「売られると興醒めする」
私には、学生時代からお世話になっているカーディーラーがあるのですが、
その間、何人か担当が変わって、今の人担当してもらっています。
その方は、とても良い方なのですが、どうも私とは波長が合わず、
実は、二台持っていた車の一つを業務提携させて頂いてる
カーディーラーに変えた経緯があります。
（その時の状況は、２月のブログにアップしています）
それで、先週末、メインカーの定期点検があったため、
お伺いさせて頂き、点検を受け、
今後のためにメインカー向けのカタログを頂いたのですが、
一昨日、私自宅のポストに見積書を置いて行って下さりました。
正直言って、私は、今のところ買うつもりはありません。
「今の新しい車って、どんな感じなのかな？」って思って、
カタログをもらった程度です。
それで、担当の方から
「見積もりをポストに置いて行ったのですが、ご覧いただけましたか？」
とのメールが入り、
私は、「函館に出張しているので、残念ながら、まだ見ていないんです！」
と答えました。
そうしたら、「良い感じに見積もりが出来ていると思うので、ご覧下さい」とのこと・・・
その瞬間、私は、興醒めしちゃったんです。
多分、私の感覚がずれているんだとは思います。
多くの方は、それが「熱意」だと感じるでしょう？
でも、私の場合は、見積もりが見たかったら、私の方からお願いをします。
今まで、ずっとそうして来ました。
でも、私の要望も聞かずに、勝手に見積もりが出来上がるのって、
若干おかしくないですか？
きっと、私の考えが間違っているのだとは思います。
曲がってみているのかも知れません。
でも・・・
色だって、内装だって、オプションだって、
誰しもこだわりがありますよね？
勿論、我が家にもあります。
それより、もっと大切なことは、
「この車を誰が多く乗るか？」と言うことです。
この車は、私ではなくて、妻が乗ることの方が多いんです。
だから、メインカーの購入時は、妻の意見が一番に来なければいけないんです。
そう言ったプロセスも無く、勝手に見積もりが出来上がるのは、
やっぱり問題があるように思います。
日本の古い営業スタイルと言えばそれまででしょうが・・・
だから、営業マンの地位が上がらないんです。
今回の件は、自分にとっても勉強になりました。
自分の戒めとして、今回の件を３つにまとめたいと思います。
１．お客様から要望が無い限りは、プランは出来る限り提示しない。
２．お客様がプランを見たくなるような話に終始すること。
３．お客様の置かれている状況を把握し、要望をしっかり聴くこと。
特に私の場合は、人でモノを買いますし、
売られると、一気に冷めてしまいます。
でも、私と同じような感覚をお持ちの方も、ゼロではないと思います。
余談ですが、このブログをアップする前に、妻の意見を聞いてみました。
「私は、親切に取るけどなぁ～。たたき台があった方が良いんじゃない？」
と言われました。
う～ん、やっぱり、営業は難しい・・・涙
少し視野が狭くなっているのかな？・・・
売られると興醒めする・・・
皆様は、どう思われますか？
Ｐ．Ｓ．
今日は、会社で仕事をします。
今日の問いかけ
「お客様から求められない限りは、モノを売ってはいけない」
