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カテゴリ:歴史
古文書教室の先生は京田辺市でも講座を持たれていて その教室が主宰された"木津の町を歩く"という催しに相乗りさせてもらって、歴史散策 JR木津駅集合でまず安福寺、平重衡の引導仏・十三重の塔がある。 平重衡は平清盛の五男で、東大寺、興福寺焼打ちを行った。 一の谷の合戦で源氏の捕虜となり鎌倉に送られるが 焼き討ちにあった寺の宗徒の要求で奈良に送られ、木津川の河原で斬首された。 重衡の引導仏と伝えられる阿弥陀如来像と重衡を供養する十三重の塔を見学
次に平重衡頸洗池・不成柿
重衡が頸をはねられる際にこの世の名残に柿を食べるが それを見た里人が柿の種を植えるが柿の実が成らず「不成柿(ならずの柿)」と呼ばれた。 今は木が代替わりし実がついていた。 木のそばに重衡の首を洗ったといわれる「首洗い池」がある。 今の季節、半夏生が咲き乱れていた。 次のお寺、大智寺 南山城地方で江戸時代中期の伽藍が残るのは珍しいそうで 本堂、庫裏、鐘楼堂、山門、附石造十三重の塔が 京都府登録有形文化財に指定されている。 次は和泉式部の墓、式部の墓は全国数箇所にありここの墓も定かではない
木津の渡し跡、旧大和街道にあり 「木津船中奉納絵馬」に見られる常夜灯や傍の旅籠川喜などを確認 「木津船中奉納絵馬」は江戸時代後期に木津の船持(ふなもち)衆が 御霊神社に奉納した絵馬で当時の様子を伝えている。
この後、正徳2年(1712)に起きた大洪水の犠牲者の供養石仏のある正覚寺で手を合わせ 散策は終了しました。 午後は”ふるさとミュージアム山城”へまわりこの日から開催の「塔に誘われて」を鑑賞 南山城の歴史と文化に触れた1日でした。 それにしても暑かった~~~ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.07.14 10:24:02
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