カテゴリ:ハワイ
陰暦正月休みを利用して家族でハワイに行った。家内は二度目だが僕と子供たちは初めて。いや~、ハワイってやっぱいいなあ、ってのが実感。
シンガポール駐在時はプーケットとかバリとかの東南アジアリゾートに行ったものだけど、やっぱりハワイはこれらの場所と比べて安全感が違うんだなあ。日本語を話せるローカルの人も多いし、日本人にとっての海外旅行初級編という意味合いは今でも色褪せていないと思った。 唯一鬱陶しいのはチップ。チップをタイミングよく渡すためには財布に常に1ドル札を10枚近く入れておかないといけない。で、10ドル、20ドル札をくずす為にコンビニに行って小物を買ったり。基本的にクレジットカードが日本よりも通用する国だから、現ナマはいらないかと思ったけどそうじゃないところが鬱陶しい。 でも更に考えたら、チップをあてにしてる人たちは基本給がおそらく少な目。その人たちがチップ目当てであれ、一所懸命サービスしてくれたら、それへの評価の印としてチップを多めにしたり少な目にしたりすることはいいことじゃないかと。むしろサービスが良かろうが悪かろうがもらう給料は一緒だからと、サービスに手抜きするような輩(日本に多い)は給料泥棒みたいなもの。 こうして渡したチップが、その人たちが何かを買うのに使われて、1ドル札がアメリカ中を循環する。これって経済の本来の姿。お金は循環してこそ価値がある。 それに、僕がハワイで経験した限りでは、チップの額を渡した本人の目の前で確認する人は一人もいなかった。多かろうが少なかろうがそのときは数えずにとにかくサンキューと受け取る。後で数えて少ないなあと思ったら、1)こいつはチップに慣れない日本人だから適正なチップ額(本体価格の15~20%が適正らしい)を知らない為に少ししかくれなかったんだな。アメリカの習慣を知らない田舎者の日本人にあたってアンラッキーだったな、と思うか、2)自分のサービスに満足できなかったから少ないんだな。反省して今度はもっとサービスに努めよう。と思うかのどちらかだと思う。後者だと思って次回サービスの質が向上すればそのサービスを受ける人も気分がいいし、その結果彼/彼女もより多くチップがもらえればハッピー。まさにWin-Winの循環といえよう。 <結論>チップの習慣のある国では15~20%を基準にそれ以上のサービスを受けたと思ったら20%以上のチップをあげるべきだし、基準チップに値しないと思ったらあえて少な目に渡せばよい。こう考えるとチップって鬱陶しいけど悪くない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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