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真理を求めて

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2012.10.20
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内藤朝雄さんの『いじめ加害者を厳罰にせよ』を読み終えた。今回も非常に共感できる内容にあふれていた。これは自分の中に、ある前提があるからだろうと思う。人によっては、内藤さんの主張に反発したり理解できないと思ったりする人もいるのではないか。それはかなりの部分が常識に反しているとも思えるからだ。

学校に警察権力を導入せよという考えと、学級制度を廃止すべきだという考えは、内藤さんが指摘するように「教育ムラ」の利権を脅かすので、教育業界の既得権益者からは反対されるだろう。では、教育業界とは関係のない市井の人々はどうだろうか?これも現段階では違和感を感じ反対する人が多いのではないだろうか。それは多くの人が現代日本の教育に毒されているからだ。合理的な判断が出来ていないからだと思う。

僕が内藤さんの主張にすぐに賛同できるのは、現代日本の学校が狂っているという前提を持っているからだ。狂っていると言うことは、既成の解決策では学校は変わらないと言うことだ。思い切った革命的な方法が必要だ。そのような前提があれば内藤さんが語ることはよく分かる。たとえ常識に反していてもそれが合理的な結論だと言うことが理解できる。

教育に毒されているという状況は、学校にどの程度適応しているかと言うことで毒された度合いが変わってくる。過剰適応している学校優等生は、最高度に汚染されて毒されている。だから内藤さんの主張を合理的に理解できないのではないかと感じる。学校価値観によって判断しようとするので、それはとんでもないことを言っているように見えるだろう。

僕はどちらかというと学校に対しては不適応な人間だった。学校は居心地のいいところでもなく、何か成功感を感じて努力することに価値を見いだすというところでもなかった。むしろ学校を無視して生きてきたという感じをしている。

僕は学校でノートをとったことがない。ノートをとることに意味があると思えないからだ。教師が板書することよりも、まとまった参考書に書かれていることの方が読み返すのに価値がある。何でわざわざわかりにくい板書を写すのかという意味が分からなかった。授業の間は、教師が話していることが分かっている間は聞くことに集中していた。このときにメモなどをとっていたりすれば聞くことがおろそかになる。だからメモもとらない。

では途中で教師が語る事が分からなくなったらどうするか。そのときから勝手に自分で他の勉強を始めた。教科書に隠して参考書を読むこともあるし、数学の問題を頭に思い浮かべて考えることもある。数学は長い文章を記憶する必要がないので、頭の中で考えるという対象にはピッタリだった。

僕は試験勉強も高校3年の夏休みになるまではやったことがなかった。授業の中で分かったところまででいつも試験を受けていた。ひどいときは古文の試験でクラスの最低点をとったこともあった。ほとんど関心がなく、授業での記憶がほとんどなかったからだ。これで平気でいられたのは、学校の成績というものに価値を感じていなかったからだ。落第しない程度の成績だったら何でもいいと思っていた。落第だけは避けようと思っていた。

高校3年になってから勉強を始めたのは、大学の入試で最低どのくらい点を取らなければならないかと計算し始めたからだ。ミスがなければ数学では満点を取るだけの自信はあった。だが英語が0点では合格しないかもしれないと思ったので、30点は取れるようになろうと思った。この時初めて文法を勉強して、副詞が動詞を修飾するものだというようなことも知った。

僕は愛校心のかけらもない人間だったが、そのおかげで学校に毒されずにすんだと思っている。学校に対する基本的な考えとして、そこが教育に名を借りた狂った場所になっていると言うことと、毒されてしまう(適応過剰になる)と思考停止になり合理的判断が出来なくなる、と言う前提を持っていれば、内藤さんのいじめ理論はきわめて分かりやすいものになる。将来的には、学校に毒されない人間をいかに増やしていくかが学校改革において重要ではないかと感じる。

学校に毒されて、内藤さんのいじめ理論に反発を感じる人たちに、どのようにしてその合理性を説得するかを考えたい。僕にとって内藤さんの主張はほとんどすべて当然の論理的帰結であり、合理性を感じるものだ。それをどのようにして伝えるか。内容を細かく見ていって、これからのエントリーでそれを論じてみたい。





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最終更新日  2012.10.20 11:49:05
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