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■ ドラマ 永久の彼方へ

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2017年05月23日
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ゾルダ
  「嘘だろぉ・・・・なんだコイツ!」
               !? ドスっ★

 ゾルダも蹴り込まれるもすぐさまパンチで反撃っ! が、またも空を切る・・・。


 『遅いからよ。』

[近衛軍長]チーラン
  「カズエっ!」
           ぱーパシっ ぱーパシっ

 突然現れた和恵にもパンチと思わる攻撃があったようだが、和恵は手の平でそれを受け止めて
 いた。

和恵姉さん
  「ふぅ~ん。 すぐに無くなるわこれ。 攻撃の時は空気の塊となり、終わると大気に戻っ
   てる。」
      
[近衛軍長 補佐]スウラン
  「空気? どういう事ある?」       ぱー
                 ぱーパシっ ぱーパシパシっ
和恵姉さん
  「なんか、オン・オフしてるって感じ。」
[近衛軍長]チーラン
  「オン・オフ・・・・?」
和恵姉さん
  「そ、この感じだと、攻撃してくる時は空気を圧縮して打ってくる。終わると解放してまた
   空気に戻る・・・みたいな。」
ゾルダ
  「なんだそりゃ???」     ぱー
               ぱーパシっ パシっ  ぱーパシパシっ
和恵姉さん                    ぱー
  「私、これ受け止めて掴んでいるんだけど、、、、握ると空気になっちゃうの。
    陽江(ようこう)、代わりにあっちお願い。」
峨眉拳 棲 陽江(す ようこう)
  「分かったアル。」
             V ズバっ☆ V
[近衛軍長 補佐]スウラン
  「そっか、だから受けた後の攻撃はみんな空振り。 火炎も同じあるね。」
[近衛軍長]チーラン
  「じゃ、空気が相手か?」
和恵姉さん
  「そうね。 ここに誰かが居るというよりは、攻撃だけを発生させているって感じ。
   空気じゃ埒が明かないわね。 でも、動かしいる元を叩けば。。。
   ゾルダ、ミカールの所に移動できる?」
ゾルダ
  「さっき見たからな。 いってくらぁ。」
                       V ズバっ☆ V
[近衛軍長 補佐]スウラン
  「なんかややこしい・・・。」
[近衛軍長]チーラン
  「カズエこなかったら、ここに居た全員サイドバッグだった・・・。」
和恵姉さん
  「少なくてもあなた達はね・・・。
   さ、ここは凌紀(りょうき)と水軍長にまかせて、あなた達は利江ちゃんのところに。
   私はゾルダの手伝いにいくわ。」
                     サッ☆
[近衛軍長]チーラン
  「・・・・ 我らだけでは守れなかった・・・・。」
[近衛軍長 補佐]スウラン
  「でも今は守れてる、それでいいある。 さっ、行くあるよ。」
[近衛軍長]チーラン
  「あぁ。」


  ~
    ~

[竹林総元帥]チュウラン
  「本当にクラウスとやらはここに現れるのか?」
ゆうすけ
  「あぁ。 ここ 可能性はある。 なんせ自らの手で欠けた石碑の一部を持ち出
   している以上、一度行った場所、並びに会った人の元へは移動できるからね。」
シュナイケル
  「その通りだよー。」

               V ズバっ☆ V
峨眉拳 棲 陽江(す ようこう)
  「バトンタッチしたアル。」

ゆうすけ
  「お疲れさん。
   だから、この地に隈なく月光軍を配置させている。どこに現れるかは限定出来ないから。」

[神霊巫女]利江
  「そこまで先読みして見抜くなんて。」

ゆうすけ
  「突いたら、逃げ道や抜け穴を1っだけ残して置くのさ。つまり、次に行動する事をこちら
   から誘導し、その選択が1っならば策は練りやすい。 後はその連続って事。
   それにその配置が出来る人員と軍がここには居るからね。」

シュナイケル
  「ボクちゃんじゃ頭こんがらがって無理だ。」

[竹林総元帥]チュウラン
  「お前とゆうすけを一緒にするな!。」
シュナイケル
  「おー怖い怖い・・・。」

[神霊巫女]利江
  「陽江(ようこう)さん、状況は如何ですか?」

峨眉拳 棲 陽江(す ようこう)
  「西艶(さいえん)殿と水軍長殿のお蔭で、見えないヤツらは止まったアル。」

[竹林総元帥]チュウラン
  「うむ、まだ予定通りのようだ。」

ゆうすけ
  「読めないのはスナーグの動き。 まだクラウスと合流していないみたいだからね・・・。」

空軍兵
  「Ryuichi が思いのほかムキになっている様子でした。」

ゆうすけ
  「とうとう打ち明けたか。うっぷんが溜まってたんだんだろう。 よくずっと我慢できてい
   たと感心しちゃうくらいに。」

[神霊巫女]利江
  「でも全拳武道団の情報源が無くなっちゃう。」

ゆうすけ
  「たぶん、もう必要ないだろうな。そこは大丈夫さ。」

 そこへ、

[近衛軍長 補佐]スウラン
  「戻ったある~。」
ゆうすけ
  「スウランもお疲れさん。」

タロ
  『CUuuu』。。。  ( 利江の横で伏せてる姿で )

[近衛軍長 補佐]スウラン
  「ゆうすけ凄い~♪」  ( ゆうすけに抱き着くスウラン )
[近衛軍長]チーラン
  「喜ぶのはまだ早い・・・。」
[近衛軍長 補佐]スウラン
  「気持ち伝えた。。。 それにご褒美も必要あるよ。」

シュナイケル
  「しかしよぉ、なんでこんなに瞬間移動出来るやつが多い訳~?
   そんなに安売りした覚えはないのに・・・。」
ゆうすけ
  「本来は[北]、その一派の専売特許みたいなものだからな。」
シュナイケル
  「なんとか君、きみはほんと良く知ってるねぇ。。。」
ゆうすけ
  「大方予想は出来ているよシュナイケル、お前も もう素性明かしたらどうなんだ?」
シュナイケル
  「自己紹介ってか? 待ってました~♪ ボクちゃんは、[サイキック]の持ち主。
   ドイシュに住み・・・」
ゆうすけ
  「そうじゃねぇよ。 方位、[風向き]の話さ。」
シュナイケル
  「けっ、折角自己紹介のお時間がやってきたと思ったのに・・・。 まじの方かよ。
   こんなところで暴露するとは思ってもみなかったが、頃合いか。
                          (ちょっぴり真剣な顔つきになり、)
   おれは陳北家、北流伝承者 シュナイケル・シザー・北都 ってぇのが正式ネームだ。
   おわかり?」
[神霊巫女]利江
  「陳北家の・・・北流・・・。」  ( タロの頭を撫でてた手が止まった )
[竹林総元帥]チュウラン
  「そぅ、北の北。」
[近衛軍長 補佐]スウラン
  「北の陳家・・・ 」
[近衛軍長]チーラン
  「 ・・・ 北流伝承者 ・・・・。」

ゆうすけ
  「つまりこういちと一緒さ。彼は 陳北家 の北流、[北]の筆頭者ってこと。」
陳北家 北流伝承者 シュナイケル・シザー・北都(ほくと)
  「そういう事。。。
   なんとか君は何でもお見通しってか。まさか誘導されて明かすハメになるとは思いもしな
   かったぜ。

   だがよ、なんでこの娘も他の連れも瞬間移動が出来る? 瞬間移動ってのは北・北の特権。
   それでも全員とはいかないくらいの代物なんだぜ。」
ゆうすけ
  「瞬間移動が出来るってのは、陳北家 の中でも 北流 だけなのか?」
陳北家 北流伝承者 シュナイケル・シザー・北都(ほくと)
  「そだよ~。
   その上、その娘は炎も扱えるんだろ? なんとか君は物知りだから教えてあげるけど、ボ
   クちゃんも出せるんだな、( 人差し指を上に向けて指先に炎を出現させる )ぼっ炎
   ただ アイツの炎はこっちの使える程度、、、、なんてのと次元の異なる火力。 別の [風]
   モノだぜ。」
ゆうすけ
  「ふぅ~ん。。。」





                              -つづく-


第4-504話 ゆうすけの知能 -10 へ
 (一つ聞く いいアルか?)



  ※ このドラマはフィクションです。登場する内容は、実在する人物、団体等とは一切関係がありません。

    また、無断で他への転載、使用等を堅く禁じます。





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最終更新日  2020年09月09日 16時51分58秒
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