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テーマ:山登りは楽しい(12072)
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■いつもは、同居の話とか子供の話とかガンダムオタク(夫。以下
ガンオタ)の話とか・・・んだんだけどね。今日は、登山の話を しようかなぁ~と思う。私が散々迷惑をかけ、心配ばかりさせていた 祖父(母の父)が亡くなって・・・もぅ何年になるだろうか? うちの息子が幼稚園に上がる前。ようやっと、園服が届いた年だった とおもう。その祖父は登山が大好きだった。 ■祖父の家に遊びに行くと、よく祖父がいないと言うことがあった。 暇があれば山に行っていたのだ。それも、足腰が悪くなってからは ほとんどそういうことはせず、今度は写真に夢中になっていた。 何度か大手新聞の紙面に載せてもらえていたようだった。 その祖父と私も登山に連れて行ってもらった。富士山にも登った。 残念なことに、富士山の山頂までは行くことができなかった。 8合目をでて、9合目の鳥居をくぐるか?くぐらないか?のあたりで 頭痛がひどく、歩くことすらできなくなった。息を吸っているだけでも 頭がいたい。大きく深呼吸するが、頭痛は一向に収まる気配が無い。 あの痛みは本当にいたい。頭痛に悩まされたことが無い私にとっては ものすごい痛みだった。足を一歩前に進めることすらできないのだ。 ■あの痛みは忘れられない。もちろん、あの悔しさ。後少しで山頂と いうのに・・・自分が情けなくて悲しくて・・・下山してから 泣いた。それ以来、富士山に登るチャンスはない。もぅ、登れる体系 でもないので、いつもはアクアラインを通るときに見える富士を眺めて いるだけになっている。 ■そんな祖父に連れられていとこの兄が山に登っていた。 よく、二人ででかけては、登山しにいっていたのを覚えている。 そんな兄は、いつの間にか登山家という道をたどって言った。 高校で山岳部に入り、なにやらやらかしたらしいがw あの兄ならやるかな・・と思うところもある。 釣りも好きでよく釣りにもでかけていた。彼の額には小さな傷がある。 それは、釣りで作ったもので、当時は、骨折もしギブスと頭に包帯していた 兄の姿を見かけたことがあった。 ■登山家という道をたどって行くうちに、彼は世界で有数の山たちを 制覇していった。チョモランマ、K2、ヒマラヤ、ありとあらゆる山を 登っている。チョモランマ、K2を連続して登頂もしている。 チョモランマ登り終えそのままK2部隊と合流し、K2も制覇・・・ これを聞いたとき、この人は人間じゃない・・わ・・・とおもった。 ヒマラヤなどの標高の高い山に登ると大体はやせて帰ってくるらしいのだが ・・・かれは、逆に体重が増えて帰ってきた・・・。 そういう話を聞くと・・・山に愛されている人なのかもしれないと 一人勝手に思った。 ■そんな兄も去年は、登山中生死にかかわるアクシデントに見舞われ チームのパートナーたちの必死の処置で一命を取りとめたらしいが 妹の結婚式の時には元気な姿で参加していた。 ■一度だけ、その兄にドライブに連れて行ってもらったことがある。 「ほうとう食べに行こう」その一言で、車に乗ってドライブ。 ・・・私はというと、当時高校生。それも女子高だったために 男性と二人でドライブということはなかった。だからものすごく ドキドキしたものでもあった。山の話は一切しないで、いろんな話を して車に乗っている間中飽きることはなかった。 あの一面黄色の花の美しさ。電車と車で競争したあの道。 ほうとうを食べさせてくれたあのお店。今でもいい思い出で。 ■長女だった私にとって、「お姉さん」「お兄さん」がほしかった。 だから、いとこの兄は私にとって「お兄さん」でもあった。 後楽園のプールにいったり、遊園地にいったり・・・ いたずらを教えてくれたりwそんないとこの兄が世界の山を登り続けて いる登山家というのも私には少し自慢のことでもある。 ただ、いとこの兄は・・・そういう目で見られること自体が好きじゃない のではないだろうか?「すごいね~」という言葉で片付けられるという ことに不満があるというのか・・・そういう言われ方されたくない のかもしれない。 ■今では、ほとんど会うことが無い。1年に1回親戚が集う日にも 顔を出さない。まぁ、出さない・・というのが元気な証拠なのかもしれない。 そんないとこの兄が雑誌になにやら取材をうけたらしいw 岳人(GAKUJIN)の1月号 「30の質問」というのでいろいろと インタビューに答えている。 う~ん、こんなところでいとこの兄をみかけるとはwwwww ■来年もいい登山をしてくださいな。ひろちゃん。 ヒマラヤの空気というのを一度すってみたいなぁ~~~~~。 ・・・すえるほど空気ないんだろうけど。 来年はどこかまた登りにいくんだろうなぁ~~~~。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年01月26日 23時37分46秒
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