「この業界大丈夫かな?」
昨日、ご紹介でお会いしたご夫婦との商談でのこと・・・
紹介者は、私の契約者であるお父様。
お子様が生まれたとのことで、
息子夫婦の相談に乗って欲しいとの依頼がありお伺いさせて頂く。
色々とお客様のことをお聴きし、私なりに問題点が見えて来たところで、
お客様から、住宅メーカーからの紹介で、
ある会社から保険提案を受けていることを教えて頂き、その設計書を拝見する。
一番印象に残ったのは、設計者の意思が強すぎること。
必要と予想される保障をカバーしていないこと。
そして、保険料が馬鹿みたいに高いこと。
そもそも、何のために生命保険に加入していますか?
万が一あった時や、入院やがん、介護に陥った時ですよね?
それらが抑えられていないのに、貯蓄の話だけが先行していました。
これから住宅を購入するお客様に対して、
あまりにも自分本位なプランだったんですよね?
住宅を購入するって、物凄く不安ですよね?
ちゃんと払えるか?
どれだけ初期投資が掛かるのか?
家具や電化製品はどれくらい掛かるのか?
税金、修繕費は、いつ頃、いくら掛かるのか?
それらが全て解決してからの貯蓄だと、私は思います。
そして、貯蓄の方法は、生命保険が全てではない。
もう一度言いますが、「生命保険の加入目的は、保障を手に入れること」です。
それさえ手に入れることが出来れば、ゆっくり貯蓄の方法を考えることが出来ます。
それを貯蓄ありきで、生命保険を一金融商品としてしか見れないから、
保障の話が一切出来ないんです。
保障が語れなければ、この業界を去った方が良いです。
と言うか、辞めて下さい。
貯蓄だけを語る人に、お客様をお守りすることなんて、絶対に不可能です。
もし、そのお客様が亡くなったとしたら、
お葬儀の時に、針の筵になって、遺族から罵声を浴びせられます。
我々の仕事は、そう言う仕事なんです。
その時に、後悔しても遅いんです。
そして、お客様には、全く罪はありません。
全ての責任は、それをリードをした営業マンにあります。
色々な会社で講演もさせて頂いておりますが、
冷っとすることが、多々あります。
本当にこの業界って、大丈夫かなって、心配になります。
「何のために生命保険を扱っているのか?」
この業界に携わっている人は、自問自答した方が良いと思います。
この業界大丈夫かな?・・・
皆様は、どう思われますか?
P.S.
今日は、小樽で仕事をします。
今日の問いかけ
「あなたの業界は大丈夫ですか?」