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今まですごいと思った人は何人かいますが、私の最初の上司のことを書きます。何がすごいかというと、30代半ばにして資格を100くらい持っていたことです。それも、趣味のための資格ではなく、仕事に関連ある国家資格が大半です。別に趣味が資格というわけでもなく、平日は営業で忙しく飛び回り、オフのときはカラオケでもゴルフでもなんでもこなす、という感じのスーパーマンでした。
あるとき、どうしてそんなに資格を取ることができたのか聞いてみました。その答えに驚いたのをよく覚えています。その方法とは、 金曜夕方、仕事から帰ってくるとすぐに勉強を開始する。 勉強内容は、過去問のみ。わかってもわからなくても、とにかく答えを見て解き方を暗記する。 金曜の夜は夜通しがんばる。 土曜も同様に一日中がんばる。 土曜の夜も徹夜する。 日曜日フラフラになって試験会場に行って受験する。 試験が終わって帰宅したら、月曜の朝まで熟睡する。 だいたいこのような工程でどんな試験でも通るそうです。 ただ、英検1級は通らなかった、といってボヤいていました..。 弁理士試験は、仕事からあまりにもかけ離れていたので、受けたことはなかったようです。弁理士試験はいくらなんでも..でも、彼のような人間が100人くらいいたとしたら、そのうちの何人かは通ったりして..。 1つの資格に対して、勉強期間は実質1日半です。 2週に1回くらい資格を取っていけば、3、4年くらいで、すぐ100個くらいの資格が溜まるそうです。..ある種の才能といえるかもしれません。 資格を取ったから偉い、とは思いませんが、彼の集中力はすごいなあと心底思っていました。私も真似ようとしたことがあるけど、すぐに挫折したのは言うまでもありません。 で、取得した資格が仕事上役に立っているかと言えば、はたから見ている限りはあまりそんな感じはしませんでした(笑)。ただ、出世するのはすごく早かったなあ。今頃どうしているんだろう?資格取得を継続していれば、単純計算で500個くらいになっているはず..。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.09.04 18:29:30
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