口答受験したらしいのよ
今日、学校でのことだそう。発達障害の専門医を受診するために早退する息子を迎えに行った時に、発達の特別支援の先生が教えてくれた話です。息子、今日、いつものように支援教室で一時間目を過ごしていたのだそうな。そこへ担任の先生がやってきて....得意の理科のテストなんだけど、やってみない?と、声をかけたそうなのですが、息子は....授業でてないんだからできるわけないじゃん!と、断固拒否したのだそう....そこで、担任の先生は考えた....じゃぁ、書かなくていいからさ。先生が問題読み上げるから答えてごらんよ!!と....先生が一問目から問題を読み上げ、それに息子が解答していったのだそうな...すると....やっぱり、すごいな!! 100点だよ!!!と....息子、口答では100点だったそうなのよね。発達支援の先生は、本当に、もったいない...テストをうけていれば、文句なしの100点なのに....と.... まぁ、筆記試験を口答でうけて、100点をマンマもらえないだろうね。一応、受けたとみなされるんだろうか....その100点と取ったテストは白紙のまま返されたけれど.... ***発達支援の先生曰く....算数等は積み重ねていかないと解けない問題が多いため、息子は苦手意識が強く、授業に参加できないが、逆に、理科や社会科に関しては、知識が豊富過ぎるあまり、学校の授業のレベルでは簡単過ぎて満足できず、授業に参加していてもつまらなくて授業に参加できない。と。.....いずれにしても、得意過ぎても、苦手意識が強過ぎても授業には参加できないってことよね。なので....あまり苦手意識が強くない体育の授業等から少しずつ息子も参加しているらしいのよね。自己防衛的なモノが働いていて、なかなかその壁を崩すのは大変ですが、なんとか苦手を克服して5年生にもって行きたい.....と、特別支援の先生方は考えているようで....授業が開いている先生が、おりをみて、5分でも10分でも、学校にいる時間内に勉強に気持ちを向けていかせることができれば.....と.....そう考えてくださるのは嬉しいのですが、一学期、二学期と、無理に勉強に気持ちを向けさせようとして、失敗してしまったことも不登校の一因なので、くれぐれも、慎重に、息子のペースをみながら支援してもらえたらなぁ....と、思うけど....発達支援の先生も言ってたけれど.....これが公立学校の限界でもあります。と.....これから中学校に行っても、今やっている程度が限界で、中学に行けばもっと支援の手はなくなるし、義務教育を離れた高校になってしまえば、またさらに支援は減るいっぽうで....発達支援が社会問題になっていても、現実は、まったく対策がおくれているのが現状です。特に公立はこの程度で....と、何度も話してた。それって、うちの子に養護学校へ行けってことですか???と、突っ込んでみたけど.....いえ、知能レベルに問題がなく養護学校には通えないと思います。だから、逆に心配なんです....と.....困ったもんだね。