『シンフォニック・ロスト』 千澤のり子
「シンフォニック・ラブ」 千澤のり子 講談社ノベルス 900円北園中学吹奏楽部2年、泉正博。ホルン奏者の自分の夢は一つ「うまくなりたい」。それだけを目指しひたすら吹く。”夢の舞台”演奏会はもうすぐ・・・・・・。だけど部内で囁かれていた「カップルができると片方が死ぬ」という噂通りに先輩が謎の死を遂げてしまった。恐怖で部員たちの気持ちはバラバラ、音楽どころじゃない。それどころか皆の疑いの目は、死体を発見した自分に!?(表紙カバーより)2011年3月、読破。青春小説のようなストーリーに引き込まれて特に後半は一気に読みました。ミステリーとしては、見事に騙されました。第十六章「真相」で正直、混乱してしまいました。それまで、すごく自然で違和感を感じるところがなかったですから。今、これを書きながらも、すっきりとしていないです。どこで、どう騙されていったのか、再読してみないと・・・・・・。