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ザ・キングトーンズの内田正人さんが 亡くなったというニュースを知りました。 82歳です。 2003年11月12日に 「山下達郎書き下ろしの名曲」というタイトルで、 ザ・キングトーンズについての「日記」を 書いていることを思い出しましたので、 以下にそのまま載せることにしました。 ご冥福をお祈りします。 「山下達郎書き下ろしの名曲」(2003年11月12日) 『リザレクト/ザ・キングトーンズ&マリエ』 を借りて聴きました。 「ザ・キングトーンズ」は、 「グッドナイト・ベイビー」などのヒット曲を持つ 日本の老舗コーラスグループで、 彼らの78年発表の作品の初CD化です。 この作品には 山下達郎書き下ろしの名曲3曲が 含まれていまして、 全体の作風としては、 おそらく彼らとしては異色の 「シティー・ポップス」風味になっています。 「銀河からの帰還」という「コンセプト」で 全曲とも詞がつくられているのですが、 当時一世を風靡していた 映画『スター・ウォーズ』の影響でしょう、 あまり気にしなくて良いです。 全10曲中7曲の作曲及び全曲のアレンジを、 「都会的でありながら ほんのり歌謡曲風味をまぶす」作風で 当時ノリにノッてた梅垣達志が担当しています。 彼の作品『気絶するほど悩ましい/チャー』 『エピローグ/宮本典子』などは 時間を超えた名曲だとボクは思ってます。 しかし、やはり山下達郎の3曲の出来が 全体の中で「浮く」ほどに ずば抜けています。 特に、 「レッツ・ダンス・ベイビー」 「タッチ・ミー・ライトリー」 の2曲は、 すぐのちに山下達郎が自分のアルバムに収録する曲で、 「山下達郎ヴァージョン」とはまた違った、 「キングトーンズ」独自の魅力を発していて良いです。 梅垣達志の担当した曲も、 曲自体は悪くないのですが、 どうも「キングトーンズ」との相性が良くないようで、 歌謡曲っぽくなってしまうのです。 で、シングルカットした曲が、 中でも一番「歌謡曲っぽい」曲で、 「キングトーンズ」としては 「レッツ・ダンス・ベイビー」を シングルカットしたかったようなのですが、 当時の音楽状況からしたら、 いたしかたなしってとこですね。 いずれにしても、 「山下達郎ファン」ならびに そのあたりの音楽が好きな人であれば、 即買いですね、 借りてMDにコピーしているボクが言うのも なんですが……。 THE KINGTONES Let's Dance Baby &1978& Touch me lightly / The kingtones ・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019年02月19日 19時35分12秒
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