「的確に指摘する」
私が商談で必ず行っていること。
それは、初めてお会いした時であっても、
「気になったことをきちんと指摘すること」。
全く売れなかった頃の私は、お客様の顔色ばかりを気にしていて、
心の中で思っていることを口に出来なかった。
ただ、嫌われるのが怖くて・・・
しかし、「心の中で思っていることを言わないことの方がずっと失礼だ」
と言うことを教えられ、思ったことを言うように努力した。
(注:お客様を傷つけるようなことは言ってはいませんよ)
その結果、お客様も真剣に聴いて下さり、
今までよりも絆が強くなった。
その人のことを考え、本音で勝負をしたから、
お客様もそれに応えてくれた。
時には、人生の大先輩に対して、
きついことを言わなければならないこともある。
若者に対して、お説教めいたことを言うこともある。
でも、それもこれも、その人にもっと良くなってもらいたいから、
臆せず言っているのである。
昔の自分では、考えられないことである。
気になっていることを的確に指摘されることは、
正直言って、腹が立つ人もいるであろう。
しかし、それは、一瞬である。
大事なことは、指摘をした後のフォローの仕方である。
人は、見透かされると、本音をさらけ出すもの。
私自身もそうである。
問題は、そこに「愛」があるかどうかだと思う。
多くの伸び悩んでいる営業マンは、この勇気に欠けている。
しかし、嫌われることを恐れていたら、
お客様との本音の壁は、絶対に突き破ることは出来ない。
一度だけでも、挑戦してみる価値はあると思う。
きっと、新しい自分を発見出来るであろう。
的確に指摘する・・・
皆様は、どう思われますか?
P.S.
今日は、お休みを頂きます。
今日の問いかけ
「臆せず的確に指摘していますか?」