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ビデオで『ロスト・イン・トランスレーション』と
『イン・ザ・カット』を観ました。 どっちも良かったのですが、 特にとりたてて「感想」のようなものは浮かんで来ず、 ただひたすら「心地よい映画空間にひたる」時間を 過ごすことが出来たという感じですので、 あえて「日記」でいつものように「レビュー」することは 難しいかなと思い、書かずにおこうかとも思ったのですが、 まあ「自分の記録」として書いておくことにしました。 『ロスト・イン・トランスレーション』 「CMの仕事で東京に来たかつての大俳優」 (ビル・マーレイ)と、 「カメラマンの夫についてきたその新妻」 (スカーレット・ヨハンソン)が、 「新宿のホテルのラウンジ」で出会い、 お互いの「異国の都市の中での孤独と疎外感」を癒すべく、 意気投合し、一緒に「周遊」するという話でして、 「退屈でうんざり」なはずの「東京滞在」が、 「かけがえのない思い出」になったという話。 監督は「フランシス・コッポラ」の娘の 「ソフィア・コッポラ」。 何が起こるわけでもなく、その「滞在記」を そのままフィルムにおさめただけといっていい作品 なのですが、観た後さわやかな心地よさがありました。 「旅行の最終日」に、たとえそれが「楽しくない旅行」 だったとしても、「このまま帰りたくない(日常に)」 という気持ちが湧きあがる、あの感じを思い出させて くれるって感じかな。 きっと「ソフィア・コッポラ」自身の幼少時の、 「父親フランシス・コッポラ」に付いて東京に来た 体験とその実感を素直にこめた作品なのではと思います。 何の「説明」も「物語」もないことが、 よけいにその「実感」を語っているかのようでした。 あと、これは直接「内容」とは関係のない ボクの実感なのですが、 ボクは「喉と鼻と気管支」が悪いので、 「タバコ」は吸わず、「タバコの煙のある環境」にも なるべく身をおかないようにしていまして、 まぁしかし、「仕事の打ち合わせ」だったり、 「友人との歓談」などの時は、そうもいかないので 身をおき、あまり気にしないようにしているのですが、 それでもある種「タバコ」に関しては敏感な方かも しれません。かといって「禁煙ファシズム」的に 「禁煙風潮に賛成」というわけではなく、 「吸いたい人は吸えばいい」と思っているのですが、 そこで思うのは、どうしてある種の人は、 すごく「イヤそうな顔」をしながら「タバコを吸う」のだろうか? ということなのです。 この「映画」の中でも、「スカーレット・ヨハンソン」が タバコを吸うシーンが出てくるのですが、 それが実に「イヤそうな顔」をしながらの喫煙シーンでして、 それを見たとたんに、それまでの 「スカーレット・ヨハンソン」への「憐れみ」のような気持ちが スコーンと抜けてしまったボクなのでした。 まぁ別に「イヤそうな顔」をしてもいいのですが、 「同席」している時に、こっちは「出来れば吸わないでほしい」と 思っていつつ、「どうぞ吸ってください」と言ったその後に、 「イヤそうな顔」で「しぶしぶ仕方なく吸っている」みたいな 顔で「煙を吐かれた」日には、 心の中は「わだかまり」でいっぱいになってしまうという ワケでして、出来たら「ニコニコと楽しそうに吸う」か、 「吸わない」かのどっちかにしてほしいなと、 ボクは思うのでありますです、 まあ「そうしてくれたら嬉しいなぁ」ということですので、 「イヤそうな顔をしないとタバコは美味くないんだよ」と どうしてもおっしゃるのなら、それはそれでいいのですけど。 『イン・ザ・カット』 メグ・ライアンのヌードが観れるという、 ただそれだけの目的のために観た作品です。 とはいえ、「内容」的にも良く、ボクは満足でした。 こちらもあえて「説明」を省くことにより、 「揺れ動く女性の心情」のようなものが浮き彫りになっている ような感じでして、きっとこの「映画」は、女性が観ると、 もっといろんなものを感じられる作品なのではと思いました。 「メグ・ライアンのヌード」も、 さすが「女優」といった感じでして、 40代の女性とは思えぬほど(といっても、40代の女性のヌードを 数多く観ているワケではないのですが(^^))、 普段から「体型を維持する」べく頑張っていることがハッキリわかる、 均整のとれた見事なプロポーションでありました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年01月18日 16時35分16秒
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