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ロンドン・タクシー(London taxi) 英国のタクシーの名称ロンドン・タクシーは、商標でもあるそうです。 走るグランド・ピアノと呼ばれる黒塗りの、箱形のタクシーは、最近こそ広告を付けて品位を落としているけれど、相変わらずタクシー車両の仕様には厳格な規定がある為に、その形は大分変化したにしても、古めかしいスタイルを今も踏襲しているようです。 ロンドン・タクシー・インターナショナルのLTI TXシリーズ? 1948年にリリースされたオーステイン車のFX-3の形が未だ踏襲されて現在にいたっているようです。 全長は、15フィート(4.57m)を超えてはいけない。 全幅(サイドミラーを除くボテ゜ィー)は、5.9フィート(1.75m)を超えてはいけない。 座席のクッションが一番沈んだ点から天井までの高さは38インチ以上なければならない。 座席の全幅が・・・・など車内外のサイズにまで及ぶ規定。 Uターンの時のU字の幅の内径が28フィート以内でなければならない。 性能についての規定まであるので、スタイルはおのずと決まってしまったのでしょう。 (ロンドン・タクシーはこうでなければならないと言うスタイルがこれにより決まった?) この規定現在は多少の数字も変化していると思いますが、基本1906年に決められた法律で、小型の一頭立て馬車の大きさと能力が元になって作られた規定のようです。 実際ロンドン・タクシーが全て自動車になったのは第二次大戦後の事だそうですが、17世紀からつづく馬車タクシーの歴史は今もいろいろな規定や呼び名でたくさん残されていて歴史の深さを感じさせてくれます。 キャブ(Cab)とも言われるタクシーは、19世紀にフランスから来た小型軽量で快速で走る一頭立ての2人乗りの小型馬車の名から来ているそうです。 エレガントでかっこ良くても、人をはねたり、街頭を倒したり、乗客を振り落としたり・・と、交通事故も非常に多かったそうです。 しかし、きどる若者には人気で、キャブに乗った回数が自慢になるほどだったとか・・・。 最近見かける広告タクシー。「MARC JACOBS」のコーシャルだ・・・。 ちょっと前までは考えられない・・・。 紳士淑女の乗る馬車から発展しているので、山高帽(シルクハット)をかぶっても乗れるのがロンドンのタクシーの規定ですが、時代の流れといってもちょっと残念かも・・・。 下の広告よりは花柄のがましだけど・・・。 座席はシートに3人向かいのシートを2個たおして2人。向かい合わせは馬車の名残ですね。今は、車いすもそのまま乗れるそうです。 ロンドンタクシーの運転資格 ロンドン・タクシーの運転手の愛称はキャッビー。 タクシー運転手のライセンスを取得するのは非常に難しいそうです。 運転実技、性格テストに加え大変なのが地理テスト(Kowledge)。 ロンドン市内の全ての通りの名と番地を覚え、主要な建物ホテルを覚え、一通や右左折の禁止等も覚え、常に最短距離を即答できなければいけないそうです。 下は、勉強中の見習いさん・・・バイクで走りながら覚えるようです。 雨でビニールをかけているけど中はクリップで止められた地図などの教本のようです。 ロンドンには半径100km圏に22000本の通りがあるそうです・・・・ 独学ではやはり無理なので、専門の養成所に入るそうですが、ストレートの合格者はほとんどいないそうです。 一度落ちると8~12週間は試験が受けられず、合格まで12~14回試験をうけるのが一般的で2年6ヶ月はかかるようです。 定年がないのが良い所だそうですが、これだけ難しいとある意味エリートですよね。 一般的には会社に入り、何年か働いて、お金を貯めたら自分で車を買って、オーナー・ドライバーになるのだそうです。
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