韓国の龍の日記

Live前のドキドキ感はいいもんだ。Liveって本当に久しぶり。

30年来の友達の粕谷大児君と、5年来の友達のSoraさんのユニット：Sodaの、きょうは、ゲストとしてではない、主役の初ライブ。

僕は2/13に日本に帰ってきた。韓国にいる間、出張で日本に帰国したときに、都合がつけば大児君やSoraさんに会ってきた。でもカラオケボックスに一緒に行く程度で、Liveは初めて。

Soda・・・よかった。Soraさん、素直できれいな声が伸びやかで情感たっぷりに歌ってくれる。元々Artisticな才能のある人だと思う。その人がだいちゃんに触発されて向日葵の花を見事開花させた。本人は「緊張した」と言っていたけど、なかなかどうして、プロだった。沢山の苦労をしてきて、それでもおかあさんの愛で家族を守り続けた人。それを声高に主張するのでもなく、控えめな歌詞に乗せて歌ってくれるから尚更こちらの心に響く。お疲れ様。よかったよ。

二番手は粕谷大児君。出張で帰国したときに、自由が丘の路上で一緒に歌おうと思ったけど、僕が早く着きすぎたようで、会えず。たぶん１時間半くらいしたら戻って来るんじゃないか、という周囲の人の予測を聞いて、「ぢゃ、１時間ほど時間をつぶそう」と一人カラオケボックスに入ったが運の尽き。延長に次ぐ延長で４時間のワンマンショー。そうしているうちにだいちゃんとは行き会えず、ニアミスに終わった。

だから、ライブで彼の歌を聴くのは初めて。すごい声量、すごい表現力。それにギターもうなるうなる。ギターテクもどんどん上手になっているし。CDもいいけど、ライブってやっぱり生き物だなあと思った。それでも後で彼に聞いたところ、「きょうは風邪ひいててあんまり声が出なかった方だ」と。やっぱりプロのレベルって違うんだなあと思ったよ。

３番手は小山政雄さん。はじめて聞くのだけれど、これまたすごくいい。難しいコード進行。マーチンのギターを20本もっていて、きょうのステージで主に弾いてたのは、なんだっけ？Clarkだったかな？だいちゃんに教えてもらったけど忘れちまったぜ。カスタムメードのギターらしい。

歌詞が哲学的。ピストンマンなんて、下ネタ系の歌もあるんだけど、ちっともやらしさを感じさせないのは、彼の人徳だろう。歌を聴きながら、歌詞にもっともだと共感しまくった。

締めくくりは青い部屋オーナーの戸川昌子さんが出てこられて、Artistみんなのリクエストにより「ラストダンスは私に」。80才になられるとは思えない色気と迫力。会場にいた誰もが昌子に惚れたと思う。

ライブっていいなあ。会場のもつ磁場と、Artistsのオーラと、聴衆の思いが渾然一体となって、一夜限り、一場限りの夢の世界を現出してくれる。

きょうはありがとう。楽しかった。感動した。