ベアリング。
テスト車両のハブベアリングが頻繁に緩むので、一度良く見ようと思いバラして見ました。左はカラーも外して、新品のベアリングを組む状態です。右はオイルシールを外した状態で、まだ中にベアリングが残っています。左側のアップです。ベアリングカラーを圧入する為に、結構精密に出来ています。いい加減に作ったりしたら危ないですよね、作業も正確にする必要があります。左側のアップです。ベアリングは取ってありますが、カラーは抜いていません。グリスも汚れていますし、良く見るとカラーも変色しているようです。右が今までついていた物。左は新品です。分りやすいように洗浄してあります。ついていた物はアメリカ製でした。新しい物は在庫に有った物と、新たに注文した物のミックスになってしまい、イギリス製と日本製(NSKでしたか?)になっています。どちらが丈夫なのか、良いテストになります。結果の出ないテストかも?????見比べて見ると分ると思いますが、右側はカラーとベアリング部分に少し焼きが入っています。 (少し赤く見える部分です。)さすがに14万キロ使用しているので、これ位は当然の事ですね。逆に使う気になれば、まだまだ支障は出ないと思います。考えてみると、ベアリンググリスの入れ替えはした事がありますが、ベアリングのトラブルで交換をした記憶は有りません。あの車重を良く支え続けたと思います。これから走行距離の多い車が多くなるので、要点検箇所ですね。気を付けないといけません。でも、丈夫な部品です。でも、壊れると怖い部品です。。。