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2024.06.12
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カテゴリ:名作鑑賞


 もう20年前になってしまいましたが、銀座テアトルシネマという映画館で『サウンド・オブ・ミュージック』を観たときの感想を記してみましょう。本作が製作されたのは1965年なので、20年前でもかなり古い映画だったのですが、ニュープリントということと、たまたまこの名作を観ていなかったので、ワクワクしながら会社からは少し不便な京橋まで出かけました。
 その昔は、この場所にテアトル東京という大劇場があり、大画面と客席の広さに度肝を抜かれた記憶があります。ところが時代の推移に伴って、いくつかのミニシアターに分割され、本館は150席位の小さな映画館になってしまい、昔の面影は全くありません。余談ですが、残念ながら本館も2013年に閉館となっています。

 さて映画のほうはさすが名作!と唸ってしまう出来映えで、オープニングの歌が出たとたんにウルウルしてしまいました。周りの人たちも中年以降の人が多く、やはり歌声だけで青春の扉が開いてしまったのか、鼻水をすする音があちらこちらから聞こえ始めました。まだ始まったばかりだし、涙を流すシーンではないので、僕は必死になって流れ出そうとしている涙を堪えていました。
 ジュリー・アンドリュースの純真な心と澄みきった美声と、明るく優しい容貌には誰でも好感を持ってしまうでしょう。そしてあの有名なシーン……山頂で7人の子供達と一緒に歌う『ドレミの唄』が出るともういけません。とどめなく溢れだした涙が頬を流れて止まらなくなってしまったのです。

 子供達は皆それぞれが可愛いけれど、特に一番上の娘と一番下の娘には泣かされました。また子供達の父である大佐が歌った『エーデルワイス』も心に染み入るようなとても素敵な歌でした。
 途中2時間を経過したところで休憩が入りましたが、休憩が入った映画を観たのはこの時より30年以上前に観た『天地創造』以来です。そのときはテアトル東京で観たような気がします。これも偶然というか奇跡的な因縁かもしれませんね。
 休憩後の第2部は話がトントン拍子で進み、ナチが登場したのは少し水を差すようで余計な感じもしましたが、話の流れからすれば仕方ないでしょう。

 またラストは、エンディング・クレジットもミュージックもなく『TheEnd』の文字とともにあっいう間に終ってしまいました。3時間の大長編なのですから、もう少し盛りあがったエンディングと余韻を残せなかったのだろうか。しかしこのような創り方は、昔の映画の特徴なのでいたしかたありませんね。いずれにしてもディズニーの『白雪姫』を思わせるストーリーで、老若男女、国籍、時代を超えた素晴らしい大名作でありました。

​評:蔵研人​

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最終更新日  2024.06.12 15:22:13
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