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カテゴリ:マイ・ライフ
昨日は久しぶりに演劇鑑賞に三軒茶屋へ出かけました。
寺山修司さんの生誕80年記念公演の『身毒丸』。 寺山作品を観るのは初めてです。 お友達に誘われて、観ることになりました。
この街は渋谷のすぐ隣にあるけど、 どこか庶民的で落ち着きます。 美味しい食べ物やさんがいっぱいあるし なんで、関西弁なんやろか? でも、ゆっくり食べるほどの時間はないので、 駅近くのジョリーパスタで簡単にすませることにしました。 シーザーサラダと、 和風の帆立バター醤油パスタ。 あと、ナポリ風のライトなピザを1枚。 二人でシェアして食べました。 開演10分前に席に着くと、もう舞台上では役者さんたちが演じ始めていて、 幕が開く、というより、イントロから自然に劇に入る感じでした。 『見世物オペラ』なので、音楽が大事な舞台らしく、 バンドが舞台の中央に陣取っていて、 ライブを観に来たような感じがしました。 大きさから言えば、それほど大きな舞台ではないのに、 異次元の世界が感じられる、とても大きな空間が出来上がって、 最初から『不思議な世界』にすっぽり入りこんでしまいました。 口べらし、身売り、といった言葉が 「時代設定が日本が未だ貧しかった頃」を連想させます。 ステージの両脇に立つカラクリ人形を演じる若い女優さんたちが メインステージのどろどろと怪しい雰囲気を中和させるかのよう。 でも、清楚で可憐な中に”得体の知れなさ”も感じさせ、 やっぱり、不思議ワールドの住人なんだなあ、と思いました。 怨霊なのか、生き霊なのか、初めから人間とは関係ないのか、 次から次へと妖怪が出てきて、まさに『見世物』小屋。 どれ一つとっても怪し過ぎで、家に絶対お持ち帰りしたくない方ばかり。 CGやらSFXに慣れた目には「化粧と演技でここまで出来る」ことに 新鮮な感動を覚えました。 人間が創り出す『ナマの迫力』はやっぱり何物にも代えがたい。 世田谷パブリックシアターには初めて行きましたが、 広さといい、芝居を見るのに最適な環境を持っていると思いました。 もう一回、観たいなあ。 チケ、買っておけばよかった! いつも同じ芝居を2回以上観ることにしているんだけど。。。 日曜日が千秋楽です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015年02月01日 10時27分56秒
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