テーマ:今日聴いた音楽(75557)
カテゴリ:チューリップ
春がくるくる 財津和夫作詞・作曲、メインボーカル
ガラスのような 涙がすてき I like to see you smile もう泣かないで 楽しさだけが 恋でもないさ I like to see you smile もう泣かないで 心のなかの 氷を出して 春のそよ風に 溶かせばいいさ 涙こすれば 素顔の君が I like to see you smile もう泣かないで 手強いヤツさ 恋の哀しみは どこの誰でも 負けてしまうさ ---------------------------------------------------------------------- 「New Tune」の1曲目。 このアルバム、地味だけど僕は結構好き。 この頃はチューリップの第二期が終わりに近づいていたせいか、 この曲のコーラスには姫野君他のメンバーの声は聞こえず、 財津さんが自らコーラスをつけている。 この曲、今回改めて聞いてみると、「Someday Somewhere」の後日譚のように思える。 「Someday Somewhere」をご存知ない方のためにちょっと説明しますと、 この曲はもうすぐ来るクリスマス・ソング。 僕はクリスマスには必ずこの曲を聞いて一人クリスマス気分に浸っています。 ・・・なんてことはどうでもよくて。 クリスマス前のある冬の日に彼女は恋をなくしてしまった。 そのことを誰かから「僕」は聞いた。 クリスマスをひとりで過ごすのはさびしかろうと、幼なじみの「僕」は彼女に、 「クリスマスは僕の家に来ないか?幼なじみの話をしよう」と誘った。 彼女は来た。でも僕では慰めにはならず、彼女は哀しみに浸ったままだ。 僕は彼女に言う。「知っているかい?愛を失うたびに君はもっと美しくなっていくんだよ」 「いつか、どこかに、きっと誰かが君を待っている。 今はただ、じっと、窓を閉めて待つだけでいい。いつか愛が君を連れて旅立つんだ」 僕は彼女のことが昔から好きで、だけど彼女は僕には見向きもしなかった。 僕の愛でよければ、君の窓をあけて外へ連れていってあげるんだけど・・・。 「キャンドルライトが揺れるたびに 僕の心が激しく揺れて 抱きしめたいけど、今はただ『メリークリスマス』」 ・・・なんと奥ゆかしい。やっぱり彼女のことを大切に思うがゆえに、 彼女の心の寂しさにつけ込み、クリスマスのロマンティックな雰囲気に乗じて 彼女をものにしてしまうことは「僕」にはできない。 春がくるまで、彼女の心の氷が溶けるまで僕は待とう。 そして、春がくる直前の僕の言葉がこの歌「春がくるくる」だろう。 彼女はクリスマスの後も泣き続けたんだな。 彼女が流す涙はガラスのようにきれいだけど、 でも僕は笑う君の顔を見るのが好き。 今まで僕はずっと待って来た。 だから急かさないよ。君自身が立ち上がるまで僕はずっと待つし、 立ち上がったら僕が一緒に歩いて行くよ。 いいね!チューリップは、財津さんは。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014年12月20日 22時23分00秒
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