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韓国の龍の日記

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2020年11月08日
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カテゴリ:財津和夫
ちょうど   財津和夫作詞・作曲

何もかも生まれた時に知っていた 幸せのことも
なぜかなぜか 思い出せない
ちょうど夢の続きを探すように

ひどくなるこの頃それが 贅沢だと人は言うけど
これから何をどこでどうしよう
ちょうど見知らぬ鍵を拾ったように

僕はどこへ連れられてゆくのだろう
あの人と別れてしまうのか
鏡の中入ればおとぎ話さ
幸せはそんな風に作り話さ

無人のバスに乗り込んで 窓の外をただ見てるだけ
こんなに多くの人がいるのに こんなにどうして孤独があるの
明日はやがて ああ今日になる あさってもいつか ああ今日になる
でもあの人は近づかない ちょうど動く歩道を逆に歩くように

果物が腐ってゆくように 何もせずこのままで じっとしたまま
誇りもないけど負い目もない ニュースを聞いても言うこともない
-------------------------------------------------------------------

この曲のタイトルもちょっと変わっている。
タイトルの「ちょうど」は、「まるで、そのまま、あたかも」の意味で、
「ちょうど・・・ように」という形で3回出てくるだけ。
とてもこの歌の全体を表すようなタイトル付けじゃない。

でもタイトルにするぐらいだから「ちょうど」の部分は大事なんだろう。

1番目のちょうど:「夢の続きを探すように」
夢は主体的に見るものじゃなくて、潜在意識に見させられるものだ。
したがってストーリー展開も潜在意識が作ったもので、その途中で目覚める
ことでそのあとの続きをどうもって行こうか、と決めるのは顕在意識の方。
もちろん、夢の続きを探す必要はなくて、「ああ、夢だったんだ」で
終わらせても構わないけれど、時に夢に結論をつけたくなる時もある。

2番目のちょうど:「見知らぬ鍵を拾ったように」
鍵は閉ざされた扉を開ける道具。出口治明さん流に言えば、人がなんの
為に生きるかというと、「世界経営計画のサブシステムを担うため」。
この歌詞の「僕」は世界経営計画サブシステムを担うためのどれかの
サブシステムの扉を開けられる鍵を拾った(そういう能力を身につけた)
のだが、それがどのドアだかわからず途方に暮れている。
出口さん的には「好きなこと、面白そうなこと」を選べばいいということに
なるのだけれど。

3番目のちょうど:「動く歩道を逆に歩くように」
単なる停滞、立ち止まりではなくて、時代や世相の流れと逆行さえしている
感じをもっている。逆行だとすると極めて明確な顕在意識に基づくのだろう。

財津さんはテレビのインタビューで、50代前半の時に更年期のせいだかで
無気力な時があったと言っていた。この曲はその無気力時代の象徴なのかも
しれない。





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最終更新日  2020年11月08日 13時54分12秒
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