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2010年12月16日
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「舞田ひとみ14歳、放課後ときどき探偵」 歌野晶午 カッパノベルス 895円

「すげぇ。すげーよ、おまえ。何者?」

「ただの舞田ひとみですよ」


ゲームとダンスが大好きで、勉強と父親は嫌い。生意気盛りの中学二年生・舞田ひとみが、小学校時代の同級生・高梨愛美璃と再会したのは、愛美璃が友人たちと、募金詐欺を繰り返す胡散臭い女を尾行していた時だった。数日後、女は死体で発見されて---。
驚きのひらめきと無限の想像力で、ひとみは難事件に挑む! 14歳の少女たちの日常と、彼女たちの周りで起こる不思議な事件をいきいきと描いた異色の本格ミステリ、シリーズ第二弾。さわやかに登場!(表紙カバーより)

前作から三年、無邪気であっけらかんとしていた少女も、大人の入口に立ち、人生の苦さや社会の不条理さを知るようになります。今回も基本は「ゆるミス」ですが、事件に対する彼女のスタンスが微妙に変わってきています。人間は誰しも時間とともに変化します。そういうキャラクターの変化を描いてみたいと思ってたちあげたのが、本シリーズなのです。次にお目にかかる時、彼女は十七歳になっていることでしょう。(著者のことばより)

2010年12月、読破。

舞田ひとみシリーズ第二弾です。第一弾の内容を全くと言っていいほど覚えていませんでしたが、楽しむことができましたので、第一弾を読んでいなくても大丈夫です。

中学生が挑むには重たい事件が多かったですが、深刻にならずに非常にあっさりと事件については書かれているので救われています。

彼女は家庭に問題がありますが、これからどう彼女が決着をつけて行くのか、17歳の彼女に会うのが今から楽しみです。





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最終更新日  2010年12月17日 00時51分46秒
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