テーマ:今日聴いた音楽(75557)
カテゴリ:財津和夫
白いシャツの君 財津和夫作詞・作曲
黄昏どきのコスモス 曇り空の風 晴れた日の飛行機 錆び付いた線路 調律してないピアノ ワールドカップ テキーラ 蛸のマリネ 君の白いシャツ
君に逢えない日の 過ごし方 いつだって とても下手なのさ 母親 友達 神様でもない 僕は今 君のこと ただ求めてる
あそこの店のコーヒー バーバのアダージョ 玉ねぎサンドとミルク 当たりの馬券 片方だけになった靴 小津安二郎 縁側でかじるスイカ 風の中の君
恋は逢いすぎても うまくないし 逢わなけりゃ すぐにダメになる いろいろあるんだ 僕の好きなもの でも君がいなけりゃ どれもつまらない
母親 友達 神様でもない 僕は今 君のこと ただ求めてる いろいろあるんだ 僕の好きなもの でも君がいなけりゃ どれもつまらない ------------------------------------------------------------------ この曲は爽やかな小品・佳曲。 好きなものの名詞を並び立てている。これと同じような構成の曲は、後に紹介するアルバム「『もうひとつ』の愛」所収の「君のそこが」。こちらの曲では、朝の○○、夜の△△、夜中の××というのから始まり、何か不完全なもの、壊れたものが並べ立てられ、やっぱり映画好きな財津さんだけあって「ジョディフォスター」も出てくる。
「白いシャツの君」でも、共感できる好きなものもあれば、「ん?」と思うものもある。「調律してないピアノ」や「片方だけになった靴」なんて。
どれも、「白いシャツの君」と一緒に経験した、過ごした時間なのだろう。君と一緒だからこそ好きで楽しい。
この爽やかな小品・佳曲から呼び起こされる印象と感情は心地よい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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