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カテゴリ:言霊&spirits
小野正嗣・著 毎日新聞2023発行233頁1970大分生、東大卒、早大教授、41の掌編小説で一連の話かと思いきや繋がりもなく舞台も国内外のあちこちで、カラスを、読点と表現したり男と女、家族の淡いショートストーリーで詩みたいな新小説のタッチもとさすがに芥川賞作家は違う、日曜美術館の司会で門外漢の語り口は親しみがありフジタ的眼鏡とヘアースタイルで作風もユニーク。「倒木蘇生」大嶋岳夫・著2023初版発行、鳥影社 発行1942-中富良野生、北大卒、師ー志賀直哉、遠藤周作219頁、標題の如く波乱の人生でドキュメンタリールポルタージュみたいでこちらは楽しめた。元役人の体験から行政と法人、社会との軋轢のなかで虚実の被膜を露骨に表現した文学の一つの可能性の風穴にもなりそうで、国際イベントの誘致や火力発電は実は原発などオイルマネーからチャイナなど世界を駆け巡る策士。どちらもお初で読書知らずのななめ読み
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