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カテゴリ:旅行の思い出
私はサンフランシスコにある語学学校(UC Berkeley Extension)に通ったことがあります。
秋季クラスをとっていたので、ハロウィーン、 サンクスギビング、クリスマス、と行事をたくさん経験できました。 ハロウィーン当日は学校でも放課後にみんなで仮装をして パンプキンパイと飲み物で簡単なパーティーをしました。 この日のためにいろいろなお店をまわって衣装や小物を集めたのは良い思い出です。 学校のパーティーでは先生たちも仮装していました。 先生たちは授業のときとは打って変わってはしゃいだようなかんじ。 さすが、アメリカ人はパーティーの楽しみ方を知っているな、と思いました。 夜はクラスメートや同じレジデンスクラブ(長期滞在用の寮のようなホテル)にいる友達と Castro St.(カストロストリート)へ繰り出しました。 サンフランシスコはゲイの人がとても多いところです。 特にPalk(ポーク)ストリートとCastro(カストロ)ストリートの近くに 集まって住んでいるとされています。 ゲイの人は美意識が高い人が多く、この二つの通りには 素敵なブティックやおしゃれなレストランなどのお店が並んでいます。 ハロウィーンはゲイの人にとって大事なお祭りのようです。 日本人の私はハロウィーンは子供がお菓子をもらいにいくものだと思っていたので、 初めてカストロストリートでのハロウィーンのイベントを見たときはびっくりしました。 街中大混雑向かう地下鉄のBARTからして日本の朝のラッシュのよう。 それにほとんどの人が仮装しているので、着膨れして余計タイヘン。 羊やライオン、クマ、鳥、悪魔、魔女、お化けばっかり乗っている満員電車 って想像すると面白いでしょ~? カストロストリートはうわさどおりで、通り沿いの自宅やお店を開放して いたるところでショーやライブをしていました。 マイクを模して掃除機のホースを持って歌をうたったり、仮装をして踊ったり、 にぎやかなことこの上なしでした。 このカストロストリートでたくさんの学校の先生に会いました。 学校のパーティーでもはしゃいでいましたが、 ストリートで会った先生たちは、もう別人格のようにはじけていました そして私たちは悟ったんです。 学校の先生のほとんどがゲイだったということを! 残念なことに、今年はカストロストリートでのイベントはないそうです。 数年前からゲイの人たちを襲う事件が多発し、 昨年、若者グループによる銃撃事件があったため 主催を引き継いだサンフランシスコ市が中止を決定したそうです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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