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カテゴリ:ケーキつくり教室(ABC)
昨日は会社帰りに久しぶりにABCクッキングスタジオで料理教室に参加しました。
先生はモチロン、りえ先生。 日曜日はケーキつくり教室の受講開始時間を2時間間違えてしまったので ちょっぴり早めに行って、りえ先生に再び謝りました。 この日のメニューはメインが天ぷら、秋の味覚と黒豆のおこわ、 たこときゅうりの黄身酢添えでした。 受講したのは私を含めて4人で、そのうち2人は友人同士のようでした。 授業が進んでいくうちに、なんとな~く違和感を感じ始めました。 天ぷらはつゆを手作りするし、下ごしらえに時間がかかるので りえ先生も「急かせる感じで悪いけれど、がんばってね」と言うくらい 授業のスピードが速かったので、 その違和感が何だかよくわからないうちに授業が終わりました。 でも、試食のときにそれが何だかわかりました。まずひとつは 一緒に受講した人たちは包丁の使い方の基礎すら出来ていない人たちだったこと。 黄身酢添えのきゅうりはジャバラ切りにするのですが、 私の器に盛られていたのは、全然切れていなくて、 ただ切り込みの入ったきゅうりでした。まったく味がしみこんでいない~! もうひとつは、自分が作ったものが食べられなかったこと。 海老をお蕎麦屋さんの海老天のようにするため潰すのですが 潰すのを失敗して切れそうになっている海老が私のところに盛られていました。 私はちゃんと拡がるように潰したんだけどなあ~。 黄身酢添えのきゅうりだって私はジャバラ切りにしたんですけど~。 なすの飾り切りも私が作ったものと違うものが盛られていたし。l よく考えると、天ぷらの盛り付けをした人は形の良いものを自分のところに 選んで盛っていたようです。 私が手伝おうとしたら嫌な顔をされたんで、ちょっとビックリしました。 というわけで、上の写真はいつものように私が作ったものではありません。 秋の味覚ごはん(黒豆・甘栗・ぎんなん)はダシを私が計量したので これだけは私が作ったものといえるかな。 でもね、天ぷらを盛り付けた人は自分のところにぎんなんが多く 入るようにしていたんですよ~。 授業中に感じた違和感。。。それは今まで一緒に受講した人たちと 今回受講した人たちの『質』の違いでした。 今まで一緒に受講した人たちは、自分が作ったものを自分の器に盛っていたし、 形のいいものを選んだり、具を自分に多く入れたりなんてことはしませんでした。 試食は次の授業がもう始まっているので邪魔にならないように 15分くらいで済ませるのがフツウなのですが、 3人ともダラダラ食べていて、私が食事が済んでもまだ半分も食べていませんでした。 まるでレストランにいるかのように、おしゃべりしながらゆっくり食べていましたね~。 今までこんな人たちと一緒に受講したことがなかったので 昨日はいろいろ驚くことがありました。 極めつけは、私が食器を洗って「お先に」と声をかけたのを無視したこと。 う~ん、かなりヤバイ人たちだと思います。 帰り道、なんとも腑に落ちない気持ちを抱えながら歩いていると、 今まで一緒に料理教室に参加した人たちは ほとんどが私のようなりえ先生のファンだったことに気がつきました。 昨日の人たちは他の教室へもよく行っているようでした。 今までの授業だと、りえ先生も教え子のことがよくわかっているので プライベートな話も時々盛り込まれながら和気藹々と授業が進んでいきました。 そういえば、昨日はいつも試食のときに次の授業があっても 合間を見て何度も顔を出してくれるりえ先生が一回しか来なかったっけ。 りえ先生もなにか感じていたのかも~。 りえ先生を囲みながら楽しく授業を受けることは当たり前のことだと 思っていたけれど、これが実はすごくラッキーなことだったんだ、 ということに気がつきました。 当たり前だと思うことは実はすごく幸運なこと。 楽しく授業を受けるのが当たり前と思っていた自分をちょっぴり反省しました。 というわけで昨日は、楽しく授業を受けられたら、それはとても幸運なことなので 感謝するべきことなんだということを教えられた日でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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