神谷ちづ子・ついつい・一言

石原真理子という女優さんが、過去の男性関係を実名入りで
綴った本を出して、評判になっていますね。
それを、メディアが面白がって取り上げて、彼女は
いまや時の人。
ご当人も得意そう。本も売れているのでしょう。

しかし、これは、やってはいけないことではないですかね。
モラルとしてというよりも、女の品格として。
男女の間のことは、昔から秘め事と言って、
終わったことは終わったこと、黙して語らずが、
暗黙のルールというか、品格だったはず。

（話はソレますが、彼女、昔は餓えたような、いい目を
していたのに、よくない目になりましたね）

それを、公の場でペラペラやってはいけない。
ましてや金儲けのタネにしちゃあ、いけないでしょう。
あまりに下品。
これ、男の人がこういうことやったら、袋叩きですよね。

メディアもメディアです。
電波というのは、本来、国民の財産であって、
民放といえども、バカな目的のために、
使っちゃあ、いけないのですよ。

テレビ朝日だったと思うけれど、お正月番組で、
「石原真理子が、また語る」とか題して、
出演させていましたっけ。
で、彼女がわざわざ出てきて言うことには、
「今年は女優として、しっかりやって行きたい、とそれを
言いたくて、出てきた」ですって。
なあに、それ！・・ですよね。

あのね、そんな決意を聞かせるために、
大事な公共の電波、使わないで欲しいですよ。
しゃあしゃあと出てくる方も出てくる方だけれど、
出す方も出す方だと。
メディアも、視聴率の前に、もっと大事なものが
あることを、一度きちんと思い出して欲しいですよね。

・・と私にはどーでもいいことなんですけど、
（書かれた方々の係累でもなし）
正月から怒っているのです・・。