったりするのだ・・ということを改めて思い起こさせてくれるページです。これ、私の先輩から紹介いただいたブログなんですが、主催者は我が母校の大大先輩で（即ち、かつて本当の秀才がいた頃の）、お役人生活を全うされ、さらに第二の職場も卒業され、今は悠々自適、旅行にパソコンにと、活躍なさっているのだそうです。これだけの写真を毎日、更新するなんて、なんというエネルギー！お立ち寄りいただいた、やや年長の皆さま、負～けてなんか、いられませんでしょ？

  2007.01.16

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• 今日の真実（1）～女とは・・

  冬物バーゲンで賑わう、デパートの婦人服売り場で。バーゲンになっていたパンツを２本抱えて、若め女性（と言っても３０半ばと見受けたが）が、「これ、試着していいですか？」と試着室に入ったんですよね。で、試着して出てきて、その姿はかなりピチピチだったんですが、「やっぱり、ちょっとピチピチかな？」と。私は、「ちょっとじゃなくて、大いにピチピチじゃん」と思ったのですが、もちろん、赤の他人なので黙っておりました。店員さんも困ったように「ウ～ン」と呻り、「もう一つ、上のサイズ、持ってきましょうか？」と尋ねたわけです。ところが、そのオネーチャン、「でも、もうひとつ上のサイズだと、きっとブカブカだと思うのよね」と言って、上のサイズを試すのはお嫌そう。私は「上のサイズでも、ブカブカなんてことはゼッタイなくて、下手すると、それだってピチピチかもしれんぞ」と思ったのでありますが、もちろん赤の他人なので、知らん顔をしておりました。店員さん、さすがでした。「木綿ですから、穿いているうちに伸びますし、これでちょうどいいかもしれませんよね」だと。オネーチャン「そうねぇ～」と言って、大分ご機嫌を直し・・あれ、多分購入したのだと思います。あの、ピチピチパンツ。そういえば、思い出しました。私、案外、お尻小さいんですが、世間さまにはそう見えないらしい。で、あるとき、やはりパンツを買おうとしたら、店員さんが、１１号サイズを持ってきた！私はかなり、というか、ソートー、カチン！ときて、「私、７号だと思うのですけれど。この間は５号だって、入ったんですけれど！」と冷ややかにバサリと突き返しましたよ。な～にを言っているのだよ、この女！　ですよね。店のオバサン、「そうですかぁ」と不満そうでしたが、なんと、７号と「一応、念のため」と言って、９号と１１号まで、試着室に携えてきました。どうしても認めたくなかったらしい。フフ、７号がすんなり入って、ザマーミロでありましたよ！そこで、今日の真実。「女とは、自分のサイズは小さめに思い、他人のサイズは大きめに見積もるイキモノである！」　　ジャン！もっとも、ブラを買うときは、また別の話のようでありますがネ。

  2007.01.15

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• うかうかとメディアに乗せられまいぞ、の話

  聞いた話なんですけれど、「あるある大辞典」だの、その種の健康番組には、「これを取り上げてください、そのためには資料つくりも、センセイの紹介もなんでもします！」という業者の売込みが凄まじいのだそうです。要するに「納豆がいい」というテーマの背景には、納豆業者の強い運動があった、ということで、「なんとか体操がいい」という裏には、なんとか体操関係者の猛烈な売込みがあった・・ということらしい。そうやって、番組関係者は、１年分の納豆貰ったり、高級フグやら高級クラブでの、ご接待を受けているのでしょう・・。で、視聴者である我々は、そうなんだ！とばかり、一億総出で、スーパーに納豆買いに走って、売り上げに貢献する・・っと。昨日、ゴールデンタイムのＴＢＳで、芸能人の好感度についてのスペシャル番組をやってました。それによると、木村拓哉が、「抱かれてみたい男」として、２０代女性だと２位、３０代女性だと１位、４０代女性でも１位で、５０代だと２位、6０代でも２位！という驚異的な好感度なんだとか。（ややうろ覚えなんで、若干の順位の違いはあるかも）飯島愛が「６０代の女が、木村拓哉となにをしたいわけ！」と叫んでおりましたが、まあ、それはそれで別途考えることとして・・そういうことなんだそうです。でも、そうかなぁ・・と思うわけです。インターネットで、いろいろ検索しても、結婚以降、キムタクの人気はやや落ちていて、今はそういったランキングで常にトップというわけではない。それにそうでしょ。４０代、５０代、ましてや６０代のいわゆるオトナの女！が、抱かれてみたい男として、真っ先にキムタクを挙げるだろうか？？現に私は、違うしぃ・・と私がどうだろうと、世間さまにはどうでもいいことでありましょうが。で、ふと、気がついたわけです。本日１４日、ＴＢＳがこの新春、局挙げて、一押しで売り込んでいる「華麗なる一族」のドラマがスタートするんですよね。木村拓哉主演で！あまりにもの、このタイミング！ふうん、なるほど、そういうこと！って、そんな空気感じません？ね、根拠はないですよ、そりゃあ。でも、メディアの世界って、こうやって回っているのだと、私達はキリリと押さえておかないと、いいように利用されてしまうぞ、と思うわけなのでありまする。

  2007.01.13

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• 今日見つけた、これだ！の一言（3)

  連チャンで、『今日の一言』書いてしまいます。「ダメな時は、じたばたしてもダメだが、何もしないともっとダメになる」（日経アーキテクチュア１月８日号より）建築家・大橋秀三氏の台詞です。氏は、３０歳で独立するのですが、ちっとも仕事が来ない。そういう長い時代を経て、５５歳のとき代表作「下新町の家」を完成させ、建築家として広く認められるようになるです。仕事は来ないワ、コンペに出しても落選という時代、なにをしていたか、というと、ひたすら好きな作品をトレースし、模型を作っていたのだそうです。それが、上の一言に繋がります。そして、氏の成功にも。深いですよね。長年の苦労の中からの一言だから、余計しみじみする。私は、なにをやってもダメな時（年がら年中だが）、映画を観ます。映画を観て、冷蔵庫の掃除をする。あんまり事態好転への効果はないです。・・と、今回は、色付きに挑戦してみました。

  2007.01.12

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• 今日見つけた、これだ！の一言（2）

  本日１１日から　開催されている「ＤＯＭＡＮＩ・明日展」の会場にて、某・美術館オーナーの一言。「ＩＴ長者の方たちなんてね、美術展にご招待してもゼンゼン興味を示さない。素晴らしい作品だと説明しても、およそ関心ないんです。でもね、その絵に値段が付くと、俄然興味をみせてくる。何十億、だなんて、高いほどね」まったくね、寂しい世の中になったものよね。・・と、嘆かわしいという顔をしたがる自分にも、もうひとつ別の寂しさを、見てしまったりして。と、絵文字付きに挑戦してみました。

  2007.01.11

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• グルメリポーターに物申したし、５か条

  同じ思いをしている人は、多いのじゃないか、と思うのでありますが。あの、グルメ番組。どうにかならんか、グルメリポーター！ものの味わいとか、美味さとか、分からんようなやつらに、リポートさせないで欲しいよね。いろいろ言いたいことはあるのですが、最低限、これだけはなんとかしてよ、というまずは、とりあえず５項目。番組制作者も、リポート担当者も、聞いてるか～？１．「美味しい～」と手足をバタバタさせるの。　　　　　　　　　　　→アホかと思いますよね。小学校のガキじゃないだろうが。　　　　　美味しい時、人は、大騒ぎなんかしません。２．口の中に海の香りが一杯に広がる・・とか言うの。　　　→、これ、「口の中に、肉のうまみが一杯に広がる」とか、　　　　　様々なパターンがあるのだけれど、止めて欲しいですよ　　　　　　　ね、なんじゃい、それ！ですよね。海の香りが一杯に広　　　　　　　　　がる、というのは、要するに「生臭い」ということだろうが。３．肉を食べてバカの一つ覚えのように「柔らかい～！」というの。　　　→肉の旨みというのは、イコール柔らかいことではない。４．お寿司を一口で口に入れて、目を白黒させるの。　　→お寿司は一度で食べるべし、とかいうマニュアルでもあるの　　　　　だろうか。無理に大きなお寿司を一口でほおばって、もごもご　　　　　させているのを見るのは、見ている方が辛い。５．キャビアやフォアグラやカニが乗っているだけで、豪華だ！と大騒ぎするの。　　→貧しいですよね、そういうの。キャビアが、どうしたい！ぐらい　　　　の気概で臨んでもらわなくちゃあねぇ。ふさわしい料理、ふ　　　　さわしい形で出さなければ、高級食材も、意味はないので　　　　　す。まだまだあるけれど、とりあえず。

  2007.01.10

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• ブログの不思議

  ブログを始めて半月なんですが、やってみて初めて分かること、 というのも随分ある。 ブログ所持者の方が私のブログを覗いてくださると、 その足跡（ニックネームなど）が記載される仕組みに なっているんですよね。 どういう方がアクセスしてくださったんだろう、と思いますでしょ。 で、クリックしてみると・・オットット～、というような、Ｈなブログだったりする。そういうのが、意外にかなり、たくさん来る！ そういうページのＰＲのためなんでしょうかねぇ。 ケータイとパソコンのメールアドレスを変えて、その手のメールを 撃退したのですが、おやおや、こんな手もあったんだ、という感じ。 また、それが凄いの。 こんな写真、クリック一つで見られちゃうような、そんな公共の場に掲示して、いいのか！というような。 そういうのが、クリック一つで、目の前にドーンと飛びこんでくる。 今の世の中、凄いことになっているのですよ。 （あ、今、オレもブログやってみるか・・と思ったオジサマ、 いらっしゃいません？） それと、同じように、どういう方のブログかな、と覗いたブログで、 ほとんど、なんにも記事がないブログも案外あるんですよねぇ。 ２つぐらいしか、記事が書いていないような。 まあ、始めたばかりなんだろうな、始めてはみたけれど、 あんまり興味もなかったんだろうな・・と最初は思ったのですが、 そういうブログに限って、何万とか何十万のアクセスの数字が出ていたりする。 中身がほとんどないブログにですよ。 中身がなんにもないブログに、何万、何十万の人がアクセス している！ 世の中、どういうことになっているのか？ ・・不思議です。

  2007.01.09

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• 断固！許せないよね、居酒屋２時間制

  これは日本国民が暴動を起こしてもいいことではないか、と 思うのですが・・。 あの、居酒屋などの、２時間制、というの。 ご存知のない方のために、説明しますと、 居酒屋とか日本料理屋でよくやっているのですけど、 「うちは、２時間制になってますので・・」とか言われて、 ２時間経つと、食べている途中だろうが、 まだ、お酒が残っていようが、遅れた人がさっき到着した ばかりだろうが、さっさと追い出されてしまう・・というあれ。 忘年会・新年会の時期のような、 どこも混んでいて満席状態の時もそうですけれど、 十分空き席があったって、やるんですよね。 先だっても、６人ほどで７時から予約したら、 ８時半にはもう、「ラストオーダーですけど」と 言ってきた。 なに、それ？ですよね。 ８時半ですよ！　ついさっき、始めたばかりですよ！ ヨーロッパなら、今頃からようやく全員が 集合して、そろそろ始めるか、って時間ですよ！ で、９時には、約束どおり「２時間過ぎましたので」と 追い出されて・・。 「もっと、食事もお酒も注文するから」と言っても、 「いえ、そういうきまりですから」の一点張り。 満席で、客が待っている、というのなら、まだ分かる。 でもその時は、隣りの部屋もそのまた隣りの部屋も 空いていて、要するに、ガラガラ状態。 なのに「お時間ですから」と言って、押し出すんですよね。 別のときは、「あと３分ですから」と言いに来られたこともあった。 なにそれ？アゲインですよね。 １分２分を争うことか！！ 信じられない！許せんですよ。 ラテンの国なら暴動が起きますよ。 こんな制度がまかり通って、しかも客が諾々と したがっている国なんて、世界広しといえど、 日本だけだと思いますね。 ２時間ずつにして、一晩で２度回そう、という つもりらしいけれど、さもしいですよね、そういうの。 客をなんだと思っているのだろう？ 久しぶりに親しい仲間が集まって、食事をし、飲み、 会話を楽しむには、わずか２時間なんてあり得ないですよ。 およそ、人間らしい時間の使い方ではない。 会食というのは、ゆったりじっくり優雅にするものでしょうが。 それを店側が一方的に押し付けるわけです。 お金を払ってくれる客に対して、わずか２時間で さっさと帰れ、と言っているわけです。 こういうの、ゼッタイに許しちゃいけない、 と思うのですけれど・・。 日本の私達って、どうして大人しく、こういう 理不尽を受け入れているのでしょう？ 断固、みんなで戦いませんかね。 え？　ラブホテルの２時間ってのは じゃあ、どうなんだ・・って？ 知りません、そういうことは・・。

  2007.01.07

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• ふと思った、イイオトコの条件（3）

  なにか一言、といわれたりした時。色紙に「愛」だの、「真心」だのと書かない男。某国・総理大臣いわくの、「美しい日本」という標語も、その延長線上にあるような気がしたりして・・。

  2007.01.06

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• 今日見つけた、これだ！の一言（1）

  『何も捨てられない女に、幸せは来ない』これ、藤原紀香が、自分の番組で、お笑い芸人・北陽の虻川に言った言葉だとか。恋がうまく行かない虻川に、「古くなった下着を、いつまでもイジイジ使っていないで、半年に1回のペースで捨てて運気を高めて！」というところから出た言葉らしいが、ウーム、深い一言だと思いましたね。藤原紀香、結婚！というニュースが走ったとき、そのお相手が、ＩＴ長者でもなく、イケメンの俳優でもなく、青年実業家などと称する胡散臭いオニーサンでもなく、自分より背も収入も低い、でも、地道に勉強していそうな、そこそこの芸人だと聞いて、「案外、藤原紀香って、地に足付いたまっとうな女なのかも・・」と見直した思いがしたものですが、こういうことを言える彼女って、うん、案外大した女なのかもしれません。この一言を私流に言い換えると、「溜め込む女に、ろくな女がいたためしがない」であり、「身辺をすっきり出来ない女は、大抵、頭が悪い」となるわけです。ほら、いるじゃあないですか。ブランド物の洋服やバッグをしこたま買い込んで、ゴッチャゴチャにしている女。お化粧だけはきれいにするのに、部屋は片付けられず、ものが溢れたままの女。潔く縁を切ればいいのに、ズルズル男から離れられない女。なんでもガツガツ手に入れたがる欲深な女。まあ、いずれも、ろくな女じゃない。幸せだって、逃げるのじゃないか。他山の石とすべし、であります。しかし、下着は、もう少し長いこと、使いたいような気もしますがね。

  2007.01.05

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• 女の品格・メディアの品格

  石原真理子という女優さんが、過去の男性関係を実名入りで綴った本を出して、評判になっていますね。それを、メディアが面白がって取り上げて、彼女はいまや時の人。ご当人も得意そう。本も売れているのでしょう。しかし、これは、やってはいけないことではないですかね。モラルとしてというよりも、女の品格として。男女の間のことは、昔から秘め事と言って、終わったことは終わったこと、黙して語らずが、暗黙のルールというか、品格だったはず。（話はソレますが、彼女、昔は餓えたような、いい目をしていたのに、よくない目になりましたね）それを、公の場でペラペラやってはいけない。ましてや金儲けのタネにしちゃあ、いけないでしょう。あまりに下品。これ、男の人がこういうことやったら、袋叩きですよね。メディアもメディアです。電波というのは、本来、国民の財産であって、民放といえども、バカな目的のために、使っちゃあ、いけないのですよ。テレビ朝日だったと思うけれど、お正月番組で、「石原真理子が、また語る」とか題して、出演させていましたっけ。で、彼女がわざわざ出てきて言うことには、「今年は女優として、しっかりやって行きたい、とそれを言いたくて、出てきた」ですって。なあに、それ！・・ですよね。あのね、そんな決意を聞かせるために、大事な公共の電波、使わないで欲しいですよ。しゃあしゃあと出てくる方も出てくる方だけれど、出す方も出す方だと。メディアも、視聴率の前に、もっと大事なものがあることを、一度きちんと思い出して欲しいですよね。・・と私にはどーでもいいことなんですけど、（書かれた方々の係累でもなし）正月から怒っているのです・・。

  2007.01.04

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• ふと思った、イイオトコの条件（２）

  「女性って・・」「女の人というのは・・」なんて言い方をしない人。「女性って、こういうレストラン好きじゃない」だから、ボク、キミのためにここを選んだんだよ、なんていう男いるじゃないですか。「女性がいると、華やいでいいなぁ」あるいは、「ネ、明かり消そうか。女の人って、明るいと恥ずかしんでしょ」なんていう男。あのね、女ってのは、他の女がどうだろうと、ど－でもいい生き物なんです。むしろ他の女のことなんか、聞きたくもない生き物なんです。だからイイオトコだったらこう言わなくちゃいけない。「エリって、きっとこういうレストラン好きだと思って」「カズエさんがいると華やいでいいなぁ」「ね、明かり消そうか。さっちゃん、暗い方がいいんでしょ」なお、言うまでもないことだが、この場合、エリもカズエさんもさっちゃんも、目の前にいる当の女の名前でなくてはいけない。うっかり他の女の名前をそこに入れると、徹底的に「しょうもないオトコ」の評価を下されるので、お気をつけください。

  2007.01.03

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• 今年の一般参賀に思うこと

  今年も恒例の一般参賀が行われ、６万８８３０人の参賀者が訪れたそうです。参賀者のみなさん、お揃いの国旗を振ってますよね。ずっと不思議だったんです。あれ、家から持参するのだろうか？　宮内庁が配るのだろうか？そうなると、貸与なのだろうか？　回収するのだろうか？？みんなが家から持ってくるとは思えないし、だったら、宮内庁のやらせ？？・・などと、いろいろ考えたりして。実は道端で右翼方面の団体の方が、配っているのだそうですね。それで、みんな、持っている。なるほど、そうだったんだぁ・・という感じ？今年も雅子さま、7回の参賀のうち、体調不良を配慮されて、3回だけお出ましだったと、ニュースで言ってました。私、雅子さまの今の苦悩がよく分かるつもりでいます。こんなに優秀な何でもできる私なのに、どうして、そういう自分を生かせない中に閉じ込められているの？・・というような。体調崩されるのも、分かります。でも、ずっとご年配の天皇陛下や皇后様や、他の皇室の方々が、ちゃんとしっかり7回もお出ましになられて国民に手を振って応えられているのだから、お若い雅子さまが、3回できるなら、7回ちゃんとやらなくちゃあ。それは、無理しても意地でも、やらなくちゃあ、いけないことだと思いましたね。背景にどういう事情があるのかは、計り知れぬことではありますが、うーん、ちょっと残念です。もうひとつ、なんとも残念に思うのは女性の皇族の方々のドレスのこと。揃って仕立てが悪過ぎません？なんとも、体に合っていなくって、素人の近所のオバサンに仕立ててもらいました・・とそんな風だった・・。せっかく、上等な生地を使っているのにね。そういうところ、周囲の人達は、もっと配慮して欲しいものだと思ったわけですが、そう感じたのは私だけかな？？

  2007.01.02

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• 紅白が生き残る法

  2006年が静かに幕を閉じ、2007年が始まりました。そして、今年も紅白を見てしまった。紅白歌合戦・衰退論が叫ばれて久しいですが、子供の頃から「大晦日には紅白歌合戦をみるもの」と刷り込まれていますから、恒例にしがたい見ることに、なんの異存もない。楽しくみたいなぁ、と思うわけです。しかし、確かに、毎年なにやら、違和感が漂うようになりましたね。それって、なんだろうと考えました。あれだけお金を掛け、旬といわれる芸能人を集め、なのに、なんだか、盛り上がれない。要するに、あれなんですよ。「観る側も、出演者も審査員も、みな、紅が勝とうが白が勝とうが、どーでもいいじゃんと思っているのに、ＮＨＫサイドだけが、必死になって勝負の世界を作り上げようとしている・・」から。中間集計やってみたり、審査員に中間報告させたりね。実体に合っていない。だから、白ける。歌の祭典の部分だけ残して、そういう勝負はやめりゃあいいのにね、そうしたら、もっと別の形で紅白は生き残っていけるのではないでしょうかねぇ。それと、家族とか愛とか、そういうこと、あまり押し付けないことですかね。やっぱり、子供の頃から親しんだ、「紅白」は、ずっと続いて欲しいですから。そうそう、ＯＺＭＡのときのバックダンサーの衣装が、裸に見えたのなんの、モラルがどうのと、抗議が来ているようですけれど、そんなことで、モラル云々を叫ぶ国民もどういうものか、と思いますよね。もう少し、遊びを面白がる国民であって欲しいもの。そういうカタサをどう、ほごしていくか。ある意味、日本の課題ですよね。

  2007.01.01

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• 敬語を正しく使えない女は、頭が悪く見える

  旅行してきました。 群馬の奥の、鄙びた温泉街。 それはそれで、鄙びた、でも、心温かいもてなしを受け、 いい旅館、いい土地柄、よっていい旅だったと思うわけですが、 ただ一点、なんとかした方がいいんじゃないの？ と提言したいことあり、でして。 66歳だという、仲居さん。 きびきびと働いてくださるのですが、 「お客様、そのお肉は、そっちのソースでいただいてください」 「まだ、お酒をいただいているから、ご飯はあとの方がいいですね」・・と連発するんですね。 いただく、というのは、食べる、貰うの謙譲語で、 私が「まだ、お酒をいただいていますから、ご飯はあとに してください」というのは、いい。 「このお肉は、こっちのソースでいただくんですか？」と 聞くのもいい。 でも、お客様に向かって、「それ、いただいてください」じゃあ、 まずいだろうと思うのですがね。 この「いただく」、すでにかなりの範囲で、 正しく使われなくなっていて、いつだったか病院でも、 若い看護師さんに「領収書は受付でいただいてください」と 言われたことがありましたっけ。 それどころか、言葉のプロだろう女子アナまでが、 「それ、いただいたんですね！」なんて、ゲスト に向かって言っている。 人ってのはね、わずか敬語がきちんと使えない・・ というだけで、頭が悪いに違いないと思えるし、 品格なさそうにみえるし、人間性まで怪しげに見えるものなんです！ そういうこと、旅館の主や、病院の先輩やテレビ局の 上司は、考えないんですかね。 なんとか、ちゃんと使えるように教育しないと、と 思わないのかしらん。 ほんのちょっと、学習すれば、明日にでもちゃんと 出来ることでしょうに！ ・・と、私はことあるごとに、怒っているのでありますが、 そんな私の怒りなど、どこ吹く風、日本はますます、 「敬語のメチャクチャな国」になっていくのでしょう。 そして、こういうことを言う女を「うっせえババア」とか 言うのでしょうねぇ。 2006年の最後に、またグチってしまった。

  2006.12.31

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• ふと思った、イイオトコの条件（１）

  イイオトコは、自分がイイオトコかどうかについて、思いっきり謙虚でなくてはならない。もしかして、オレはイイオトコなのかも、とほくそ笑むくらいは、愛嬌だが、確信してはいけないし、のぼせ上がったりしては、絶対にいけない。オレなんか、大したことない、大したことない、といつもいつも、自分に言い聞かせているぐらいで、あって欲しいよね。

  2006.12.28

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• 冗舌ブロガーが増えるだろうか？

  本日12月27日・日経朝刊に、 ”近々、団塊の世代が卒業して、「誰かに認められたい」 「新たな自分探し」などなどの理由から、 大量にネットの社会に進出するだろう” ・・との記事がありました。 しかも、彼らは、思いのたけを発信して、「冗舌ブロガー」に なる可能性がある、と。 さもありなん、と思いますよね。 私は団塊の世代ではありませんけれど、近い世代として、 というより、世間的には一緒にされがちな世代として、 とてもとても、オジサマ達の気持ちが分かる。 オジサマ・オバサマ世代って、「ほどほどに押さえるウィット」 というのが、やや欠けがちなんですよね。 ほら、つまらんダジャレがちょっと受けると、調子に乗って さらにつまらんダジャレを連発するオヤジ。いますよね。 意見でもセンスでも若さでも、ちょっと誉められると、 とことんその気になっちゃうオバサマ、いますよね～。 さらに、この世代は、今の世に怒っている。 正しい日本ってのは、こんなんじゃない！と。 書き出したら、きっと止まらないんじゃないかなぁ。 しかし、冗舌ブロガーだなんて、言われたかないですよね。 冗談じゃない！　きちんと分かるように話すと、長くなる、 というだけだろうに。 まあ、でも、お互い心しましょ、ということです。 私も、冗舌オバサンブロガーなんぞと言われないように、 今日は、この辺で止めときましょ。

  2006.12.27

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• なにが大事なんだか、狂ってません？

  私、結構、ワイドショー・ウォッチャーなんです。もう少し、知的な言い方をすれば、報道番組・ウォッチャーとなりますが。なにやってんだか、といいながら、あちこち、見ている・・。昨日の放送界は、1日、”加藤茶・大病、生還報告”でありました。確かに加藤茶さんは、一世を風靡したドリフターズのメンバーで、誰でも知っている芸人さんかもしれないですけれど、彼が入院して、生死を間をさまよったという記者会見をライブで流し、専門家呼んで微に入り細に入り病気の解説をさせ、その日一日、あらゆる「報道」と名の付く番組のトップで報道することか・・と思いません？もっとひどかったのは、例の「崖っぷちで降りられなくなった野良犬の救出劇」報道。あらゆる報道番組のトップで、しかも生中継で報告してましたものね。時には、画面の端っこに、四角い絵で入れて、他のテーマのときまで中継してた・・。「まだ、救出されていませ～ん、心配ですね～」ってな調子。浅間山荘人質事件じゃない、っての。一方で、他の野良犬達が捕獲され処分されている、というのにね。世の中、少々狂っているのだと思うのです。テレビ局にいる人たちは、頭のいい人たちだろうに、なにか、確実に感覚が麻痺している。そういうこと、どうして誰も、声に出して言ってあげないのだろう？そんな私の憤慨を聞きながら、友は言います。「だったら、見なけりゃ、いいでしょ」と。それはそうなのだけれど・・ね。

  2006.12.26

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• 日本人って、クリスマス下手？

  2006年12月25日クリスマス。今日からこのブログを始めます。クリスマスだから、始める、ということではなく・・。クリスマスなのにすることもなく暇だったから、というだけなんですが。昨日のイヴ、新宿の某デパートへ行ったんです。ちょいと用がありましてね。混んでいるだろうとは、思ったのですけど、まあ、凄い人人人！地下の食料品売り場がとりわけ凄い。みんな、ローストチキン買うのに、並んでいるんです。ローストチキンならまだいい。鳥のから揚げ買うのですら、列作っている。フツーのから揚げですよ、フツーのお惣菜売り場のから揚げ。日頃は、めったに口にしやしないだろうに、チーズのコーナーにも列。それどころか、生ハムの切り落としやオリーブの酢漬けの前にすら、列！ワイン売り場なんて、50メートルもの長い列。日本人って、バッカじゃなかろうか、と思いましたね。これが、子供の頃からの風習とか行事とか、そういうのなら分かる。どうしても、クリスマスにはローストチキンが必要だ、というのならわかる。アメリカの映画にありましたよね。クリスマスにクリスマスツリーがないなんて・・って、イブの晩遅く、町中を探し回るシーン。でも、そうじゃないんですよね。なんとなく、みんなが買うし、クリスマスって、そんな感じだろうし・・と。その結果が、お惣菜売り場のローストチキンの前の長～い列。それって、情けなくありません？底の浅い安っぽいクリスマスを繰り返す、主体性のない安っぽい日本人。ちょっとねぇ。ここらで、なんとかしたいよねぇ。もっとも、我が家も昨日の夜は、当然のように家族でローストチキンを食べたのですから、あまり大きなことは言えませんけどね・・。（でも、言い訳すると、お手製のとびきり美味しいやつですけどね）

  2006.12.25

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