コシペ通信

急に会社の近所で飲むことになった。
なので車を会社の駐車場に置いたままタクシーで帰宅。
次の日、会社の先輩に迎えにきてもらい出社。

車のキーを忘れた。

大失敗だ。
銭湯に行ったのに替えのパンツを忘れたくらいの失敗だ。
帰れない。どうする？
選択肢はそんなにない。
仕事の後、電車でキーを取りに帰るか、今日も飲みに行く、くらいか。。。

Azusaが仕事に出てしまったら、キーを取りに帰ることもできない。
なぜなら家の鍵も一緒に忘れたからだ。
とりあえずAzusaに忘れたことの報告メール。
すると「届けようか？」と意外な返信。

Azusaには車がない。
というか免許を持っていない。
車では２０分程度の距離だが、車がないと結構大変だ。

Azusaの小旅行が始まった。
まずは旅支度。
電車の中で読むための本と携帯で音楽を聴くためのヘッドホンをかばんに詰め込む。
天気がいいので帽子とサングラス。

自転車で最寄の駅まで炎天下の約１５分。
ようやく電車の旅。
Azusaは電車に乗るのが久しぶりで、ちょっと楽しみにしていた。
２０分足らずで到着。
もっとすごく遠いと思っていたらしい。
結局、旅を満喫する間もないまま着いてしまった。
会社まで徒歩５分。
俺にキーを渡し、また駅へ。
田舎の駅なので駅前でショッピングを楽しむこともできず、タイミングよく来た電車に飛び乗る。
約２０分後到着。
駅前でショッピング（何か買わずにはいられなかったらしい）。
そして自転車で炎天下の１５分。
こうしてAzusaの小旅行は終了。

ありがとう。