カテゴリ:チューリップ
長いタイトルのこの曲がアルバム「MELODY」の最終曲。
私から年老いたあなた方へ 財津和夫作詞・作曲、メインボーカル 負けず嫌いのあの少年は たった一人で家を飛び出した 時の流れにもう七つ目の春のにおいがこの家に 今は遠い空の下で その子はきっと知っているはず 海より深い あなたの愛を そして そして その子はいつも あなたの住んでる夜空へ向かって あなたの元気を願っています 年老いた男と女 (後略) ----------------------------------------------------- ピアノの短いイントロから始まり ストリングスが加わる美しい曲。 ロック地獄のシャウト財津と全く違う やわらかく透明感のある歌声。 この曲の「その子」は財津和夫自身。 でも、もちろん財津が上京したのは成人後だから 全くの事実ではない。 だけど、自分の来し方を振り返り、 気持ちは真実のままに、家出をした少年に自分を置き換えて こういう日本人的な美しさのある詞を紡いだのだろう。 そしてその子を思う親御さんの心根が美しい。 さて、この曲が終わった後、タイトルにない短い曲が 入っている。たぶん、財津和夫作詞・作曲、メインボーカル。 仮名「ロック地獄2」 あいつらこいつらみんなで 俺をいじめる ロック、ロック、ロック、ロック オレ、これじゃたまんねえぜ ---------------------------------------------- こちらが元々ロック地獄だったものが、没になったのかもしれない。 或いは、「私から年老いたあなた方へ」の少年のなれの果てが ロック地獄に陥ったこの人なのかもしれない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013年05月12日 17時10分54秒
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