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私のNゲージ考古学

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2016.03.06
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カテゴリ:エンドウ
来年,東北・上越新幹線は,開通から35周年を迎えます。
その東北・上越新幹線の200系電車は,Nゲージ史において何かとエポックメイキングな車両といってよいでしょう。

昭和57年の東北新幹線開業を受け,まず,200系をNゲージ化したのは,エンドウでした。
エンドウは,既に0系新幹線のNゲージを発売しており,同社のNゲージ新幹線電車2作目に当たります(なお,200系発売前には0系を緑帯とした200系もどきが発売されています)。
同社らしく,真鍮製ボディに塗装が美しくキマった製品です。



面白いのは,セット販売に当たり,6両用のケースに4両をセットし,残り2両分のスペースには編成表を載せた紙を入れるという形態がとられていることです。6両セットで発売しなかったのは,少しでも販売価格を下げることを考慮したのでしょうか。エンドウはこの年,京王5000系や京王3000系等の好製品を発売したものの,残念ながらNゲージから撤退してしまいました。

続いて,カトー,トミックスからも200系が発売され,両社とも初の新幹線電車の製品化となりました(0系が両社から発売されていなかったのは今日からすると意外な気もしますが,この後,両社とも,200系に次ぐ新幹線電車2作目として0系2000番台を製品化することとなります)。
NCM_0115
(鉄道模型趣味424号プレイモデル10より 左から順にトミックス,カトー,エンドウ)

カトーの200系は,単品販売,ブックケース入り6両セットに加え,横長のケースに入った4両セットが発売されました。固定式パンタグラフ(当時のポケットラインと同様)といい,4両セットの発売といい,やはり入門向け製品としての価格への考慮があったのでしょうか(当初,エンドウと同様,4形式でスタートし,のちに増結用3形式が追加されました(日本模型新聞鉄道模型版48号,52号参照))。その後,カトーの200系は,パンタグラフの改良や,鉄道博物館展示車両の発売などがあるものの,大きな変化はなく今日に至っています。

トミックスの200系の特徴は,フック・リング式のカプラーと可動幌を採用したことで,アーノルドカプラーに代わる新たな連結方式の嚆矢となりました。
その後,山形新幹線開業を反映し,平成6年には200系と400系の連結をNゲージで再現し,これまたカプラーの新時代を切り開いたといえましょう。
さかのぼって平成2年には200系2000番台も発売されており,近年では,K編成リニューアル車や大宮開業30周年記念号も製品化されました。ダブルデッカーの249形が実車デビュー後早期に発売されたにもかかわらず,同じくダブルデッカーの248形は20年以上製品化されておらず,JR東日本のフラッグシップであったH編成の16両時代を再現することができませんでしたが,周知のとおり,平成28年,遂に248形を加え,ダブルデッカー2両を組み込んだ16両のH編成が製品化されることとなりました。

最後に,平成15年に200系を発売したマイクロエースは,いかにも同社らしく,カトーやトミックスの0番台と窓配置等が異なる1500番台を選択(リニューアル車,原型の2種を発売)。特に,リニューアル車は初のNゲージ製品化であり,インパクトがありました。その後も,200系200番台(ピンストライプなし),開業25周年号,0番台(ピンストライプあり)など,先行2社とは一味違ったラインナップを展開。デビュー当初のオーソドックスな姿も「開業一番列車」として製品化されています。

豊富なバリエーションを持つ200系も,16両のH編成の製品化により,Nゲージではその多くが網羅されたといえそうです。こうなると,925形の製品化を期待したいところですね。





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最終更新日  2020.06.07 21:38:15
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