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テーマ:タイ(3328)
カテゴリ:タイ旅行記
カーオホン百年市場にいよいよ足を踏み入れます。
まずは「上市場」(タラート・ボン)から! うわー、なんとも見事な 見事な・・・ 閑散っぷり -_-;) 木造長屋造りの見事な屋並みよりもそっちが気になってしまいました。 だってお客さんは私以外人っ子一人いないんですよ! サームチュック百年市場とのこの落差はいったい何故なんでしょう? それを確かめるためにも歩き進めてみますか。 入口付近には土産物の売店が出ています。 サームチュックと同様、ミークロープ(揚げ麺のお菓子)や Tシャツなどが並んでいます。 が、本当に入口付近だけ。 その先は戸が閉まったままの店がほとんど延々と続いています。 あまりに閑散とし過ぎていて・・・ 子どものかっこうの遊び場と化しています(汗) さながら観光地じゃなくて、過疎化した生活の場って雰囲気。 両側に連なる木造長屋とその上に設けられた屋根でアーケード状になった 商店街は素晴らしいです。70年ほど経っているそうですがよく残っていたものです。 その点だけは、サームチュック市場の商店街以上の魅力。 でもいかんせん、商店街として成り立ってないんですよねぇ。 最奥まで来ました。 その先にはターチーン川が。 ありゃ、ここも護岸工事中ですね。 現存するのか不明ですが、この対岸に9つの部屋を有する邸宅があったことから ここはカーオホン(9室)と呼ばれるようになったんです。 この地を治める人の家だったようで、税務用の部屋や牢屋の部屋まであったとか。 その邸宅を建てたブンロート氏は、華麗な寺院を建てることから引く手あまたの 大工だったそうで、ひと財産築くと9室邸宅の主の孫娘と結婚して、 この地のターチーン川上で、船を繋げた商店を営みます。 が、1924年某日、強盗団が彼の船を襲い夫人を殺したうえ、 多くの財産を強奪して行ったのでした。 ところが翌日には強盗団全員がお縄になり、奪われた財産は無事に返却。 いや、無事どころか増えていたのです。他所で盗んだ金品まで返ってきたんだとか。 ほどなく再婚したブンロート氏は、それを資金に陸上に市場を作ろうと計画。 それでできたのがカーオホン市場だったということだそうです。 船だと襲われたら逃げ場が無いですからね。さらに大勢の人と一か所に 集まって住めば安全。そんな考えも働いて陸上へ引っ越そうと考えたのかも。 商店街を引き返します。 「こちらにまだ市場の続きがありますよ。」 不意に爽やか青年に声をかけられました。 狭い一角に設けられたフォトギャラリー(かな?)の人の模様。 でその店の脇に細い路地が伸びていました。 ここを進めってことですね。ありがとうございます ^^ これを抜けた先が、きっと中市場(タラート・クラーン)なんでしょう。 ちょっとワクワクしますね。 <交通費> 歩いただけなので: 0バーツ ここまでの合計:141バーツ つづく・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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