翌日は、再開した旭川の旭山動物園へ行った。武漢肺炎で、長らく休園していたのだ。
◎バスの乗り継ぎが悪く
旭山動物園の特徴は、「行動展示」で、狭い檻に入れた動物を見せるだけではない。できるだけ自然に近い檻の環境をつくり、そこで行動する動物を見せる。
朝、7時に札幌駅前のバスセンターで旭川行きの高速バスに乗った。乗車時間は2時間5分ほど。時間はJR北海道の特急よりかかるが、運賃ははるかに安い。だから車内は、けっこう乗客が多かった。
ただ運は悪かった。旭川駅前から1時間に2本しかない旭山動物園行きのバスが、高速バスがやや遅れたため、直前で発車してしまったのだ。僕と同じ高速バスで来て、旭山動物園に向かう予定だったらしい人たちが、何人も駅構内で時間をつぶす羽目になった。
◎小高い丘の旭山の斜面に動物園
その間に少し観察したのだが、旭川駅前の広場は広大で、札幌駅前よりも広い(写真)。
さらに駅構内も広い。木工の地らしく、太い木の幹で造形したオブジェのような物が面白い(写真)。
ほどなくバスが来た。それに乗ると、終点の旭山動物園まで約35分だ。10時20分頃には入園できるから、それでも十分に楽しめる。
動物園は、海抜295メートルの旭山の公園の一部を成し、旭山の緩やかな斜面につくられている(写真)。
◎強い日差しが照りつけるようになった
入園料は1000円。市民特別料金は700円で、中学生以下は無料だから、小さな子ども連れのお母さんの姿が目立った。
旭川に向かう途中、一時はバスのフロントガラスを雨が濡らしたが、入園する頃には青空が広がり、強い日差しが射していた。
昨年の今日の日記:「アメリカ上下両院が全会一致で可決した核兵器級の「香港自治法案」、トランプ大統領の決断待ち」