愚者の日々…想うこと

８月２７日（本日）午後に、

胃ガンの手術をしていた姉が

退院する・・・

胃を撤去する手術をしたものの、

その他の内臓に転移している進行性のガンだ・・・



本人いわく、（先負）の日は午後からの行動がいいんだとか

日柄なんて気にしないような人だと思っていたのだが、

少しでも、良い方に気持ちを持っていきたいのだろう・・・



姉とは、歳が離れているので姉妹の感覚はなく、

子供の頃、一緒に遊んだ記憶さえもない。

どちらかと言えば、他人に近いような感じでいたが、

病気になってからは・・・



やっぱり、実感が余り沸いてこない・・・っていうか、

妹の時とは随分と感情が異なる自分に驚いている。



しかし・・・担当医の言うには・・・半年から一年・・・

何らかの症状が出て再び入院・・・手術はもう出来ないと。

姉には家族がいる。

姉妹といえども、私はただの傍観者にすぎない・・・



姉の苦しむ姿を見つめてゆくのは、

家族であって、妹の私ではない。



たった一つだけ、してあげられることは、

姉の思い出話を、（うん、うん）と頷き、

笑顔で聞いてあげることくらいで・・・