カテゴリ:読書
この本誰のブログ又はメルマガで知ったのだろうか?龍氣☆☆さんか本のソムリエさんだろうな。
序文にこうある。「この本がどのようにあなたの手元に届いたのかは、あなたしか知りません。しかし、私は断言しますーあなたがこの本を手にしているのは、偶然ではないと。 この本は、まちがいなく神があなたに届けてくださったものです。それが神のやり方なのです。たとえば、あなたが何かに悩んで答えや助けを求め、宇宙に呼びかけたとします。そんなとき、神はあなたに知ってほしいことを、こんなかたちで伝えてきます。」~なんと読む気をそそられる序文ではないか! 僕は、弱い人、ご老人、キャパシティが小さいけれども一所懸命に頑張っている人には比較的寛容だと思っている。いちばん嫌いなのは、自分の能力や才能や力に恃んで、自分がNo.1だと、だからNo.2以下は押しのけて自分がNo.1にふさわしい待遇を受けるべきだ、という人。こういう自分さえ良ければいいという人とは関わりたくない。もちろん、10代や20代でこういう自負をもってギラギラしている人たちは許容できる。若さや青春の特権だし、若いうちから縮こまっているのは単なる臆病だろう。失敗できるのも特権なのだから、ギンギンに突っ張って、いろんなところにゴツゴツぶつかって、そして酸いも甘いも噛み分けた大人になればいい。でも30代半ば以上になってこういう人は嫌いだ。もう変われない。 この本によると、そういう人たちも、変われないのだから変えようとしちゃダメで、ありのまま許さなくちゃいけないという。その大いなるゆるしに触れて大悟することもあるからだと。そして「ゆるせない」人というのは往々にして自分自身の投影であることが多いという。 なるほど。僕は自分自身があんまり好きではない。もちろん自分はNo.1タイプでないことはよく知っているから、上述した人たちを嫌いなのは決して自己投影しているからではないのだが、自分の優柔不断なところや怠けがちなところが好きではないのだ。自分はベストを尽くしているか、胸を張って答えられないところが甘いなと思って、好きになれない。酒を飲むとそういう気持ちも雲散霧消するが、酒が回らない昼間にはよく自己嫌悪する。 でもこの本によると、自分自身をまずゆるすべきなようだ。確かに唯一無二の自分。悪いところが沢山あっても、同じように良いところが沢山あるはずの自分。それをゆるすことにより、他人にもより優しくなれるということか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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