「敢えて脱力する」
伸び悩んでいる営業マンは、お客様に良く思われようとする。
出来る営業マンは、敢えて脱力する。
私は、社会人になってから転職当初まで、
とにかく人から良く思われたいと言う意識が強い営業マンでした。
大きなことを言ったり、
出来もしないのに、あたかも出来ているように言ったり、
本当は知らないのに、知ったかぶりしたり・・・
今考えると、仮面を何重にも被った最悪な営業マンでした。
嫌われなかったかも知れませんが、
極端に好かれることもない営業マンだったと思います。
だから、お客様から心からの信頼が得られませんでした。
しかし、ある方から、
「思っていることを言わないことの方が失礼であって、
相手のことを本気で思うのなら、嫌われても良いから、
ハッキリその人に言った方が良い」と教えられました。
最初は、勇気が要りましたが、何度か繰り返していると、
今までとは、お客様の反応が明らかに変わり、
お客様も本音で語ってくれるようになりました。
結果、成約率も格段に上がり、ご縁を頂く機会も格段に増えました。
ハッキリモノを言うことは、確かに勇気が要りますし、
時には、嫌われることもあるでしょう。
でも・・・
相手のことを思うのであれば、絶対に言った方が良いです。
仮に嫌われたとしても・・・
私の経験上、思ったほど嫌われることはありません。
ただ、言う勇気が無いだけです。
そして今は、どこに行っても、ありのままの自分で勝負しています。
商談も良い意味で脱力しています。
売ってやろうとか、この契約が・・・とか、
そんな気持ちは、微塵もありません。
きっと、このスタンスは、お客様にも伝わると思います。
脱力している営業マンには、余裕があり、魅力があります。
私も一流の営業マンを目指して頑張りたいと思います。
敢えて脱力する・・・
皆様は、どう思われますか?
P.S.
今日と明日は、網走と釧路で仕事をします。(笑)
今日の問いかけ
「良い意味で脱力してみませんか?」