エンディングノート
先週の日曜日の朝の情報番組、「サキドリ」でも特集されていましたが、私も、書きはじめましたよ、エンディングノート。近隣の大型書店では、ずいぶんたくさんの種類がありました。私の購入したものの記入項目は、 自分に関する事 (履歴書、自分史、家族、友人、健康についての覚え書き) 財産、お金に関する事(預貯金、株式、不動産、ローン、クレジットなど) もしもの時 (介護、尊厳死と延命、葬儀、お墓など) 伝えておきたい事(遺言、ペット、日記、携帯、パソコンなど)となっており、それぞれに、専門的な解説もついています。【送料無料】エンディングノート価格:1,680円(税込、送料別)自分がいなくなった後のことを想定して、思っていることや伝えたい事、残された家族たちが困らないようにしておくこと、そのためのノートなのですが、縁起でもない、と避けて通れる時代ではないのですよね。それは、私の年齢のことや病気のこともあるのだけれど、案外自分以外誰も知らない、っていう事項が一杯あるんですよね。たとえばクレジットカードを何枚持ってて、そこから何が自動引き落としされてて、暗唱番号は何か…生命保険の証書や不動産の書類、年金、預貯金、どこにどんな風に管理してあるのか…パソコンの色んな登録のIDとかパスワードとか…連絡してほしい友人の連絡先とか…遺影に使ってほしい、お気に入りの写真とか…やっぱり変な写真使って欲しくないしね。先日、音楽葬の見学に行ったときにも、そんなお話が出ました。あるおばあちゃまが亡くなった時、お嫁さんが選んで使った写真が、認知症を発症したあとのものだったそうで、実のお子さんたちは、これは私たちのお母さんの本当の姿じゃない!って悲しい諍いが起きてしまったというものでした。私も、幸せそうにしている、なるべく綺麗に(?)見える写真を、と思っていますが、本人が選んでおくのが一番いいと思います。先日亡くなられた、流通ジャーナリストの金子哲雄さんも見事にご自身の葬儀を事前にプロデュースされていましたね。金子さんみたいに立派にはできないけれど、子供達にまかせる部分と、私の考えはこうだよ、と示す部分がわかっていれば、残された人も、どうするのが一番いいのだろうか、という悩みが減るでしょうね。今は、買ったエンディングノートを読みながら、まだすべて書き込むに至っていないのですけれど、自分が望んでいることは何なのだろう?どういう人生にしたいんだろう?大事な人に伝えたいことは何なのだろう?そういうことを、考えるきっかけになりました。そうそう、せっかく書いたエンディングノート、誰もその存在がわからなければ意味ないです。すぐ目につく所に置いて、家族に知らせておかなくちゃね。私は、エムコと母に伝えてありますよ。まだ未記入部分ばかりだけどね。