前門の虎、後門の狼　<年子を抱えて>

いつも散らかっていて、どうにも居心地の悪い家だったら、
家にいるより出かけたいと思うかもしれないけど、
気持ちよく片付いていて、好きなものに囲まれた家なら、家で過ごす時間は楽しい。

たいした用事もないのに外出すると、つまらない散財をしがちだ。
それに、休みの日はどこに行っても大抵 混んでいて、それだけで疲れる。
やっぱり我が家が一番だ～！家にいるのが楽しいから、あちこち出かけたいとは思わない。

子どもたちは、休みといえばどこかに出かけられると思っているようで、
どこにも行かないとブーブー文句を言いやがる。
君たち、家で過ごすことの何が悪いかね？自分の家が一番くつろげるとは思わないかね？
って、子どもには通用しないかな（苦笑）。

あぁ～寄ると触ると姉弟喧嘩だ。ウンザリするぜ。
結局 暇ってことかい。じゃぁ、掃除を手伝ってもらおうじゃないの。



使っているのは古新聞。
数年前、窓磨きには新聞紙を水に濡らして使うといい、と何かの本で読んで、
新聞紙でガラスがきれいになるなんて信じられない…と思ったのだが、
実母がこれを実践していて「騙されたと思ってやってみなよ」と勧められ、
それならばとやってみたら、あら不思議！本当にピカピカに！
雑巾みたいに絞る手間もいらないし、洗剤を使わないから手が荒れる心配もない。
子どもにも安心して任せられる。

掃除なんて、単純で不毛な作業だから嫌いという人が多いだろう。
でも私は掃除が大好きだ！大切な住まいをととのえることは、暮らしをととのえること。

さぁ、気持ちよく寅年を迎えよう。