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カテゴリ:ガーデニング・植物と花
最近よく買っている花屋さんでユリの花を買ったらおまけをくれました。
蒲(がま)です。がま?どこかで聞いたような~? そう、因幡の白兎(いなばのしろうさぎ)伝説に出てくる うさぎの皮膚を再生させた植物のがまでした! 【因幡の白兎】Wikipediaより 大国主(オオナムヂ=のちに大国主命)には多くの兄弟(八十神)がいた。 八十神が稲羽(因幡)のヤガミヒメを妻にしようと出掛けたとき、 八十神はオオナムヂ(大国主)に荷物を全部持たせた。 気多(けた)の岬に着くと、裸の兎が伏せっていた。八十神は、 「お前は海水を浴び、高い山の上で風に当たって寝ていろ」と指示した。 兎がその通りにすると、 海水が乾くにつれて身の皮が風に吹き裂かれた。 兎が痛みに苦しんで泣き伏せっていると、そこに遅れてオオナムヂが やって来た。オオナムヂが何があったのかと問うと、兎はこう答えた。 「私は淤岐嶋(おきのしま)にいて、こちらに渡ろうと思ったが渡る手段がないので、 海の和邇(わに)に「お前と私とでどちらが仲間が多いか競争しよう。 できるだけ仲間を集めて気多の岬まで一列に並びなさい。私がその上を 走りながら数えて渡るから」と言った。和邇は言われた通りに一列に 並び、私はその上を跳んで行って、地面に下りようとする時に 「お前たちは騙されたんだよ」と言うと、和邇は私を捕えて 着物を剥いでしまった。先程通りかかった八十神に言われた通りにしたら、 すっかり傷だらけになってしまった」 オオナムヂは兎に、河口へ行って真水で体を洗い、 そこに生えている蒲の花粉(蒲黄)を取ってその上で寝ると良いと教えた (蒲の花粉は傷薬に良く使われた)。 兎が教えられた通りにすると、体は元通りに直った。 この兎は、後に兎神と呼ばれるようになった。 兎はオオナムヂに、 「ヤガミヒメは八十神ではなくあなたを選ぶでしょう」と言った。 蒲の穂は秋になると真っ白な綿を吹くそうです。 真っ白な綿もウサギ伝説につながっていそうですね。 それにしても、八十神たちの意地悪なことといったら! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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