今朝は近所の病院へ行ってきました…
パパが今週はじめごろから、胃腸の調子が良くないと言っていたのです。
かなり、深刻気。
顔をあわせるたび、
「下すのはおさまったが…」
「なんでだろうね」
「どうも胃がねぇ」
「熱はないんだよね」
「胃が痛い、というより重い」
「うーん、36.5℃だねぇ」
「何故パパだけが」
実況中継。
「新聞の端とかをちぎってコヨリにしてコロコロコロコロいじった手でいろんなものを口に入れるから」
「タバコをすうから」
「今日の晩御飯何?ってず~っと考えているから」
…ありとあらゆる可能性がありますね!
「お腹の風邪じゃないの?」
「そんなはずはない。どこも何ともない!腹だけなんだ!」
「お腹の風邪、ってそういうものだと思うけど…
先週末もずっと、家族と同じもの食べてるわよね?」
「う~ん…そういえば金曜の昼はお弁当を持っていかなかったから、定食屋で食べたんだった。
あの刺身かな?
ノロウィルスかな?」
「でも、その食中毒だったらもっと早くに、劇的な変化が出るよね?」
「あとは…そうだ!
日曜日に食べた、ソラマメ!
冷凍食品の!中国産の!
…そういえば何だか、苦かった気が…」
今話題の…って、だったらこんな程度ではすまないでしょう?
受診したところ結局、感染性胃腸炎だそうです。やっぱりいわゆるお腹の風邪。
流行っているのだそうですよ。
それで、私はその付き添いで行った、わけではないのでした。
年末から年始にかけて、国会関連のニュースでトピックになっていた、
薬害肝炎問題。
1月の中旬、「一律救済」の方針が決まりました。
新聞に折り込まれてもいた政府広報には、全国で問題の薬剤を使用していた病院名を記載。
薬剤使用当時、その病院で手術や輸血などした人は、検査するようにとのことでした。
ポンを産んだ病院も、ガンを産んだ病院も、名前が掲載されていました。
ポンのお産。
正常ではありましたが、促進剤などの按配がよくなかった(のではないかと思われる)こと、
そのため破れてしまった産道の縫合が上手でなかった(と確信する)ことで、
退院した後ふたたび大量に出血して再入院。
輸血だったか増血剤だったか覚えていませんが、点滴をうけました。
ガンのお産では。
妊娠の経過は順調だったものの、陣痛が始まってから心音が弱くなる。急に帝王切開に決まりました。
<顔面位>という珍しい異常だったそうです。赤ちゃんが、頭ではなくて顔から出てこようとしてしまった、というの。
目立ちたがりの性格を象徴するような…と今になると笑えますが、昔なら母子ともに危険だった難産とか。
ガンは仮死産蘇生。死にかけた男、てやつね。
私は全身麻酔でした。
そのときのことはわかりませんが、数日して貧血をおこし、増血剤を点滴されたのは覚えています。
その広報を見て「これは!」と焦ったものの、
「今こんなに元気なのだから大丈夫だろう」
と思おうとしてみたり、
「もしものときはどうなるのだろう」
と思ったり。
数日を要しましたが、かかりつけの病院で検査をしてもらえるということでしたので、意を決して検査に行きました。
1週間ほどで結果が出るとのこと。
検査が済んだときには、一仕事終えたような気がしてほっとしたのですが、さて1週間経ってみるとまたしても、
「行っても、まだ結果出ていないかも」
「もしものときに備えて、心の準備、家の整理、整えてから聞きに行った方が」
「今日は寒いし空も暗いし」
「今日出かけた帰りに寄ろうと思ったけど、休診日だし~。残念~」
…我ながら情けない腰の引けよう…
今日、パパが病院に行くというので、やっと立ち上がる気になったわけです。
結果は、B型もC型も、(-)でした!
ほっとしました!
ああ、ほっとしました!
ほんとに、ほっとしました!